こんばんは、品川です。
外貨準備高懸念から売りが強まっているリラですが、ここに来て問題が噴出して来ました。
かなり溜まって来たので、まとめておきたいとおもいます。
・史上最大の発見→ギリシア対立
エルドアン大統領が起死回生の国策として、黒海の天然ガス発見を発表したのは、2020/8/22でした。
参考:Bloomberg
これでエネルギー生産国への躍進だ!・・・となったのですが・・・
まず、有効化には10年はかかるだろう(それまでリラもつのか?)と疑念が生じた後・・・
ギリシアとの国境対立の問題に発展して行きました。
参考:Reuters
参考:外為どっとコム
けっこう記事読み漁ったんですけど、やっぱりソース忘れちゃうんですよね。
だから、この記事で押えています。
・物価上昇率→スワップ低下
トレーダーにとって気になるのは、スワップポイントが物価上昇率によって相殺される、という最近リラで強調されて来た視点です。
これが今、リラの低スワップの原因となっています。
なぜこれだけリラ安が進んでしまったのか。それはリラの実質金利が他国と比べて極端なマイナス金利状態となっているためです。 実質金利は、名目金利から物価上昇率を引くことで求められ、その計算式は次の通りです。
実質金利 = 名目金利 ‐ 物価上昇率
ここで言う名目金利とは「政策金利」のことを指します。 現在のトルコの政策金利は8.25%まで引き下げており、それに対して物価上昇率が11.76%と異常な水準で推移しています。 トルコの現在の実質金利はマイナス3.5%であり、他の主要新興国の実質金利がほぼマイナス1%以下であるのに対して異常な水準を維持しています。
つまり・・・
物価上昇率 11.76% - 政策金利 8.25% = マイナス3.5%
これが現在のリラの低スワップの原因のようです。
くわしくは、以下の記事をご覧になることをおすすめします。
参考:マネーの達人
・・・以上ですかね。
もろもろのことをまとめて、トルコリラを、最弱通過、いいところなし、とコキ降ろしているのが、外為どっとコムの次の記事です。
参考:FX湘南投資グループ
・・・まあ、この物価上昇率の件は、政策金利だけみてFXはじめたひとにとっては、詐欺同然に聞こえるとおもいます。
たぶん、天国への階段のひとも、そうおもっているんじゃないかな・・・
痛々しくて、最近、見ていないです。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
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