左:TRY/JPY月足
→リーマンショックの下落角度の勢いを保持するほどの
急斜面で力強く下落するリラ。
右:TRY/JPY日足
→最安値は2021/12/20につけた、6.092 TRY/JPYだが、
もはやそこに向かわんとする勢い。
こんばんは、品川です。
露ルーブルの話のつづきです。
・スタグフレーション
露ルーブルの将来
(この記事から)
もうスタグフレーション(コストプッシュインフレと同時進行する景気停滞)は確実なんですが・・・まあ、それは戦争に参加している痛み、として理解している”市民”は多いとおもいます。
他方、現実味を帯びているのは、ロシアが当然のような顔してデフォルト(国債の償還期日にカネ払わない)をする、ということでしょうね。
なんか、歴史の教科書でみた、通貨の紙屑化が、現実のものとなりそうです(上掲画像)。
いや、ベネズエラとかで現代でも起こっているんですけど、なにより、現在のウクライナ侵攻のすごいところは・・・
超近代国家のロシアで、それ(通貨紙屑化)が起ころうとしていることですよね。
・第三世界
わりと順調な
ZAR/JPYと、
MXN/JPY。
現在のウクライナ侵攻そしてロシア金融危機(といっていいでしょう)に対し・・・
けっこう涼しい顔しているのが南アフリカランドですね。
ユーロの影響受けるので、なんとも言えないですが・・・
南アフリカは中国が最大の取引先だ、と言われることもあるし・・・
まあ、高金利通貨(トルコは=ロシア、メキシコは=アメリカ)のなかで、唯一、冷戦構造に関係ない第三世界に属する・・・というところも受けているのでしょう。
ただ、相変わらずふたをあければ財政難でヒーヒー言っているとおもうよ。
・天国さん
・・・ただ、現在、私が悪趣味で密かな楽しみにしているのは、トルコリラと天国への階段さんのブログを読むことですね。
例のエルドアン大統領の御乱心(インフレは政策金利高のせいだ!)の頃、天国さんは、一度トルコリラを止めて南アフリカランドに移ってきたのですが・・・
こっそりとリラユーザーにリターンしていたのでした(この記事←階段さん、と呼んでいる)。
やはりナンピン買いの味が忘れられず、現在のリラ下落を”チャンス”とみて買いあさっているようです↓
30万通貨 買値平均:8.105 反発すれば天国か
・
昨日もしっかりと下値追い。下落した時に増やせるだけの余裕があれば勝ち、減らさなければならなくなったら負け。まあギリギリいまのところは勝ってますが、これ以上下がったらやや負けです。
ウクライナ危機が混とんとする中、トルコは存在感を発揮しようと頑張っているようですが、それよりも下落するトルコリラに対しては、財務相が次期にはインフレは改善させると断言、、、何回目の断言か知らないが(笑)、していますので、対策を10日以内に何か出すでしょう。
そうしないと、預金保護策でなんと預金額に対して40%の利子をつけなくてはならない状況です。本当に大丈夫なんでしょうか?
・・・ああ、預金保護策なんてありましたね。
それより、トルコはロシアと手を切れない(善玉ベラルーシみたいな感じ)ところに最大の欠陥があるとおもいます。
私は、トップ画像の最安値(6.092 TRY/JPY)を更新するとおもいます。
やったじゃないですか、天国さん!
また安く玉を手に入れられますよ(ナンピン買い)!
・・・なんて、ほくそ笑みながらみています。
本当に、ごめんなさい。m(_ _)m
・・・・・
天国さんのブログは本当に、ためになるので、FX初心者のひとは読むことをおススメします。(←フォローしたつもり)
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m