(「TRY/JPY月足」出典:外為オンライン)
こんばんは、品川です。
本日(2019/3/6)、午後8時ごろ、トルコ(TRY/JPY)の政策金利が発表されました。
政策金利は据置きで24%のままでした(直近の情報はこの記事)。
トルコリラ(TRY)は強含み。トルコ中銀は予想通り政策金利を現行の24.00%に据え置き、声明文でも「インフレ見通しが著しく改善するまでは引き締めスタンスを維持する」「必要ならさらなる金融引き締めを行う」など従来の姿勢を維持するなど、文言の変更は見られなかったが、声明発表後にはドル・リラは5.3656リラ、リラ円は20.84円までそれぞれTRY高が進んだ。
FX-WAVE 2019/3/6 20:05
・スワップ狙いの人は多い。
これに投資する勇気は
私にはないが・・・。
(「TRY/JPY月足」出典:外為オンライン)
私自身、トルコリラ(TRY/JPY)に投資するつもりはありませんが、通貨としてのトルコリラには関心を持っています。
一番の理由は、やはり仮想通貨からFXへと投資家を連れ戻してくれた立役者だからです。
犠牲祭の頃の盛り上がりは、ひさびさにFXという投資チャンネルに注目が集まった時期でした。
また外為オンラインさんクラスのFX会社がトルコリラ(そしてメキシコペソ)の扱いを始めたことは大きなニュースだと言ってよいでしょう(この記事参照)。
そんなこんなでネットを調べてみると、今トルコリラに100Lot位投資し(1Lot=1万通貨で考えています)、買い持ち(ロング)している方が結構多い・・・ということを知り戦慄しています。
私だったらあまりの恐怖でメシ食えなくなるでしょう・・・。
それをやっている時点で、リラ投資家の方々の強靭な精神力に感嘆しています。
・そもそも戻るのか?
ZAR/JPYは戻ると思ってます。
(「ZAR/JPY月足」出典:外為オンライン)
そんなトルコリラ投資家の方たちですが、牧師がどうのこうの・・・といった単発的な政変を追いかけているわけではないでしょう。
スワップ派は、ご存知の通り、買った値にレートが戻らなければ(スプレッドの分だけ実質的には値上がりしなければ)、儲けになりません。
現在のトルコリラ(TRY/JPY)の買い持ち派は、レートが戻る、という確固たる信念がないと行動に出れないはずです。
例えば、これがランド(ZAR/JPY)だと、本サイトで追って来たとおり、次の点に集約されます。
① ズマが辞めた(この記事参照)。
② 米ドル高が間もなく終わって、USD/ZARの方向性が変わる(この記事とこの記事参照)。
③ 財政赤字も必死に対処している(この記事参照)。
こういったファンダメンタルズの改善を、トルコには見られるのでしょうか。
こういったことをしばらく、ランドと並行してみて行きたいと思います。
まずは今回の中銀声明でも読んでみたいと思う限りです。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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