(画像出典:WWE)
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こんにちは、ヤマガタです。
AKIRA TOZAWA、戸澤陽、トザワアキラ、アキラトザワ・・・いろいろなリングネームを持つ(けどみんな同じ)トザワ選手について連載をさせて頂いています。
WWEのクルーザーウェイト・チャンピオンに成ったのに、日本では微妙な反応でした。
どうしてでしょうか。
実はそこには、「お荷物ディヴィジョン」205 LIVEの抱える問題が潜んでいるのです。
トザワ選手の成功の光に隠れた、その陰の部分を探ってみましょう。
連載第3回目です。
・そろそろ本題に入ります。
(画像出典:WWE-以下同じ)
いろいろ沿革部分を話してしまいましたが、何よりクルーザーウェイトチャンピオンシップの試合について論じなけばなりません。
期日は、2017年8月14日。
試合は、WWEのメインブランド(番組タイトルとでも考えてもらえばよいでしょう)RAWの中の15分ほどのコマ(!)で行われました。
このこと自体、問題含みなのですが、気を落とさずに進んで行きましょう。
がんばれ、トザワ!
・先にトザワ選手リングイン!
トザワ「ハーッ!ハァーッ!!」
WWEに渡ってからのトザワ選手は、アキコ和田ばりに「ハーッ!ハァーッ!!」と掛け声を発しながら入場して来ます。
左に居るのはエージェントのタイタス・オニール氏。
こういうサブキャラを簡単につけられる資金力が、WWEのすごいところ。
・ネヴィル選手入場!
か、カッコええ・・・。
渦中の人物、登場です。
当時は「キングオブクルーザーウェイト」を名乗っていました。
クルーザーウェイトとは、WWEでは、205ポンド-1ポンド=約0.45キログラムだから「約90キロ」ー以下の体重の選手専門のディヴィジョンで、ネヴィル選手は、そのパンパンのマッチョボディから、クルーザーウェイトギリギリ(アウト)と言われていました。
いまとなって振り返れば「キングオブクルーザーウェイト」とは名乗っていたものの、ネヴィル選手は、この役、本当にイヤだったんですね。
WWEのバックステージ放送などでも、「なんでオレサマが・・・!!」みたいなヒールキャラを演じていたんですけれども、素で不満だったとは・・・。
・微妙な盛り上がり・・・。
観客「どよどよ・・・」
なんせ押しも押されぬWWEのメインブランドRAWの途中で、とつぜん、ちっこいの(失礼)が出て来て試合するわけですから当然、観客は軽くひくわけです。
アナウンサー「日本のコウベから来ました、チャレンジャー・・・
アキラ・トザワ!!!」
トザワ「うぇ~い!!」
観客「パチ、パチ・・・」
アナウンサー「キングオブクルーザーウェイト・・・
ネヴィル!!!」
ネヴィル「・・・。」
こんな感じで、せっかくのチャンピオンシップなのに、RAWなんかにブチ込んじゃうから、観客が全然、ついていっていないんですよ・・・。
NXTみたいに、もっと小さな会場で、インディー的な感じでやった方が絶対、盛り上がると思うですけどね。
クルーザーウェイトに関して言えば、完全にWWEはプロモーションに失敗しているのです。
でも、無情にも試合は開始します。たった15分のコマの中で・・・。
・・・つづきます。
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