FXまとめ(コロナワクチン, リラ)

2020/11/9
午後8時半~午後9時半くらいに
市場は反応。
ドル円 30分足。
(出典:外為どっとコム)

 

 

こんばんは、品川です。

 

バイデン勝利

→ コロナワクチン完成

 

 

・・・というポジティブニュース連続で、市場のセンチメントが大幅に改善した、というのが現在の模様です。

 

現在(日本時間)2020/11/9 午後10時半なんですが・・・

 

ファイザー社がコロナワクチン開発成功というニュースは、報道が、9時半くらいだったようです。

 

ファイザーの新型コロナワクチン、大規模試験で90%の感染防ぐ

米ファイザーがドイツのビオンテックと開発している新型コロナウイルスワクチン候補は、数万人が参加した治験で90%を超える確率で感染を防いだ。暫定結果が示した。

ファイザーの株価は米時間外取引で約7%上昇、ビオンテックの米国預託証券(ADR)は約11%高となった。

原題:Pfizer’s Covid Vaccine Prevents 90% of Infections in Study(1)(抜粋)

 

 

参考 日経:米ファイザー、ワクチンの効果9割超に

 

参考 BBC:新型コロナウイルスの「画期的な」ワクチン、9割以上に効果

 

FXニュース速報でも 21:00頃。

 

11/09 20:54
ニュース速報
【通常市況】ドル円104.00円まで上昇、ダウ先物はファイザー関連報道で840ドル前後上昇

ダウ先物は、米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナウイルスワクチンは第3相試験の中間解析で90%の有効性があると一部通信社が伝えたことで、840ドル前後の上昇。  ドル円は104.00円、ユーロ円は123.66円、ポンド円は137.00円、豪ドル円は76.09円まで上昇している。 (山下) ・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

 

 

たぶん、一番早く情報誌入れたのが、20:30(日本時間)だったのでしょう。

 

・・・というわけで、週明けのNY株式市場上昇は、2,000ドルとか、3,000ドルとか、おかしい位のアゲが期待されます。

 

 

 


・リラまとめ


 

 

このポジティブニュースで吹き飛んでしまいましたが、実は週末、トルコリラは、再びネガティブニュースが溜まっていました。

 

トルコ中央銀行の総裁を解任 大統領、金融引き締めに不満か

【イスタンブール共同】トルコのエルドアン大統領は7日までに、中央銀行のウイサル総裁を解任し、後任にアーバル前財務相を任命した。ロイター通信が報じた。エルドアン氏はウイサル氏の金融引き締め路線に不満を抱いていると伝えられていた。

交代人事は7日付の官報で明らかになった。エルドアン氏は昨年7月、利下げに消極的だった当時のチェティンカヤ総裁を事実上更迭し、副総裁だったウイサル氏を昇格させた経緯がある。  通貨リラがドルに対して記録的な安値を付ける中、中銀は今年9月、事前の予想を覆し、主要政策金利を8.25%から10.25%に引き上げることを決定した。

 

この↑ニュースに見られるように、エルドアンは利下げ派なのは変わりありません・・・

 

しかし利上げの予兆とみるひともいる↓ようで・・・

 

2020-11-09
「トルコ中銀総裁の解任劇は大幅利上げの予兆ってホント?」トルコリラの焦点

トルコのエルドアン大統領は7日、理由を明らかにせずウィサル・トルコ中銀総裁を解任。翌8日にはアルバイラク財務相が健康上の理由で辞任を表明した。市場は、これらトルコ金融当局首脳の交代劇を大幅利上げの予兆と受け止めた模様でトルコリラは対円、対ドルともに過去最安値から反発した。世界的に株価が上昇するなどリスク・オンの地合いの中でもリラ安基調が続いてきただけに、利上げによって実質マイナス金利の解消が進めばリラ相場の底入れに繋がる可能性があろう。

ただ、かつてエルドアン大統領は利下げを渋る中銀総裁を解任した経緯もある低金利信奉者だ。次期総裁のアーバル氏(前財務相)に無条件で大幅利上げのお墨付きを与えると考えるのはいささか期待が高すぎるのではないだろうか。利上げ期待で上昇したリラ相場が中銀理事会後に急落する波乱の展開も十分に考えられるシナリオだろう。なお、トルコ中銀の次回理事会は来週19日に行われる。いすれにしても、今回の中銀総裁更迭と財務相辞任がリラ相場のボラティリティを上昇させた事は間違いない。リラ/円も来週にかけて荒れ模様の相場展開となる可能性があるため注意が必要だろう。

 

このニュースの赤字の所、正直、私、理解できませんでした。

 

 

 


・ほかに溜めていたニュース(リラ)


 

 

ほかに溜めていたニュースも吐き出しておきます。

 

11/06 01:04           ニュース速報       【通常市況】トルコリラは史上最安値圏での推移継続、当局の介入効果は限定的

 

トルコリラは対ドルで8.42リラ付近で推移している。3日に8.5434リラまで対ドルの史上最安値を更新したところでリラ売りの勢いはいったん落ち着いているが、安値圏での動きが続いている。トルコリラ円は12.31円付近で重い動き。本日は3日につけた12.24円に一時並び、史上最安値水準で推移する場面もあった。

米大手金融機関ゴールドマンサックスは「トルコは9月に64億ドル規模の為替介入実施と推計」「年初来の介入は1010億ドル相当に」と、当局による通貨安抑制策について報告。しかし、大規模な介入実施でも、安値更新の流れを食い止めることはできていない。

 

(関口)

 

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

 

もうひとつ。

 

11/06 18:32           ニュース速報       【通常市況】トルコリラ 売り優勢、対円では12.20円割れ

 

トルコリラは再び売り優勢となり、対円では12.17円まで最安値を更新した。リラは対ドルでも、8.50リラ後半までリラ安・ドル高に傾いている。米大統領選のジョージア州で、バイデン民主党候補がトランプ大統領との票差を急速に縮めたことが報じられた。バイデン候補はトルコに対し厳しい姿勢を取るとみられており、同候補が更に優勢となったこともリラの重しとなったか。

 

(小針)

 

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

 

もうひとつ。

 

11/06 23:18           ニュース速報       【通常市況】【市場の目】トルコは強硬外交で「四面楚歌」の懸念、経済を巡る状況は一層危うく

 

第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト・西? 徹氏

 

 

トルコは強硬外交で「四面楚歌」の懸念、経済を巡る状況は一層危うく

ロシア、EU、アラブ諸国、米国と全方位で緊張、対米関係悪化が次なる危機の引き金となる可能性

 

足下の国際金融市場ではトルコ通貨リラが最安値を更新する展開が続く。このところは地政学リスクが嫌気されてきたが、シリアやコーカサス問題ではロシアとの対立が懸念される動きがみられる。さらに、EU との間では東地中海のガス田問題に加え、イスラム教の預言者を巡る風刺画問題が火種となり、EU 内ではトルコへの制裁も辞さない動きも出ている。また、エルドアン政権が標ぼうする「新オスマン主義」を巡っては、スンニ派の盟主を自任するサウジアラビアなどアラブ諸国との軋轢もみられる。そして、米大統領選で優位とされるバイデン前大統領はエルドアン政権を敵視しており、米議会がトルコによるロシア製兵器の購入を理由に制裁を科す姿勢をみせていることも重なり、次期政権の行方如何では両国関係の悪化が懸念される。エルドアン政権は全方位で強硬外交をみせる一方、リラ安にも拘らず利上げ実施を拒否するなど政策運営も不透明ななか、トルコ経済を取り巻く状況は一段と危うい事態に向かいつつあることは間違いないと言えよう。

 

(関口)

 

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

 

 

先週末(2020/11/7)まで、こんな感じだったので、

 

週明け、リラは11円台確実と思われたのですが、まさに土俵際・・・という感じでした。

 

どうでしょう。

 

リラユーザーは戻って来るのかな?

 

市場を注視しましょう。

 

しばらくは、ユーホリック(楽天的多幸感)な状態が続くと思います。

 

・・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m

 

 


・追記(2020/11/12)


 

リラがすさまじい急伸をみせています。いま13円台なかば。

 

11/12 02:52
フィスコ
NY外為:トルコリラ急伸、利上げ織り込む/ニューヨーク為替市場アップデート

NY外為市場ではトルコリラが急伸した。ドル・リラは7.7926リラまで下落し10月22日来の安値を更新。リラ円は13円55銭まで上昇し、1カ月ぶり高値を更新した。ユーロ・リラは9.1749リラまで下落し1カ月ぶり安値を更新。市場はトルコの経済政策の戦略転換で、トルコ中銀が11月19日の会合で400ベーシスポイントの利上げを実施すると予想。 トルコのエルドアン大統領は11日、政府が経済に自信を取り戻すことを焦点に、新たな経済チームや中銀の政策を支持すると言及。投資家の信頼を勝ち取ることを公約した。 《KY》

 

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