【米ドル暴落】月曜日(2022/12/19)から火曜日(2022/12/20)の動き

歴史的な円安に遂に動きが!

 

 

こんにちは、品川です。

 

ウクライナ侵攻を原因とする歪んだ円安が遂に解消されようとしています。

 

参考:ドル円が140円台に(2022/9/3 FX)

参考:現在(2022/7/3)の円安について③:なぜドルに円が流れるのか?

参考:現在(2022/7/3)の円安について②:黒田発言

参考:現在(2022/7/3)の円安について①:20年ぶりの円安

 

状況を概観するために頭の良い佐藤正和さんのまとめを記録しておきます。

 

変化は2022/12/20正午あたり

 

トップ画像の変化は2022/12/20正午に起こりました。

 

12/20 12:19
フィスコ
ドル・円は急落、日銀の政策決定後は円急伸/ドル・円東京市場概況

[ドル・円東京市場概況] *12:19JST ドル・円は急落、日銀の政策決定後は円急伸

20日午前の東京市場でドル・円は137円半ばから133円前半に値を下げた。日銀は金融 政策決定会合で現行の緩和的な政策を維持すると決定した。このうち長期金利の変動幅 を0.25%程度から0.50%程度に拡大したのを受け円全面高に振れ、主要通貨を押し下げ た。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は133円11銭から137円48銭、ユーロ・円は141円6 7銭から145円73銭、ユーロ・ドルは1.0598ドルから1.0651ドル。

【金融政策】

・日銀:現行の金融政策維持を決定  長期金利の変動幅を0.25%程度から0.50%程度に拡大

【要人発言】

・日銀(声明) 「コロナ抑制と経済活動の両立が進むもとで持ち直している」 「コアCPI、年末にかけて上昇率を高めた後は年度末半ばにかけて上げ幅を縮小」 「予想物価上昇率、上昇している」

・鈴木財務相 「日銀との共同声明、改定の方針を固めた事実はない」 《TY》

 

佐藤正和さん2022/12/19分

 

では、佐藤正和さんの2022/12/19分のまとめ(2022/12/20早朝執筆)をみてみましょう。

 

2022年12月20日(火) 「NY株4日続落」

ひと目で分かる昨晩の動き
① NY市場ドル円はアジア、欧州市場からは反発。長期金利が大幅に上昇したことを受け、137円15銭までドルが買われる。
② ユーロドルは水準をやや切り下げたものの、1.06を挟んだもみ合いに。
③ 株式市場は3指数が4日続落。FRBが利上げを継続するとの見方が依然として重しとなり、ダウは下げ幅を縮めたものの、162ドル安。
④ 債券は大幅に下落。英国債の下げも影響し、長期金利は3.58%台まで上昇。
⑤ 金は続落し、原油は小幅に反発。
******************
12月NAHB住宅市場指数 → 31
******************
ドル/円
136.38 ~ 137.15
ユーロ/ドル
1.0576 ~ 1.0630
ユーロ/円
144.63 ~ 145.49
NYダウ
-162.92 → 32,757.54ドル
GOLD
-2.50 → 1,797.70ドル
WTI
+0.90 → 75.19ドル
米10年国債
+0.102 → 3.585%

本日の注目イベント
豪 RBA議事録
日 日銀金融政策決定会合
日 黒田日銀総裁記者会見
独 独11月生産者物価指数
欧 ユーロ圏11月経常収支
欧 ユーロ圏12月消費者信頼感指数
米 11月住宅着工件数
米 11月建設許可件数
加 カナダ10月小売売上高

本日のコメント
ドル円は一進一退の動きが続いています。昨日の東京では早朝に、「岸田政権が政府と日銀の役割を定めた共同声明を初めて改定する方針を固めた」との共同通信社の報道を受け、ドル円は135円台後半までドル売りが進みました。その後は値ごろ感から買いが優勢となり136円台後半まで値を戻しましたが、欧州市場の朝方にかけては再び136円を割り込みましたが、NYでは株価の下落はあったものの、債券も大きく売られ、金利が上昇したこともあり137円15銭近辺までドルが買われています。米国債は本日の日銀決定会合と英国債が売られた影響から大きく値を崩していますが、いまいち、決定的な売り材料を探すのが困難な状況かと思います。

ただNY株の下げには厳しいものがあります。ダウは引け値では下げ幅を縮小していますが、一時は300ドルを超える下げを見せ、依然としてFRBによる利上げ継続に対する懸念が重荷になっています。今後の株価やインフレの見方についても投資家の間では意見が異なっており、世界最大の資産運用会社ブラックロックのストラテジストは、インフレ率について、「2023年末にかけて3.50%にしか鈍化しない」と予想し、「根強い労働者不足や賃金上昇、在庫減少などがその理由だ」とし、インフレ率が米金融当局の2%目標に向って下がるとのコンセンサスには賛同しない姿勢を見せています。同社のストラテジストは、「CPIの数字のボラティリティーを市場は想定しておかなければならない。月間ベースの数字を予想するのは難しくなるだろう。しかし、7%から5%に下がる方が、5%から3%になるより恐らく容易だろう」と述べ、来年度の国債のショートを推奨しています。一方、投資会社大手のKKRは来年の米インフレ率見通しを3.9%と、従来の4.8%から引き下げ、米国のインフレがピークに達し、リセッション懸念が以前ほど強くないとして、「投資家は来年、賢明な判断の下でリスクを一段と取る必要がある」と指摘しています。

米下院特別委員会は、トランプ前大統領の支持者らが昨年1月に連邦議会議事堂を襲撃した事件で、襲撃での役割を巡りトランプ氏の刑事訴追を司法省に勧告する決定を下しました。トランプ氏を内乱罪などで刑事訴追するよう司法省に付託する案は全会一致で可決されています。ラスキン下院議員は「トランプ氏が有罪となれば公職就任の資格を失うだろう」と述べています。「特別委員会の付託決定は、司法省は正式な法的影響を及ぼさず、司法省はトランプ氏の刑事訴追を義務付けられないが、連邦・州の検察当局や世論にとって大きな意味をもつだろう」とブルームバーグは伝えています。今後の成り行きによっては、2024年の大統領選に出馬出来ない可能性もあるようです。

ウクライナの首都キーウで19日早朝に爆発音があり、市当局はロシア軍のイラン製ドローン(無人機)9機を撃墜したと発表しています。これに先立ち、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、ロシアが再び大量動員を実施して冬季に攻撃を仕掛け、軍事行動をエスカレートさせる可能性があると警告しています。前線での劣勢が続いているロシアは、昼間でも零度を上回ることがない日もあるウクライナでインフラを中心に攻撃を強めており、市民を暖房から孤立させる作戦に出ている模様です。武器弾薬なども枯渇していると見られるロシアが「冬を武器」にしようとしていることは明らかのようです。

本日は日銀決定会合後の黒田総裁の会見に注意が必要です。会見では、政府・日銀の共同声明改定に関する報道を巡る質問も出ると思われます。松野官房長官は同報道を否定していましたが、質問があった場合、どのように答えるのか注目されます。また昨日発表されたように、9月末現在では、日銀が保有する国債の残高は536兆円に達し、発行残高1066兆円の実に「50.26%」と、初めて50%を超えたことが明らかになっています。足下の残高はさらに増えているとみられますが、今後大規模金融緩和策を終える際、金利上昇圧力になるのは衆目の一致するところです。すでに天文学的な評価損を抱えていますが、当の日銀は「償還まで保有するため、問題はない」としていますが、同時に保有するETFとともに、金融市場に大きな影響を与える不気味な存在であることは確かです。本日のドル円は135円50銭~137円50銭程度と予想します。

 

明日(2022/12/21)、佐藤正和さんは本日の円安急進をまとめるとおもいます。

 

 

神経質な動きが続く(2022/12/20)

 

本日は大相場になっていますね。ランド, ペソ, リラのバカ三兄弟高金利通貨も或る種のリスクオフの局面に入っています。

 

12/20 18:13
ニュース速報
【通常市況】トルコリラや南ア・ランド 対円で上値重い

オセアニア通貨など一部クロス円の下げは一服したものの、トルコや南アフリカなど新興国の通貨は上値重いまま。リラ円は7.07円まで年初来安値を更新し、約1年ぶりの7円割れを睨む位置にいる。ランド円も7.63円を下値に7.65円前後での推移。 (小針) ・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

 

リラは明後日(2022/12/22)、政策金利発表のようです。

 

 

佐藤正和さん2022/12/20分

 

ブログが出ましたので(1日で消される)、佐藤正和さんのまとめを読んでみましょう。

 

2022年12月21日(水) 「日銀、大規模金融緩和修正を決め市場は大混乱」

ひと目で分かる昨晩の動き
① NY市場昼すぎ、日銀がYCCの修正を行うことを発表したことでドル円は137円台から急落。午後には132円台まで下げ、その後133円台まで戻したが、NYでは一段とドル売りが加速。一時は130円58銭までドル安に。
② 対円でドルが売られたものの、ユーロドルは水準をやや切り上げたが、上値は限定的。ユーロ円の売りも活発でユーロドルの上値は1.06台半ばでキャップされる。
③ 株式市場は3指数が反発したが、引けにかけては上げ幅を縮小。ダウは92ドル高、ナスダックはほぼ横ばいで取引を終える。
④ 債券は続落。長期金利は3.69%台に急騰。
⑤ 金は大幅に反発。原油も小幅に上昇。
*******************
11月住宅着工件数 → 142.7万件
11月建設許可件数 → 134.2万件
*******************
ドル/円
130.58 ~ 132.90
ユーロ/ドル
1.0595 ~ 1.0657
ユーロ/円
138.70 ~ 140.98
NYダウ
+92.20 → 32,849.74ドル
GOLD
+27.70 → 1,825.40ドル
WTI
+0.90 → 76.09ドル
米10年国債
+0.107 → 3.692%
本日の注目イベント
独 独1月GFK消費者信頼調査
米 経常収支(7-9月)
米 11月中古住宅販売件数
米 12月コンファレンスボード消費者信頼感指数
加 カナダ11月消費者物価指数高

本日のコメント

「黒田ショック」・・・・。今朝のブルームバーグはこのようなヘッドラインを掲げ、昨日の日銀の緩和政策の修正による金融市場への影響を表現しています。

確かに、大きなサプライズというか、「寝耳に水」でした。筆者も今回の長期金利の変動幅拡大は全くノーマークで、驚きでした。昨日のコメントの最後に「本日は日銀決定会合後の黒田総裁の会見に注意が必要です。会見では、政府・日銀の共同声明改定に関する報道を巡る質問も出ると思われます。松野官房長官は同報道を否定していましたが、質問があった場合、どのように答えるのか注目されます。」と、一応注意は促しましたが、イールドカーブ・コントロール(YCC)での長期金利の変動幅を従来のプラス・マイナス0.25%から0.5%に拡大との変更は全くの想定外でした。

ドル円は昼過ぎにこの一方が伝わるとドル売り円買いが強まり、一気に133円07銭辺りまでドル売りが進みました。日経平均株価も、前場はプラスで引けていましたが、午後からは一転して大幅なマイナスで始まり、一時は前日比820円程下げる場面もありました。また、債券市場でも上限が外れたことで、債券が大きく売られ、長期金利は一時0.46%近辺まで上昇しています。10月には151円94銭まで上昇したドル円は、米国のインフレ抑制に伴う大幅利上げが続き、日米金利差拡大が大きな要因でした。このドル高が修正されるのは、基本的には二つしか方法はなく、米国の利上げの停止、もしくは利下げか、または日本が利上げをするしかありません。もちろんこれだけではありませんが、金利差に着目したドル買いが急速に進んだことを考えれば、最も重要なファクターです。先週のFOMC会合では利上げは行われたものの、利上げ幅は0.5ポイントで、これまで4会合連続で0.75ポイントの利上げを実施してきたスタンスからは異なり、今後の利上げペースの緩和もうかがうことが出来ました。これが、ドル円が急速に下げてきた理由ですが、ここに今回は日銀の長期金利の変動幅拡大が加わったことで、ドルが大きく売られたことは自然の流れです。

黒田総裁は昨日の午後の会見では、長期金利の変動幅拡大は「利上げではない」と執拗に述べていましたが、つい最近まで許容幅の拡大は「実質的には利上げだ」と、述べており、誘導幅の拡大には否定的な考えを示していました。日銀の内田理事も5月10日の参院財政金融委員会で、変動幅の拡大は「事実上の利上げであり、日本経済にとって好ましくない」と述べており、さらに若田部副総裁も6月1日の会見で、長期金利の変動幅を拡大することは「やはり事実上確かに金利を上げることにつながるだろう」と答えています。(ブルームバーグ)

昨日の会見で総裁は、このタイミングで長期金利の変動幅を拡大した理由を質問され、「YCCがよりよく機能するように市場機能の改善を図った」と答え、さらに「さらなる拡大は必要ないし、考えていない。YCCや量的・質的緩和を見直すことは当面考えられない」とも述べています。余りにも身の代わりの速さに市場には「激震」が走りましたが、「金融政策の先行き指標(フォワードガイダンス)を示すことで市場の混乱を避け、政策効果を高めることが世界の金融政策の潮流だ。日銀のサプライズはこうした流れに背を向けたものといえる」と、今朝の日経新聞は珍しく批判的な論調でした。さらにいえば、日銀の「中央銀行」としての信頼性にもかかわってくる可能性もあります。ブルームバーグの今朝の記事には「市場を驚かせる達人、黒田総裁最後の一撃」という見出しのコラムがありました。内容についてはいずれ触れてみたいと思います。

ドル円は昨日のNYで130円58銭まで売られる局面もありました。今朝は131円台後半とやや反発していますが、130円割れも視野に入ったと考えます。10月21日には151円94銭までドル高が進み、今年の上昇幅は38円47銭を記録しました。そこから下げ基調を強め、すでに20円を超える「ドル高の修正」が見られています。上昇幅の「半値戻し」は132円70銭となり、昨日はその水準を超えて下落しています。こうなると、『半値戻しは全値戻し』という格言が頭をよぎります。この先の展開は、米国のインフレ鎮静化のペースが最大の変動要因になります。今朝の専門家の意見では、来年に向け120円という声も出て来ました。個人的にはそこまではないと予想していますが、今年の相場は想定外の動きが多く、アナリスト泣かせの展開が多く、正直「相場観」というよりも「相場感」といった方が実態に近いといえます。130円割れはあるとしても、せいぜい125円前後がここ数カ月の底値かとみています。米国のインフレは、そう簡単には収束しないのではないかといった見立てです。

本日のドル円は130円~133円程度といったところでしょうか。

 

・・・う~ん、イールドカーブ・コントロール(YCC)での長期金利の変動幅を従来のプラス・マイナス0.25%から0.5%に拡大、を実質上の利上げと読む金融リテラシーは自分にはなかったです。

 

みなさんはいかがでしょうか。

 

佐藤正和さん2022/12/21分

 

FX市場の重要な出来事だとおもいますので、もう一日、佐藤正和さんの説明を拾っておきたいとおもいます。日銀発言米ドル暴落についての説明が終った翌日の佐藤正和さんの説明になります。

 

2022年12月22日(木) 「米12月の消費者マインド大幅に改善」

ひと目で分かる昨晩の動き
① NY市場ドル円はやや落ち着きを取り戻す。131円台に押し戻される局面はあったものの、概ね132円台で推移。
② ユーロドルも引き続き1.06台で推移。
株式市場は大幅に続伸。消費者マインドの改善やナイキなど好決算を発表した銘柄が上昇をけん引。ダウは526ドル上げ、S&P500も56ポイント高。
③ 債券は小幅に反発。長期金利は3.66%台へと低下。
金は前日比変わらず。原油は2ドルを超える上昇に。
*****************************
経常収支(7-9月) → -217.1b
11月中古住宅販売件数 → 4.09万件
12月コンファレンスボード消費者信頼感指数 → 108.3
*****************************
ドル/円
131.75 ~ 132.53
ユーロ/ドル
1.0590 ~ 1.0646
ユーロ/円
139.91 ~ 140.77
NYダウ
+526.74 → 33,376.48ドル
GOLD
±0 → 1,825.40ドル
WTI
+2.06 → 78.29ドル
米10年国債
-0.021 → 3.662%

本日の注目イベント
日   10月景気先行指数(CI)(改定値)
トルコ トルコ中銀政策金利発表
英   英7-9月期経常収支
英   英7-9月期GDP(改定値)
米   新規失業保険申請件数
米   7-9月GDP(確定値)
米   11月景気先行指標総合指数

本日のコメント
「黒田ショック」から一夜明けて、市場はやや落ち着きを取り戻して来たようです。ドル円はここ24時間では、131円台まで売られる場面は何度かあったものの、おおむね132円台で推移しています。一方、今回の長期金利の変動幅引き上げが、「実質的な利上げ」と受け止められていることから、国内の債券市場では債券を売る流れが止まらず、金融政策の見通しが反映されやすいとされる2年債は、7年ぶりにプラス圏に浮上し、今後の利上げを織り込む動きとなっています。また10年債は0.48%台まで上昇し、今回日銀が許容した「0.5%」に迫る水準に近づいてきました。

NYでも目立った動きはなく、株式市場だけが大きく変動しています。ダウは前日比526ドル高と続伸し、3万3000ドルの大台を回復しています。フェデックスやナイキが好決算をたたき出したことに加え、12月の消費者マインドが大きく改善したことが材料になりました。12月の同指数は「108.3」と、市場予想の「101」を大きく上回り、今年4月以来の高水準でした。同指数は今年1月の「113.8」からほぼ一貫して下落基調が続き、7月には「95.3」と、節目の「100」を割り込んでいました。今後6カ月の見通しを反映する期待指数も「82.4」と、今年1月以来のいい数字を示しています。コンファレンスボードの担当者は、「最近のガソリン価格の下落が大きな要因だ」と述べています。車社会の米国では、ガソリン価格の推移が家計にも直接影響を及ぼすことから、一時ガロン当たり5ドルを超えていた価格が3ドル台まで低下したことが消費者のマインドを明るくさせたようです。

ウクライナのゼレンスキー大統領は2月のロシアによる軍事侵攻後初めてウクライナを離れ、ホワイトハウスでバイデン大統領と会談しました。バイデン氏はジル夫人とホワイトハウスの執務室でゼレンスキー氏を迎え、会談を行いました。ゼレンスキー氏は、ロシアの侵攻から「300日だ。信じがたい」と語り、「その間に、プーチン大統領は、ウクライナが国家として存続する権利と罪のないウクライナ国民に残虐な攻撃を行った」と非難しました。これに対してバイデン氏は、プーチン氏がウクライナの電力や水道など、民間インフラをミサイルやドローンで砲撃することで、「冬を兵器として利用しようとしている」と指摘。「だが、ウクライナ人は世界を奮い立たせ続けている」と述べ、「米国は正義の平和を求める」と語っています。バイデン政権はこの日、ウクライナに地対空ミサイル「パトリオット」を含む18億5000万ドル(約2450億円)の追加軍事支援を発表しています。

プーチン氏は21日、モスクワで開かれた国防省の年次会合で、「ロシアとその政府は、軍の要求に全て応じる。全てだ」と述べ、ウクライナでの戦争に使う軍事費に「制限がない」ことを強調しています。また、「11カ月目に近づく侵攻で、自身が掲げた目標を実現するよう軍に促した」(ブルームバーグ)と伝えられています。一方、ロシアの前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は中国を訪れ、習近平国家主席と会談しています。会談で習氏は、ウクライナ問題を巡って「関係各方面が理性と抑制を保つことを望む」と述べ、「全面的な対話によって、政治的に解決すべきだ」と強調したと、中国国営の新華社が報じています。

市場は日銀のサプライズ発表を消化しつつあります。やや落ち着きを取り戻し、今日辺りからクリスマス休暇入りを感じさせる雰囲気にもなってきそうです。ただ、今年は明らかに例年と異なる動きを見せているドル円です。このまま凪に転じることはないかもしれませんが、注意しながらもやや一息つけそうな雰囲気です。

本日のドル円は131円50銭~133円程度を予想します。

 

債権の動きは苦手なんですよね・・・

 

私は130円割ってナンボの話だとおもってます。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

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