ポラリスはNR11で最後なのか?

 

こんにちは、バールドですポラリスシリーズは、安価なミノキシジル含有薬を製造することで、日本でも圧倒的に支持者を獲得して来ました。

 

しかし、2014年にポラリスNR11を発売してから、もう3年、新しい製品を発表していません。

 

本記事では、ポラリス社のその後と、NR12発表の可能性について考えてみたいと思います。

 

 


・ポラリスNR11とは?


ポラリスNR11とは、2014年にポラリス社から発売された最新のミノキシジル含有外用薬のことです。

 

ポラリスシリーズにはかつてからパリパリする…という不満が寄せられていたのですが、液状ながらも限界まで、そのパリパリ感をなくし、しっとりした使用感を出すことに成功しました。以下は、その画像です(本記事執筆者バールド本人使用)。

 

 

 

 

よくわかんねーよ、と言われそうですが、液体の色が薄くなっているのが特徴です。この薄さがそのまま、パリパリ感の克服に繋がって行ったのです。

 

 


・敢えてミノキシジル濃度を落とす。


ポラリスNR11では、実験的試みも行われていました。

 

それまで、ミノキシジル含有薬は、ポラリス社以外の会社もすべて「ミノキシジルの最高濃度」を競っていたのです。ポラリス社が当時、切り札として出していたのが上記画像のポラリスNR10です。なんと濃度は、16パーセント。

 

ミノキシジル濃度16パーセントと聞いてもピンと来ないかも知れませんが、日本だとリアップミノキシジル濃度5パーセントの認可で大騒ぎしていたことを考えれば、これがいかにとんでもない数字か分かるでしょう。

 

ポラリスNR11は、或る意味、その競争に終止符を打ちました。あえて、ミノキシジル濃度を12パーセントに落とし、ミノキシジル硫酸塩という新たなミノキシジル成分を開発し、質の向上を目指したのです。

 

 


・従来製品の改良をしているらしい。


NR11でクールダウンしたミノキシジル濃度競争の経験から、ポラリス社は温故知新というか、過去のポラリスシリーズを見直そうという方向性を持つようになりました。これは、生産ラインの維持なり、開発投資の回収なりの観点から言えば、賢い選択だと言えるかも知れません。

 

結局、私達が期待しているNR11の次の製品ポラリスNR12が発表されないのは、ここに理由があると言えそうですね。現に、ポラリス社は、次のようにホームページ上で語っているのです。

 

NR-07, NR-08, NR-09 が新しくなりました。
その確かな実力で、絶大な人気を誇るNR-07, NR-08, NR-09 が、この度、新しくなりました。
高純度のミノキシジルを使用する本来の効果・効能はそのままに、薬液はより透明に近づき、開封後の色の変化も大幅に抑えることに成功しています。
パッケージデザインから見つめなおし、リニューアルされた今回のNR-07, NR-08, NR-09。
その製品の安定度もまた、着実に向上しています。
(ポラリス社ホームページより)

 

 

追記:本記事の発表後、フォリックスシリーズ販売のニュースが出ました。この記事から、その後の展開をご確認ください。

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