Brexit前のユーロ復習:その3(FX 2019/3/14 木)

 

 

こんばんは、品川です。

 

今はトルコリラにせよ、南アフリカランドにせよ、それ固有の変動要因は考えない方がよいでしょう。

 

市場の関心は、Brexitに伴う混乱にあります。それがどう運ぶかで、リスクオン/オフが生じ、リラとランド(メキシコペソも)に波及して行く・・・という動きになります。

 

結局、新興国通貨独自のファンダメンタルズなんてのは趣味の領域だ、と言ってしまえばそれまでなんですが・・・。

 

 


・メイ首相の辞任もありか?


現在のドタバタが終ったら
力尽きるようにして
辞任か?

 

 

いろいろあったが「Brexitの立役者」として歴史に汚名を残したキャメロン前首相の後任としてがんばってきた現メイ(Theresa Mary May)英首相。

 

現在(2019/3/14)、「合意なき離脱」が議会で否決されたということで辛うじて面目が保たれていますが、その直前、ユーロ委員長との会合で持ち帰った協定案が議会でまたしてもコテンパンに否決され、最早、首相としての面目が保たれていない・・・という印象を受けます。

 

(現在の英議会日程については前回記事をご覧になってください。)

 

 


・爆上げポンド。


3月12日から3月14日現在にかけての
左GBP/JPY時間足
右GBP/USD時間足
(出典:外為どっとコム)

 

 

 

「合意なき離脱」は13日の時点で議会で否決されました。

 

現在「離脱延期」の議決に進んでいます。

 

こうなると・・・

 

 

もしかして離脱しないんじゃないの?

 

 

なんていう楽観論の極致も出て来て、とにかく現在、ポンド周辺はユーホリック(多幸感)がすごいです。

 

ひとことで言えばお騒がせです。

 

今押さえておくべきは、今月終り(2019/3/29)に予定されていた歴史的事件、イギリスのEU離脱が延期になった・・・ということです。

 

なんだそれ・・・ですよね。

 

個人的には、そんなにトレーダーを神経質にさせる出来事でもないと思っています。

 

なので、お茶でも飲みながら傍観しましょう。

 

ただ、ギリギリのポジション取りは止めましょう、お互い。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m

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