(出典:UFC)
こんばんは、ヤマガタです。
WWEの黒人戦略について触れた記事で、UFCでは黒人さんが活躍していることはない・・・
・・・みたいなことを言ってしまったんですが・・・
アンダーソンシウバ(Anderson Silva)が居ましたね。
(以下、画像出典はUFCです。)
・前蹴りの名手
これがNo.1ノックアウト。
(No.2=でも時系列的には、その後に当たる試合
では、同じメンツで
おマヌケなノックアウトをされている。)
UFCの歴史なんか見ると、ミルコクロコップも、宇野薫も、ヴァンダレイシウバも・・・
バッタバッタKOされていて・・・
いかに時間差があれども、やはり日本の総合格闘技とのレベルの差を見せつけられることになります。
そんななかノックアウト集を見ていたらNo.1に出て来たのが、アンダーソンシウバ(上掲画像)でした。
どんな派手なノックアウトするのか、とおもったら、前蹴りです。
でも、これ、格闘技経験あるひとなら、かなり目から鱗ですよね。
前蹴りって、なにに使うのか、イマイチよくわからないんですよ。
あんなのやったらツマ先グキッってなるに決まってるじゃん・・・
・・・みたいに思うんですけど、シウバの使い方は、すごいです。
ようするにアッパーカットの代わりに前蹴りですね。
で、たぶん、ブーメランキックみたいに、軽くフェイント入っているんでしょう。
つまり、下腹部当たりを狙う前蹴りと見せかけて、アゴまで伸びてくる・・・
・・・しかも、ほぼノーモーション。
これは、個人的に、かなり感動しました。ってか、玄人過ぎるチョイスですよね。
ちなみにシウバ見るまで、私の前蹴り解釈は・・・
ムエタイ選手がやるみたいに、あっち行け!みたいな距離を取るものだとおもってました。
極真の選手とかで、大柄なひとは、もっと凶器として、デカい足で丸太みたいに前蹴りするひといるんですけど・・・あれは体格ありき、なので、あんまり参考になりませんでした。
・引退試合をした
厳(おご)かな試合だった。
対戦相手のホールが、いい選手。
試合自体はシウバが終始押しているようにみえたが、
ホールがずっとカウンターを狙っていた。
最後は、シウバが踏み込んだところを
軽めのストレートで合わせてカウンター。
そのままパウンドで勝利。
・・・
なんか、師匠が弟子に
奥義伝授しているみたいな試合でした。
そんなアンダーソンシウバさん。
UFCでは、ミドル級とライトヘビー級の王者にもなったレジェンドなんですけど・・・
45歳ということで、引退試合を先ほど、2020/10/31(現地時間)で行いました。
参考:ANDERSON SILVA LOSES TO URIAH HALL IN FINAL UFC FIGHT
UFCって・・・
最上位:UFC 234 みたいなpay-per-view
・
中級:UFC on ESPN
・
下位:UFC Fight Night
・・・と3種類の大会やっているんですけど(そりゃダナホワイト著名人になるわな)・・・
参考:Wikipedia
今回、アンダーソンシウバが引退試合をしたのは、下位の大会 UFC Fight Night でした。
ちなみに、どのクラスの大会だろうと、ブルースバッファーは出てくるみたいです。
バッファ処理みたいな(ぷぷぷぷpp…
で、相手は、ユライアホール(Uriah Hall)という36歳の・・・若者ではないですね・・・ほぼ選手年齢的には変わらないNY住みのジャマイカ人でした。
結果は、4Rに軽めの右ストレートでダウンを奪われ、パウンドでTKO負け(上掲画像)。
こうして、アンダーソンシウバは、引退をしました。
だから何だって話なんですが・・・まあ、こうやって徐々にUFCの世界も広げてゆきたいなって、そういう記事です。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
追記:2021/7/15
前蹴りっていうか、下の試合の方が↓すさまじいですね。
これは、すごい。
追記:2021/7/16
これは、別の意味でスゴイ↓
シウバが巧みなテクニックで圧倒しながら・・・ホームタウンのMichael Bispingに判定が行ったという・・・
ただ、ジャッジやら運営が、自分たちの権威みせつけたかっただけのような試合です。
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