トルコリラ下落と「天国への階段」(2021/3/22 FX;3/27追記アリ)

(「窓を開けて下落
TRY/JPY 5分足」
出典:外為どっとコム)

 

 

こんばんは、品川です。

 

どっちみちまとめなければならないことだったので、早めにまとめておきます。

 

 


・ウイサル→アーバル→カブジュオール


はやくもトルコリラショックの言葉が躍る。

 

 

 

もはや中銀総裁、追う気も失せていました。

 

2020年11月7日にウイサル→アーバルに中銀総裁変更が行われたのですが・・・

 

半年もたなかったですね。

 

2021年3月20日に、エルドアン大統領が、アーバル総裁の首をカブジュオール氏(上掲画像)に挿げ替えました。

 

上掲リンクの日経新聞から↓

 

 

「トルコショック」再来か 中銀総裁更迭でリラ急落

2021年3月22日 19:38 (2021年3月22日 20:49更新)

【イスタンブール=木寺もも子】トルコ通貨リラの対ドル相場が22日、急落した。中央銀行総裁として引き締め政策を続けてきたアーバル氏をエルドアン大統領が解任したことで、通貨防衛が緩むとの観測が広がった。エルドアン氏は金融緩和で景気を浮揚させ、支持率を高める構えだ。だが、通貨安で物価が上がれば、市民生活は悪化しかねない。市場の動揺が広がる可能性もある。

リラは対ドルで一時、前週末比15%前後下落した。一日の下落幅では2018年8月にトランプ米前政権との関係悪化でリラが急落した「トルコショック」以来の大幅な下落率になった。トルコのエルバン財務相は22日「物価と金融の安定なしに持続的な成長はできない」という内容の声明を発表し、同国中銀が早期に利下げへ転じるという観測の打ち消しに追われた。

 

 

やっぱりエルドアンの政策金利下げ、のスタンスは変わらないわけですね。

 

参考:「まさかの総裁更迭…」トルコリラの焦点

 

 

 


・あきらかにおかしい


(2021年)3月には政策金利19%に上げています
(予想は18%だった)。

 

 

もはや上掲グラフで追われることさえ止められてますが、身も蓋も無い利上げ攻勢で・・・

 

・・・トルコリラは、直近(2021年3月)の政策金利会合で17%から19%に利上げしています。

 

参考:みんかぶFX

 

・・・とりあえずデータだけ、集めておきました。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

 

 

 


追記:天国への階段


 

 

笑ったら大変失礼なのですが、トルコリラと天国への階段さんが、今回の下げで、トルコリラトレード止めたみたいです。

 

これが一番驚きました。

 

 

南アフリカランドと天国への階段へようこそ

ご存知のように、トルコリラ円と天国への階段は 今朝の時点で幕を閉じました。

長い間応援、注目をしてくれてどうもありがとうございました。

維持率が400%の人までが刈られるという大事が発生したため、今後はトルコリラには一切手を出さないようにします。

追加証拠金はランド円の大半を売って工面しました。明日からは500%の維持率をキープした南アフリカランド円のブログが始まります。

 

 

2021年3月22日、ちょうど窓開け(本記事トップ画像)があった日のコメントみたいですね。

 

週明け前、15円台から、14.5円くらいで耐えてくれると踏んでいたようです。

 

 

アーバル総裁解任で月曜日はどうなるか?

月曜日の朝窓ですが、スプレッドは開くと思いますがフラッシュクラッシュは起きないと思います。何故なら19.0%の金利はこれから1か月間続くわけですし、その間で少しトルコの経済と財政が回復していれば問題ないことですから。

で、朝窓は一瞬Bid値は14.5以下にはなるでしょうかね?そこからジリアゲとなるか急回復となるかはわかりませんが、その振れ幅だけは気になるところです。あまりにもひどいようだと損切しますが、14.2位までは耐えられるので、なんとか耐えて欲しいところです。

 

 

結果は、13円割り込むところまで行きました(トップ画像チャート)。

 

私、コロナ禍に入ってからは、いろんな意味で、読むの(文字通り)敬遠していたのですが・・・

 

「天国への階段」さんは、もう一切、リラには手を出さないみたいですね。

 

 

気持ちの整理と新興国通貨の維持率は500%死守で

トルコリラは結構注意していたのですが、予想外の利上げと、為替の上昇で勝負どころと思ったや否やの中銀総裁の解任ですからね。本当に狙ったって出来ないような最悪のタイミングでこういうことをなさるエルドアン大統領に対しての私からの答えは、リラはもうやらないです。

 

 

なにはともあれ、破産されていないようなので、危機管理は・・・できて・・・い・・た・・・ということに・・・(絶句)。

 

ご本人が申告されている、最後のポジションは以下のとおり。

 

 

リラ円は134万通貨 買値平均:13.763

リラ円単体で5,500円/日収位いきそうなので、そうすればランド円と合わせて月収25万円位になる筈。ランド円もたった今全ロットプラスの位置に上がっているので、たぶんこれからは新興国通貨が上がっていく時期になっていくかな? 夏から秋に向けてどんどん上がっていくでしょう。

リラ円はまたなんかの拍子で14.5近くまで売られることを想定しつつ、それでもそれ以下には下がらないとみて少し勝負をかけながら、次回下がった時には買い増しをしていきます。

 

 

う・・・え・・・ここから切ったのか・・・。

 

計算するのも怖くなってきました。

 

 

参考:維持率シュミレーター

 

参考:追証定理

 

ただ、ひとつ言えるのは、下手なFXセミナーの5万倍くらい勉強になります。

 

「天国への階段」さんは、FX芸人じゃなくて、真剣にやられているところがブログの魅力だとおもいます。

 

結構ブログ収入も得られているのではないでしょうか。

 

私自身は「天国への階段」さんが、リラを止められたことには、とくにメシウマみたいな感情は湧いてきませんでした。

 

 

 


2021/3/27:スプレッド開きすぎ


スプレッド 35 って
はじめてみました。

 

 

トルコからの外資撤退が加速しているようですね。

 

トルコリラ/円」原則固定スプレッド提示の休止、およびスプレッド縮小キャンペーンからの対象除外のお知らせ[21/03/24]

先週土曜日(3月20日)のエルドアン・トルコ大統領による同国中央銀行総裁の解任、およびこれを受けた今週月曜日(22日)朝のトルコリラ相場急変など市場情勢の変化に伴い、トルコリラを含む通貨ペアの実勢インターバンクレートのスプレッドが著しい拡大傾向にあります。

当面こうした状況が続くと予想されるため、当社では本日(3月24日)より当分の間、店頭FX『外貨ネクストネオ』の下記通貨ペアにつき原則固定スプレッド(広告表示値)の提示を休止するとともに、現在実施中の「米ドル/円0.1銭!全11種スプレッド縮小キャンペーン」の対象から除外させていただくこととなりましたのでお知らせいたします。
●対象通貨ペア:トルコリラ/円(TRY/JPY)
●提示休止期間:2021年3月24日(水)~未定(当分の間継続)

本決定に伴い、お客様には誠にご不便をおかけいたしますが、なにとぞご理解ご了承を賜りますようお願い申し上げます。
また、今後のインターバンク市場の取引状況によっては、『外貨ネクストネオ』における上記通貨ペアの新規発注制限、保証金率の引き上げなどを実施する場合もございますので、あらかじめご留意くださいますようお願い申し上げます。

なお、『外貨ネクストネオ』上記通貨ペアの原則固定スプレッド(広告表示値)提示を再開する際には、本欄等にてその旨ご報告申し上げます。

※スプレッド拡大時には、これに伴う評価レートの変動により通常スプレッド時よりも口座の有効比率が低下します(両建状態であっても同様です)。このとき、口座状況によっては有効比率がロスカットレベルを下回る可能性がございますので、ポジションをお持ちのお客様、特に高レバレッジのポジションをお持ちの法人の方におかれましては、口座管理につき十分ご注意のほどお願いいたします。

 

・・・言葉えらんでますね。

 

ようするに、売り需要ばかりで、買い気配が全然ないため、スプレッドが開いているワケです。

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