現在(2022/7/3)の円安について②:黒田発言

「家計は値上がりを許容している」
出典:テレビ朝日YouTube

こんにちは、品川です。

現在の”異様な”円安について記事を書かせて頂いています。

第1回:現在(2022/7/3)の円安について①:20年ぶりの円安

今回は”炎上”した、と言われている黒田発言についてみてみたいとおもいます。


・発言要旨


黒田東彦(くろだはるひこ)日銀総裁ですが↓こんなことを言いました。

日銀の黒田総裁は都内で講演し、食料品などの値上げが相次ぐ状況について「日本の家計の許容度も高まってきている」との見方を示しました。

日本銀行・黒田東彦総裁:「企業の価格設定スタンスが積極化しているなかで、日本の家計の値上げ許容度も高まってきているのは、持続的な物価上昇の実現を目指す観点からは重要な変化と捉えることができます」

黒田総裁は「ひとつの仮説」と前置きしたうえで、新型コロナウイルスによる行動制限で増えた「強制貯蓄」が値上げの許容度の改善につながった可能性があると指摘しました。

そのうえで「家計が値上げを受け入れている間に良好な経済環境を維持し、賃金の本格上昇につなげていけるかが当面のポイントだ」と述べました。

さらに、黒田総裁は「金融引き締めを行う状況には全くない」と強調しました。

トップ画像の動画から確認できる範囲でみても、露ウクライナ侵攻によるコストプッシュインフレ(連載第1回参照)であることにまったく言及していないのは驚きです。

参考:「家計は値上げ許容」 黒田「前代未聞」失言生んだ日銀ロジック【解説委員室から】

ここ↑ではコストプッシュインフレに言及していますね。

たぶん、黒田総裁のあたまのなかにあったのは・・・

① 100均ショップ万歳なデフレから脱却したい。

② そのため(①)には”悪い円安”だろうがなんだろうがオーケー。

③ 低金利政策で行きたい。

この3つが頭の中にあったはずです。

私が腑に落ちないのは、③ですね。

なぜ日銀は低金利政策にこだわるのか・・・

低金利のタガを外すと、いまたまに目にする市中銀行の預金”手数料”発生、という衝撃の事態が発生するんでしょうか。

いずれにせよ、黒田総裁は、これで(言い方悪いですが)ボケ老人とみられても仕方がない感覚のズレを露呈してしまった、と言えます。

”良好な経済環境”(by黒田)って、アンタ・・・

・・・・・

それでは、今回はここまでです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m