イヨスカイ「リーダーがおいしいところ取るのが仕事なのかよ」
イヨスカイ「私たちにも何かさせろよ」
・・・
このバックステージシーンに始まり
終始ベイリーは
”いやいや”DamageCTRLをやっていることを
画面上で示すようになった。
出典:WWE
こんにちは、ヤマガタです。
WWEは結構、些細な表情変化でもストーリーライン構築の一環として利用します。私がそれに気づいたのは、NXTの頃のビアンカベレア見てからですね↓
この頃↑ビアンカベレアは、まだ脇役で紫雷イオ(当時)の方が前面に出ていたんですよ。ビアンカベレアが、それに対して不満の表情を浮かべていたんですが・・・それはアングルの一種だったんですよね。そんな風にWWEは、視聴者が注意しなければ気づかないようなところからストーリーをかたどってゆきます。
それと同じことが、今回起こりました。
(画像出典はWWEです。)
ベイリーの心が離れる
直近でDamageCTRLのストーリーが進められたのは、ラケルロドリゲス(ゴンザレス)&リブモーガンに負けた↓この試合です。
参考:イヨスカイ&ダコタカイ vs. ラケルロドリゲス&リブモーガン(2023/4/3 RAW)
レッスルマニアでの敗戦を立て直すための重要な試合だったのですが・・・
参考:イオ/イヨさんたちの試合(2023/4/1 WrestleMania 39)
・・・負けました。結局↑このレッスルマニアでの”3人そろっての試合”での敗戦が、ストーリーライン的に”ベイリーの心が離れる”要因になった・・・というのがストーリーの大筋みたいです。
結構ベイリーは危なかった(ガチで)
ちょっと話から逸れますが、ベイリー自身、ダートシート(選手の私生活レベルでの話)的に、結構キケン水域に入っていたみたいです。
というのも、前述の↓この試合ですが、ベイリーの付き添いがなかったことをメディアは訝(いぶかし)しがりました。
参考:イヨスカイ&ダコタカイ vs. ラケルロドリゲス&リブモーガン(2023/4/3 RAW)
(ベイリーの付き添いが無かった)本当の原因は、ビンスマクマホンの現場復帰で、彼女(ベイリー)に与えられるはずだった、ビアンカベレアへの挑戦アングルが直前に反故になったからだ、とメディア間では情報共有されています。
参考:【悲報】ビンスが現場復帰
それに(王者挑戦アングルが反故にされて)キレて、ベイリーが一気にWWEを辞めるんじゃないか・・・くらいまでウワサは拡がったのですが↓
参考:Rumor Roundup (April 10, 2023): Bayley update, WWE Draft plans, locker room morale, more!
・・・なんとかウワサはウワサで済んだようです↑
逆に、ビンスマクマホン注意報は現場でも神経質に扱われていて(ビンスマクマホンが現場に現れると選手の士気が一気に下がる)・・・
最近はSmackDownにせよ、RAWにせよ、”今回はビンスが現場に現れなかった!”と、それだけで1記事になる位の扱いになってます。
参考:Vince McMahon Reportedly Not In Seattle For Tonight’s WWE Raw
関係ないけど最近WrestlingObserverより、WrestlingIncの方がいい記事書いてますね。
WrestlingObserverはAEWの肩を持つあまり中立性を失って行っている・・・と陰口をたたかれています(アンチAEW界隈で特に)。
話もとに戻します。
美しいムーンサルト!
トリプルHが仕切っている限り
イヨスカイの活躍は期待できる!
で、ストーリーラインに戻ります。
DamageCTRLの話は、そんな”ストーリーライン上”DamageCTRLに飽き飽きしたベイリーを中心にすすめられました。
まずバックステージで、ベイリーがRAW執行部アダムパースのオフィスでなんか議論しているところから始まります。
オフィスから出て来たベイリーがおもむろに、”今日ビアンカベレアへの挑戦権かけて3-wayマッチするから!”とイヨスカイとダコタカイに伝えます。
ど~やら、以前から↓そのベイリーの独裁に不満をもっていたイヨスカイが・・・
参考:イオ(イヨ)さんレッスルマニア出場決定(2023/3/6 RAW)
”なんでもかんでも自分で勝手に決めるなよ!(私たちチームだろ?)”とついにブチ切れます(トップ画像)。
WWEは、それを”反抗期”アングルとしてDamageCTRL解散につなげようとしているみたいです。
そんなこんなで、イヨスカイ vs. ミッチン(ミアイム)vs. デュードロップの3-wayで、ビアンカベレアへの挑戦権をかけ試合が行われました。今回の放送のセミファイナル(メインの前の呼び方わからん)でした。
DamageCTRLうんぬん置いといて、試合として、この3-wayは、いかにもトリプルHが仕掛けて来そうな良質な試合でした。三者三様で、非常に見ごたえがありました。
イヨ(イヨ)さんも先日のベッキーリンチ戦に匹敵するキレキレの動きで素晴らしかったです。
今回の試合見る限り、イヨ(イオ)さんは最早ASUKAと技術的に優劣つけがたいです。すぐにでも2人でシングルマッチやってもらいたい・・・NXTのPPVで何とかうまくできないものか・・・(メインロースター級だと、やっぱり2人とも小さいから客が嫌がる。ここはマニアが集まるNXTブランドの方がよい)。
そんなこんなでボッチ(技失敗)ひとつもせず、高度な技を連発しイヨスカイが最後はムーンサルトで、ミアイム(ミッチン)を仕留めました(上掲画像)。
カメラ的には、むしろ”たいして嬉しくない”顔をしているベイリーの方がクローズアップされました。
それはさておき順当に行けば、次回(2023/5/6)PPVのBacklashでイヨスカイ vs. ビアンカベレアのシングルマッチ実現です↓
参考:Backlash (2023)(Wikipedia英語)
参考:IYO SKY crowned number one contender to WWE Raw Women’s title
これは紫雷イオ(イヨスカイ)ファンとしては鳥肌ものでしょう。いよいよ、然るべき位置に来たんですからね。
他方、ベイリーがいつ、どのタイミングでDamageCTRL解散を通告するか、注目されます。
ちなみに今回のRAWでASUKAの出番はありませんでした。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。