南アフリカランドその後①:フィッチの格付けが突然出た。

こんばんは、品川です。おひさしぶりです。

南アフリカランドの話が山積しており、そろそろ再開しないと情報過多になるだろう・・・との編集長のお達しで記事を書かせて頂いています。


・フィッチの格付けが突然出た。


ロイターが報告したところによると(2018/12/7)、現地時間木曜日(ヨハネスブルグ12/6)、格付け会社トップ3のひとつであるフィッチ社(Fitch)が、突然、南アフリカの格付け(※1)を発表したようです。

格付け会社フィッチは、木曜日、南アフリカの格付けを発表した。

格付けは変わらず「投資不適格(subinvestment)」。

安定的ではあるものの経済の成長率の低さの割には、国有企業の借金が増大しているということに警戒を示している。

格付けは依然変わらずBB+

「南アフリカの格付けは、①低い経済成長率、②大きな政府の借金、③偶発債務、この3つが重しとなって上げることができなかった」と、声明文でフィッチは述べている。

Ratings firm Fitch on Thursday kept South Africa sub-investment grade credit rating steady at subinvestment and maintained its stable outlook, but warned that low growth and the rising debt of state-owned firms posed a risk.

Fitch rates both Pretoria’s foreign and local currency debt at ‘BB+’, one notch below investment grade.

“South Africa’s ratings are weighed down by low growth potential, sizeable government debt and contingent liabilities,” Fitch said in a statement.

UPDATE 1-Fitch keeps South Africa’s sovereign rating unchanged

というわけで、格付けBB+に変化なし。

フィッチ社による格付けは2017年4月7日以来ずっと変わらないのですが(※2)、今回(2018年12月)の格付けは、ズマ政権がラマポーザ政権に交代後のことですから(※3)、それなりに失望するものだったと言えます。

※1:そもそも格付けとは何か。格付け会社トップ3とは何か。そして南アフリカの格付けはどう変遷して来たのか・・・などについては、この記事をご覧になってください。)

※2:国債格付け変遷については、このサイトと、このサイトが良いです。)

※3:交代後初の格付けは2018年6月15日に行われやはりBB+で変わらなかったようです。参照:Fitch keeps SA at junk status, outlook stableFITCH AFFIRMS SOUTH AFRICAN RATING, OUTLOOK STABLEGovernment’s response to the rating action of Fitch Ratings)


・少しずつ追って行きます。


他にも、S&Pの格付け、ムーディーズの格付け、土地収用問題、内閣改造、リセッション・・・と現在、南アフリカについて語るべきことはたくさんあります。

本連載で少しずつ、崩して行くつもりです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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それでは、今回はここまでです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m