世界から見た日本のプロレスの評価ーその1。

(出典:WWE)

 

こんばんは、ヤマガタです。寒い日がつづきますね、いかがお過ごしでしょうか。海の向こうのWWEでは、日本時間の今日、ロイヤルランブル前のNXTテイクオーバーが終わったみたいです。アンドラーデ “シエン” アルマス(Andrade “Cien” Almas)vs ジョニーガルガノ(Johnny Gargano)のNXTチャンピオンシップ、かなりすごい試合だったみたいですね・・・。それにしても、2人、似てないですか? 同じヒトのメキシコバージョンアメリカバージョンみたいな・・・。

 

そんな疑惑も冷めないわけですが、今回のNXTテイクオーバーに関して言えば、日本人選手も出なかったことですから、まあ「観て楽しみましょう」という感じです。

 

その代り、「あらためて世界から見た日本のプロレスを再確認する」という町工場のごとく渋い連載を、しずしずと開始させて頂きたいと思います。

 

連載第1回目です。

 

 

 


・Cagematch


(クリックで移動します)

 

 

Cagematch(ケージマッチ)というドイツの人たちが2001年6月に立てた、プロレスに関する世界最大級のデータベースがあります(上掲画像)。

 

本連載では、レスリングオブザーバーやスポーツイラストレイテッドといったアメリカの中心メディアとはちょっと違った、このサイト、Cagematchでの、日本人選手の評価を見てみたいと思います。

 

・・・まあ、これから私が話すことを読んで、ぜったい「全体像を見てみたい」と思うかたが出て来ると思うので、上にリンク貼っておきました。ご利用ください。・・・でも、行ったままにならず、できれば、ウチ(本サイト)にも、戻って来てくださいね。

 

さて、以下にお話しするのは、2018年1月28日のデータに基づいています。ご注意ください。

 

 

 


・世界最高のプロレス団体は、新日本プロレス!!


 

ドイツ人が立てたサイトですけれども、世界中からマニアが集まっています。言語は英語です。なぜかAboutUsだけドイツ語でしたが・・・。

 

まずはその、「団体評価」から見てみましょう。

 

見てすぐ分かるのですが、何と、我が国の、新日本プロレスが第1位です!!

 

わー!わー!!おめでたふ!!!

 

2位が、イギリスのプログレスレスリング(PROGRESS Wrestling)

 

3位が、新興団体とも言えるプロレスリングゲリラ(Pro Wrestling Guerilla)

 

と続きます。

 

この手のマニアが集まるサイトでありがちなことですが、WWEに対する評価は低く、団体評価で28位、選手評価では、ジョンシナが100位にも入っていないていたらくで10段階評価の7.31と酷評されています(選手評価については後述)。

 

評価や順位は、単純に、登録したマニアからの有効投票の平均値を取っており、WON(WrestlingObserverNewsletter※)のデイブメルツァー氏のような権威による評価によるものではありません。

 

まさしくインターネット民主主義という感じですね。

 

レスリングオブザーバーニュースレターのことです。書くのが楽なのでWONという表記を使わせてください。)

 

 

 


・最高評価試合は、あの小橋 vs 三沢!!


(「ノアだけはガチ」出典:NOAH)

 

 

 

Cagematchを散策してみれば分かりますけれども、「アメリカから外に出た」という意味での世界における、日本のプロレスの評価は非常に高く、上に述べた通り、新日本プロレスが団体評価で1位を獲得しているのを始め、全日本プロレスが4位、そして女子のスターダムが5位につけています。

 

また「試合に関する評価」でも、レスリングオブザーバーなどとは少し異なるところが見られて興味深いです。

 

例えば、WON最高得点★×6.25をもらった2017年6月11日ドミニオン大阪城ホール大会におけるオカダvs オメガは、Cagematchではそれほど高く評価されてなく、9.52(十分高いですが)で、51位にまで下げられています。

 

では、Cagematchのユーザーたちが評価する最高の試合とは何だったかと言うと、2003年1月3日ノアの武道館大会、小橋建太vs 三沢光晴戦です。これが不動の最高得点(9.84)を得ています(上掲画像)。

 

・・・確かに、あの試合の持つ異様な雰囲気は、外人にもインパクトがあったのでしょう。

 

試合会場的には武道館の1万人は、今年のWK12の3万人に比べれると確かに見劣りしますが、しかし、その分会場の密度が上がり「社長~!!」のような声援がより生々しく響くわけです。

 

だから、205Liveもフルセイル大学で録画したほうがいいって・・・あ、支離滅裂に成って来たからやめます。

 

 

 


・こんな感じで、しずしず進めます。


 

こんな感じで、Cagematchのデータから面白いものを抽出しつつ、日本の素晴らしいプロレスの、世界での評価を見てみたいと思います。

 

合間合間にちょくちょく連載継続できればいいな、とは思っているんですけれども、10回とか続けると誰も付いてこなくなってしまいますので、サジ加減を調節しながら進めさせて頂きますね。

 

なんだか、他サイトに直ぐパクられそうな企画ですが、ウチはウチのテイストで行きますので、よろしかったらまた、ご訪問ください。

 

(パクリに対する目も光ってるぜ!)

 

・・・・・

 

それでは。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m

 

本編はつづきます。

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