(バッシャール・アル=アサド大統領
出典:Wikipedia)
こんばんは、品川です。今月(2018年4月)前半の相場を、概観しています。
現地時間4月17日、18日、アメリカのフロリダ州で日米首脳会談が行われました。今回は、それについて短くまとめておきたいと思います。
・北朝鮮問題についてはリスクオンの要素なし。
まずは、昨日(2018年4月21)の話ですが、北朝鮮が核実験、ミサイル発射実験を止めた、というニュースが入って来ました。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は21日、核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの発射実験を21日以降は中止し、核実験場を廃棄すると伝えた。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が前日の党中央委員会総会で、「いかなる核実験も中長距離、大陸間弾道ミサイルの発射実験も必要なくなり、北部の核実験場も使命を終えた」と述べたという。
詳しくは、BBCの記事をご覧になるのが一番だと思います。
編集長の記事のころは深刻な問題だった北朝鮮の核とミサイル実験でしたが、ここに来て平和的解決が訪れたのは意外ですが、喜ばしいことですね。
この北朝鮮問題について、日朝首脳会談では「日米同盟」が強調されたことも注目に値します。以下は安倍首相のコメントです。
記者会見で『(北朝鮮弾道ミサイル発射について)断じて容認できない』と私が語った直後、トランプ大統領は『米国は百パーセント同盟国である日本とともにある』と力強いコミットメントを世界に向かって発信した。たった一言で、半世紀を超える日米同盟の絆がいかに強固であるかを見事に示した。あなたの偉大なリーダーシップに改めて心から敬意を表する
・・・ちょっと、すり寄り過ぎな気もします。
いすれにせよ、市場には安堵感を与えたということで、前回お伝えしたポジティブなチャートの動きが見いだされます。
・あとはTPP、日米貿易摩擦。
あとは、アメリカのTPP(※)復帰失敗、日米貿易摩擦について牽制的なやり取りが為されたみたいですが、これはトランプ大統領の「米国第一主義」を考えれば想定内というところでしょうか。
(※Trans-
・地政学的にはシリア問題。
日米首脳会談は、以上のように良い意味で「何事もなかった」と言えるでしょう。
むしろ今、押さえておきたいのは、(2018年)4月13日に行われた米英仏のシリアへのミサイル攻撃です。
シリア、シリア、とよく耳にするので、次回、この問題について概観してみたいと思います。
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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