【恐怖】露ルーブル取引停止→強制決済

レートが消えました。
信じられませんね・・・。
(出典:外為どっとコム)

 

 

 

こんにちは、品川です。

 

折につけ↓FXで一番怖いのはFX会社主導による強制決済だ、ということを主張してきました。

 

参考:外資系FX会社に注意!

 

今回のウクライナ侵攻の帰結のひとつとして、露ルーブルの取引が停止されました。

 

停止のみならず強制決済です。

 

トップ画像の通りです。

 

外資系FXではなく、日本のFX会社によって行われた、という点に大いに恐怖を感じます。

 

 

 


・外為どっとコム


 

 

露ルーブル取引停止を発表したのは、最大手も大手、外為どっとコムです。

 

「ロシアルーブル/円」残存ポジションの当社による決済の実施について[22/03/09]


本欄等にてご案内しておりました通り、ロシア・ウクライナ情勢と、ロシアに対するSWIFT(国際銀行間通信協会)からの排除などの外国為替市場環境の大きな変化に伴い、当社カバー先金融機関からの「ロシアルーブル/円」のレート提供およびカバー取引が極めて困難な状況が続いております。


当社としましては、当該通貨ペアの取引サービス提供を継続すべく最善を尽くしておりましたが、これらの状況に改善が見られない市場環境が継続していることから、今後の当該通貨ペアの安定的なレート配信および取引サービスの提供が困難であるという判断に至りました。

以上の理由により、2022年3月22日(火)営業日クローズ時点で『外貨ネクストネオ』および『らくらくFX積立』に残存している当該通貨ペアのポジションにつきましては、当社約款等に基づき、当社による決済を実施させていただくこととなりましたので、お知らせいたします。


現時点で両サービスにおいて当該通貨ペアのポジションをお持ちのお客様におかれましては、本告知日より2022年3月18日(金)営業日クローズ時刻までは一時的に当該通貨ペアのスプレッドを0.1銭にて提示いたしますので、ご自身でのポジション決済をご検討くださいますようお願い申し上げます。


スプレッド0.1銭の提示期間を経過しても、ご自身でのポジション決済自体は決済実施日までは可能ですが、改めて市場環境の実勢に合わせたスプレッド提示となりますのでご注意ください。

■対象サービス
『外貨ネクストネオ』および『らくらくFX積立』

■対象通貨ペア
ロシアルーブル/円

■決済実施日
2022年3月23日(水)オープン時刻より順次
※お客様ご自身でのポジションの決済は、『外貨ネクストネオ』は2022年3月23日(水)午前5:55までに、『らくらくFX積立』は同日午前5:50までに完了していただきますようお願い申し上げます。

■決済レート
2022年3月22日(火)営業日の『外貨ネクストネオ』対象通貨ペアのクローズレート
(『らくらくFX積立』における決済レートは、同時点の『外貨ネクストネオ』Bidレートを適用します)
※上記期日を待たずに、『外貨ネクストネオ』対象通貨ペアのレート配信を完全に停止せざるを得ない場合は、当社が配信した最終ティックレートをもって代替いたします。

上記の決済実施日までの期間においても、対象通貨ペアのレート配信と決済注文受付の不安定な状況が発生する、またはスプレッドが大きく拡大する可能性もございますので、十分にご留意ください。

本決定に伴い、お客様には誠にご不便をおかけいたしますが、なにとぞご理解ご了承を賜りますようお願い申し上げます。

 

『らくらくFX積立』という名がある通り、露ルーブルを見込んで、スワップ狙いでポジションを取っていた人も必ずいたはずです。

 

そういうひとたちに、今回の大暴落の痛手を負わせたかたちになります。

 

私は、大いに恐怖を感じます。

 

みなさんは、いかがでしょうか。

 

 


・露ルーブル取引会社


LIGHT FXは、ウクライナ侵攻開始直後頃、
チェックしていました。

 

 

参考:【FX】ロシアルーブル円取扱い業者スワップポイント比較!外為どっとコムやみんなのFXの実績を紹介 2022.03.17

 

この記事↑によると、円建て露ルーブル取引をしているFX会社は↓以下のとおりです。

 

① 外為どっとコム →取引停止(上記のとおり)

② みんなのFX →可能性で留めている

③ LIGHT FX →可能性で留めている

④ SBIトレード →注文受付停止のみ

 

 

こうみると残り3社が営業努力を続けているのに対し、外為どっとコムの決定は横暴の極みにみえますし、実際そうでしょう。

 

おなじスワップトレーダーとして、今後こういった横暴が波及しないよう、なにかしらの動きがあることを望みます。

 

露ルーブルでスワップトレードをしていたひとは、訴訟も辞さないくらいの動きを起こしてもらいたいとおもいます。無論、取引事項契約のなかに、そういった訴訟が事前に阻止されているのはわかります。

 

かなり看過できない出来事だとおもっています。

 

・・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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