(「右下にレッスルマニア開始までの
時間が出ている・・・。」
出典:WWE)
こんばんは、ヤマガタです。GMドレイクマーベリックの就任とともに開始されたクルーザーウェイトトーナメントでしたが、微妙な盛り上がりを引きずりながら、結果、レッスルマニア当日には、前座(Kickoffショー)に甘んじてしまいました。
このポシャッた決勝戦を最後にご紹介することで、2018年レッスルマニア34の記事を終えたいと思います。
(以下、画像出典はWWEです。)
・観客がまったく分かっていなかった。
ゴング!!
観客の反応を見る2人!!
・・・反応なし。
雰囲気としては、トザワ選手の王座戦に、かなり似ていました。
ストーリーラインとしては重要な試合だったんですけれども、観客がまったく分かっていなかった。そう、それは205Liveがずっと泥沼のように落ち込んでいたもの、観客の無関心です。
地方のショッピングセンターの中、家族連れやお年寄りの前でラッパーがライブするくらい、見ていて痛々しいものがありました。
・試合自体には、ちゃんとストーリーがあった。
最後まで勝利に執着するアリに、
「もう無理だ!」
と叫ぶアレクサンダー。
感動し、ま、せ・・・んよね。
試合自体は気合の入りまくったものでした。
開始早々「お前の気持ちを見せてみろ!!」と叫びながら、互いに猛ラッシュ。
でも、メルセデスベンツスーパードームの巨大な空気が、無名の2人の気合を呑み込み「なんかやってる前座のレスラー」に変えてしまいます。
見ていて、恐ろしいくらいのマイナー感で、これはアレクサンダーとアリが悪い、とかそういう次元ではありませんでした。
前座に決められた時点で、この試合への反応は決まっていたのでしょう。
試合自体は、054も外して力尽き、それでも勝利に縋(すが)り付こうとするアリに「もう無理だ!」とセドリックアレクサンダーが叫び、ランバーチェック(Lumbar Check)を決め、勝利をおさめています。
ランバーチェック(Lumbar Check)。
一応、アレクサンダーに悪いんで、
載せときます。
膝で相手の背中を・・・って
ヒデヒデカッターじゃねーのか?
・なにが悪かったのか?
右下「レッスルマニア本番開始まで
あと52:06。
もうちょっと待ってね!」
ストーリー性もあり、盤石の態勢で臨んだはずの205Liveレッスルマニアバージョン・・・なにが、いけなかったのでしょうか?
なにもダメなところは無かった、というのが正直な感想です。
もう、マイナーとメジャーの深い溝を見せつけられたとしか言いようがありません。
ヒデオ選手も「自分は昇格していない」と認める発言をしている以上、205LiveがWWEの放課後授業みたいな位置づけであることは、もはや誰も否定できません。
・・・それがブラック企業の追い出し部屋みたいに成ってしまうのか?
これは、選手ではどうしようもない、根深い問題に見えました。
・・・・・
それでは。
これで、2018年レッスルマニア34の連載を終わりにします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
ー
コメント