ロマンレインズが白血病のため離脱(2018/10/22 RAW)。

(「いつものブーイングが止まる・・・」
出典:WWE)

 

 

 

こんばんは、ヤマガタです。既になにかしらの形で目にしていると思われますが、ロマンレインズ(RomanReigns)が、白血病(leukemia)により、実質上引退になった・・・と思えるような事態になってしまいました。

 

興味も含め、WWEに関わりのあるひとであればあるほど、気分が落ち込む出来事だったと思います。

 

最後までヒールターンしない、芯のブレない優等生選手でした。

 

(以下、画像出典はWWEです。)

 

 

 


・言ってはいけないが、WWEは肩の荷が下りたのか。


 

いままで本サイトでも散々、ロマンレインズについては批判して来ました。

 

 

① レッスルマニアのトリもイマイチ

 

② 果てしないプッシュと失敗の繰り返し

 

③ いつまでレスナーとちんたらやってんだ

 

④ ベルト獲ってもヒトまかせかい

 

 

・・・とプッシュしてもプッシュしてもプロレスファンからの支持が得られないのが、ロマンレインズというレスラーでした。

 

彼がいなくなってWWEは中心を失ったのでしょうか?

 

いいえ、そんなことはありません。

 

やっと次のプロジェクトに進むことができるのです。

 

レインズは、ずーーーっと、WWEがプロモーションを変える際の障害になって来た・・・そんな作り込み過ぎベビーだった気がします。

 

 

 


・Cagematchのコメント。


 

 

Cagematchにひとつだけ、今回の件でコメントが載ってました。

 

読んでみましょう。

 

 

ロマンレインズの最後の評価になるかも知れないが、それは7.0だ。

最後まで、プッシュに応えられない男だった。

プロモーションの失敗もある。

自分はレインズの人柄が嫌いだったわけではない。

レスラーとしてのギミック、アングル、そしてアスリートとしての彼に、不満があったのだ。

 

Los Leones wrote on 24.10.2018:
[7.0] “I never really understood if the problem is him or the booking around him… Roman Reings, if consedered the New Face of WWE, is the worst face of WWE ever. Compare him with Bruno, Hogan, Savage, Warrior, Shawn, Bret, Austin, Taker, Triple h, Cena etc.. The men that have headlined a period in WWE… he is the worst… but I respect him , himself is not so bad but the fact that he was imposed help us to hate him … I don’t hate the wrestler I dislike the Gimmick and also he never had done great matches except the ones with wrestling phenoms like Aj Styles…. also his promos aren’t good … The difference between Him and John Cena for Example is the fact that in John Cena Case The WWE Universe hated the Character in the case of Roman Reings they hated the performer… but he is a great workhorse he is dedicated… I am sad to the news he has leukemia… I hope He will get well soon…”

 

 

かなり意訳してますが、言おうとしているのは日本語の通りだと思います。

 

そして、そのままじゃん・・・としか言いようのない、最後のコメントですね。

 

 

 


・当日のRAW。


分かっててみると、

ここだけで泣ける。

 

 

 

2018/10/22のRAWは開始直後にレインズ登場でした。

 

みんな知らないので、いつもの大ブーイング。

 

しかしレインズの表情が明らかにいつもと違います。

 

最後の景色を目に焼き付けているようでした。

 

・・・ここだけで、かなりグッと来ます。

 

 

 

 


・そしてマイク。


いつものようにブーイングを浴びて

苦笑いをするレインズ。

 

 

 

スピーチの全文は、日刊スポーツさんが掲載しています。

 

 

みなさんに謝罪しないといけない。

何カ月もいろんなことを言ってきた。

毎週登場して、毎週王座防衛戦をすると言ってきたのにウソをついてしまった。

現実では、私、ジョー(本名)は11年も白血病だった。

不運なことに病気が再発してしまった。

病気のため、ユニバーサル王座を返上しなければならない。

同情してもらおうとは思わない。

自分は22歳の時に病気の宣告を受けました。

治療は人生で一番の大変な試練でした。

フットボール(NFL)を辞めたり、子供が生まれた時でした。

でもWWEはチャンスをくれました。

またWWEと契約したメインロースターに昇格してみなさんの前に登場できた。

みなさんの応援、時にブーイングもあったけれど、変わらず感謝の気持ちは同じでした。

人生というのは不公平なものかもしれない。

時に人生は変化球を投げてくる。

今やるべき事は家に帰って家族と過ごすこと。

これは引退宣言ではないし、そう思ってほしくない。

もう1回、白血病を倒して戻ってきます。

人生が苦難を自分に突きつけた時、それに打ち勝つ人間であることを証明したいし、目標にしたい。

病気を倒して、すぐにリングに戻ってきたい。

もう1度、みんなには感謝の気持ちを伝えたい

 

 

 

このマイクの「ウソをついてしまった」あたりでブーイングが最高潮になったのですが、

 

次の「現実では、私、ジョー(本名)は11年も白血病だった」を聞いて、観客が徐々に潮が引くように静かになっていったのが印象的でした。

 

それを知ってか知らずか「What?」の掛け声を入れて来るプッツン系の輩は、まだ、いました。

 

しかし最終的に会場はレインズを応援しよう、という雰囲気に変わって行ったのでした。

 

個人的には、こんな形でレインズのベビーは完成してしまったのかなあ・・・としか言いようのない、そんな幕切れです。

 

どうぞ、みなさんも見て涙してほしいと思います。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m

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