(「金価格月足(CURRENCYCOM:GOLD)」
出典:Tradingview)
こんばんは、品川です。
この頃に比べ、とくに悪化もしない、とくに改善もしない・・・
・・・それが現在の新興国通貨の現状だとおもいます。
・金価格史上最高値
直近で注目に値することは、金価格史上最高値更新ですね(本記事トップ画像)。
Reutersから↓
[27日 ロイター] – 金価格が27日、過去最高値に上昇した。米中の対立激化やドルの下落を背景に安全な逃避先を求める資金が流入している。
0802GMT(日本時間午後5時02分)現在、金現物XAU=は1.7%高の1オンス=1934.06ドル。一時、最高値となる1943.93ドルまで上昇した。
米国の金先物GCv1は1.7%高の1929.40ドル。
銀XAG=も5.5%高の24ドル。一時2013年9月以来の高値となる24.36ドルまで値上がりした。
ANZの商品ストラテジスト、ソニ・クマリ氏は「(金は)一段の上昇に向けた条件が完璧に整っている」とし、新型コロナウイルスの流行を受けて、各国中銀が流動性を供給していることを指摘。「利回りの低下、ドルの下落、米中の地政学的な緊張も、さらなる支援要因となる。(金は)安全資産としての需要が増えているが、ドルにはもうそのような需要がない」と述べた。
この記事から4日後の(2020年7月)31日、1オンス(28 gくらい)1973ドルあたりに上昇しています。
金価格はギリシア危機(2011年ごろーこの記事と、この記事)に1900ドル台をつけたのですが・・・
その水準を超えた、ということですね。
ちなみに、直近でランドが、6.5ランド/円に上昇したのは、この金価格上昇に釣られてでしょう。
・コロナ進行
感染者数で、
南アフリカ 4位、
メキシコ 5位、
トルコはぐっと下がって 17位。
・・・ただ、ランドが好調になる、なんて私は全然おもっていないです。
理由のひとつは、上掲画像のコロナ感染者数ですね。
・・・ついに来たか、という感じです。
・取引数
トルコリラは、つい最近まで、
もっと元気がなかった。
(出典:外為どっとコム)
じゃあ、コロナ感染者数で改善したリラの復活なのか・・・と言われれば・・・
そうでもありません。
リラ取引数は、激減です(上掲画像)。
理由は、エルドアン大統領の思いつき政策で、為替介入があったり、取引停止があったり・・・
直近でもSNS規制法案通過は、もう、この国おかしいじゃん・・・というレベルにトレーダーに印象づけているわけです。
重ねて、政策金利の低下、為替準備高の激減・・・などから・・・
ハイエナのようにまだ落とすノリシロがある!と狙っている投機筋の標的に、いつでもなる状態が続いています。
・・・ついでですが・・・
この記事で、ご紹介した天国への階段のかた・・・
・・・この前みたら、ランドトレーダーになっていたのでビックリしました。
・・・疫病神みたいだから、あんまりこっちに来てほしくない・・・とか言ったら大変失礼なんですが・・・
・・・ただ、あの方のブログは、本当に、どんなFX会社の皮相的な話よりも参考になります。
がんばってほしいです。
いや、私もがんばります。
なんにもしない、というのをがんばる、というのがコツだとおもいます。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m