(出典:WWE)
WWEネットワークに加入すると、レッスルマニアに代表されるようなPPVはもちろん、NXTや205Liveが、非常に心地よいHD画像で見られます。
過去の試合も見れて、これも面白いです。
でも、ひとつだけ、見慣れない番組がやたら目につきます。それがMainEventです。
今回は、このWWEの出島というか飛び地というか隙間産業というか、そんなMainEventについて書いてみたいと思います。
実は、こういう何の変哲もないネタが、一番書きにくかったりします。
(以下、画像出典はWWEです。)
・メインイベントではない。
左:ヴィックジョセフ、
右:パーシーワトソン、
205Liveのアナウンサー陣。
MainEventは、メインイベントではありません。
語弊がありますが、MainEventは、メインイベントに登場しない、それどころか、RAWやSmackdownのメインロースターに成り切れなかった選手が出るところです。
厳密には、RAWの「公式Bショー」というのがMainEventの位置づけで、収録はRAWの前に行われているようです。いわばRAWの前座ですね。
① RAWのBショー = MainEvent(前座)
② SmackdownのBショー = 205Live(後座)
といったところでしょうか。出演している選手には、まったく失礼千万なたとえ、ごめんなさい。
MainEventアナウンサー人は、上掲画像にあるとおり、205Liveのアナウンサー人をそのまま受け継いでいます。ナイジェルマクギネスもやってます。
・ミッドカードからアンダー(ロー)カードの選手が出場する。
”ミスターミッドカード”
ドルフジグラー。
でも、MainEventには出ない。
(画像はBacklash中邑選手デビュー戦。)
放送時間は決してRAWの前というわけではありません。
1時間枠ですが、録画終了後、思い出されたようにWWEネットワーク(※)にアップされます。
(※WWEネットワークとは、WWEの有料YouTubeみたいなものです。よく「WWEの番組全体」と勘違いされるのですが、そうではありません。WWEの放送システムについては、この記事とこの記事をご覧になってください。)
アップされるのは、1週間後かも知れませんし、2週間後かも知れません。
オフィシャル”Bショー”なので、本当にそのクラスの選手が登場します。
例1)ヒーススレーター&ライノ
例2)カートホーキンス
例3)ザ・リバイバル(ダッシュワイルダー&スコットドーソン)
「あ~!ここでやってたの!!」という感じのひとたちですね。(ライノなんかNXT出ていたころ凄かったんですけどね・・・どうしたんでしょうか。)
そして残念ながら、
も、常連です。
ブリーザンゴ(タイラーブリーズ&ファンダンゴ)とかも、片足突っ込んでいる感じではないでしょうか。
・じつは205Liveに喰われて来ている。
MainEvent出演中の
ヒデオ&トザワ。
すっかりRAWの窓際族の出演場所となってしまったMainEventですが、追い打ちをかけるように205Liveからの侵略を受けています。
RAW目的に集まった一般客への「良い宣伝場所!」とばかりに、205Liveの面々が最近、多数出演しているのです。
しかし、MainEventは何のストーリー展開も起こらない場所なので、見ていて、はなはだつまらないのは変わりがありません。
この枠(RAW前の1時間枠)、もっと他の活用の仕方があると思うんですけどね・・・。
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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