(「後ろ真っ暗」出典:WWE)
こんばんは、ヤマガタです。
ひさびさに205Liveみました。
・・・いや、ひさびさに見ましたが強烈でしたね。
(以下、画像出典はWWEです。)
・ガラガラ。
まず、トップ画像にみられるとおり、ガラガラです。
205Liveのガラガラは当初から有名でしたが(この記事)、今回(2019/7/9)、ひさびさにみた205Liveは・・・
・・・ほんとう、観客1,000人切っているんじゃないか(たぶん絶対切っている、もしかしたら500人も・・・)、という深夜の体育館ぶりでした。
最早ロースター(RAWやSmackdownの一軍選手)の興行のガラガラすら心配されている状況なので(この記事)・・・
・・・だれも205Liveの荒れ果てたさまなど気にしなくなったというのが現状です。
メディアでも、205Liveの低観客動員数は公然の秘密で、だれも記事を書きません。
みんな知っているので・・・。
調べなくても画像から分かるので・・・。
それでも、すこし調べてみました。
すると、懐かしい話ですが、かつて1回だけやった(つまり失敗だったということです)205Liveの巡業が、いかに酷かったかを綴った記事をみつめました。
ちょっと抜粋。
(2019年)1月20日(土)、アメリカマサチューセッツ州のローウェル、ローウェル公会堂で行われたハウスショーは、開始当初800人、それから1000人ほどに増え、結局2800人のキャパで、900人くらいしか集まらなかった。つまり、会場の3分の1も入らなかったということだ。
Citing a pair of correspondents who attended the live event at the Lowell Memorial Auditorium in Lowell, Massachusetts, Wrestling Inc. wrote that both insiders reported seeing a house that wasn’t even half-full, regardless of the account. The first correspondent estimated that there were about 800 fans present for the event’s first match, a figure which rose to about 1,000 to 1,100 during the halfway intermission. The estimated attendance figures were even worse, based on the second correspondent’s account — only about 800 to 900 fans for the duration of the show. Either way, that’s less than half of the Lowell Memorial Auditorium’s 2,800-seat capacity.
まあ、この話自体は当時の記事から把握されていたことなのですけれども・・・
・・・その後のWWEの動向をみると、完全にこりゃビジネスにならんわ、と205Liveを単独ブランドとして売り出すことを諦めてしまったかのようにみえます。
・もうトザワがいないとダメ。
いつの間にかちゃっかり選手デビューした
シンブラザーズとの試合で、
ブライアンケンドリックの救出に
駆けつけたトザワ。
205Liveは、もう完全にオワコン(終っているコンテンツ)です。
MainEventなんかより数段下です。
A、B、C、D、Eショーくらいの位置づけでしょう。
観客は酔っ払いだけ、というウワサもあります(TheSportsterこの記事)。
アリが去り、バディマーフィが去り、セドリックアレクサンダーが去り・・・ヒデオイタミも別の意味で去り、KUSHIDAはきっぱり拒絶・・・
・・・ノアムダーやジャックギャラハーあたりは、NXTも掛け持ち・・・
・・・そんな状況で205Liveをしょって立っているのは、まちがいなくトザワアキラです(上掲画像)。
あ、そうそうGMのマーベリックまで24/7王座戦に参加しちゃったからね。
もう、トザワ頼りなんですよ、205Live。
・なにが選手のモチベーションなのか?
これがモチベーション。
こんな、絶対に行きたくない追い出し部屋、オワコン205Liveなんですが、では、なぜ選手はがんばっていられるのでしょうか。
答えはカンタン。
昇格の道が開けているからです。
かつてヒデオイタミが不可能とおもい諦めた205Liveからメインロースター(RAWやSmackdownの一軍選手)への道。
それは現在、くっきりと見える可能性として、選手のモチベーションになっています。
アリの昇格は本当にサプライズでしたが、直近のスーパースターシェイクアップでは、セドリックアレクサンダー(上掲画像)とバディマーフィが順当に昇格。
アリはすでにPPVのメインにも出る常連。
セドリックアレクサンダーはロマンレインズのタッグパートナーに抜擢。
・・・など、華々しい活躍をしています。
こういった道が開けていることが、現在205Liveの選手を元気づけている、というより唯一のモチベーションになっていることは間違いないでしょう。
あるいは、ドリューグラックやジャックギャラハー、ノアムダーのようにNXTにスポット参戦することで存在感を増している選手もいます。
ただ、いずれにせよ、205Live自体が空洞化、存在価値を失っているのは確かです。
WWEとしては、205Liveを止めたら大量の解雇を生み出すことになるので、本当、頭の痛いディビジョンになっているとおもいます。
私としては、もう完全に、アジアとくに日本の選手の出店みたいにしていいとおもうんですけどね。
前から言ってますが、NOAHあたり吸収合併する勢いでやってしまった方がいいとおもうのですが・・・
・・・どっちみち誰もみてないんだから。(←おい)
あ、でも、試合自体のクオリティーは高いです。
本記事トップ画像は、オニーローカン(Oney Lorcan)vs.アリーヤデバリ(Ariya Daivari)なんですけれども、インディーショーなんかより、ずっとよい出来でした「。
でも人気がないのは、選手にはどうにもできない。
それが205Liveなんです・・・。
以上です。
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それでは、今回はここまでです。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m