こんばんは、品川です。
2016年6月23日に国民投票によって決定されたBrexit(イギリスのEU離脱)。
実際の離脱は今月末、2019年3月29日です。
・合意なき離脱が焦点。
2019年3月Brexit直前の予定。
Yes/Noはあくまで英議会視点。
(出典:NHK)
本日(3月12日)昼の12時、イギリス(要するにメイ首相)とEUユンケル委員長との間で、協定案の合意は得られたみたいです(産経新聞)。
あとは、イギリス議会でその協定案が採決されるかですが、それが上掲画像の一番左になります。
採決されれば「合意なき離脱」回避でめでたしめでたし・・・ですが、昨日の外為どっとコムさんの文章、もう一度引用しましょう。
英・EU離脱=Brexitがひとつのヤマ場を迎えます。
[2019年3月]12日の修正案採決は否決が濃厚で、否決されれば[2019年3月]13日に「合意なき離脱」の是非を問う採決が行われます。
これも否決される可能性が高く、そうなると[2019年3月]14日には「離脱延期」の是非を問う採決が行われる見込みです。
英議会の動向から目が離せない1週間となりそうです。
結果は日本時間で13日早朝未明に出るみたいです。
NHKの説明がよいでしょうね。
3月12日 19時58分
イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱が今月29日に迫る中、メイ首相はその条件を定めた協定案について反発する議員が求めてきた十分な改善がEU側から得られたとして、12日、日本時間の13日未明に議会で採決にかけることにしています。議会が離脱の協定案を承認し、「合意なき離脱」が避けられるのか、ヤマ場を迎えます。
イギリスのEU離脱で、その条件を定めた協定案は議会の承認が必要ですが、ことし1月のイギリス議会では北アイルランドの国境管理をめぐる強い反発から歴史的な大差で否決されています。イギリスのメイ首相は11日、協定案の修正を求めてEUのユンケル委員長と協議し、反対する議員が求めてきた十分な改善が得られたという認識を示しました。
これを受けてメイ首相は12日夜、日本時間の13日未明に議会で採決にかけることにしています。
承認されれば「合意なき離脱」は避けられ、市民生活や企業活動の混乱を最小限におさえるための移行期間が始まることになりますが、協定案にこれまで反対してきた与党・保守党の離脱強硬派は今回の採決に対する態度を明確にしていません。
また、最大野党・労働党の党首は採決で反対票を投じるよう呼びかけていて、議会でどの程度の支持が広がるかは不透明な情勢が続いています。
思えば2016年は投資家にとって悪夢のような1年でした。
2016年6月23日Brexit決定。
2016年11月8日トランプ当選。
何事もなく終わったのが今でも不思議でなりません。
こういった経験から、やはりギリシア危機のようなデフォルト(国債償還不履行)が一番、怖い、というのが私の頭にはあります。
要するに金融システムに関わるようなファンダメンタルズの危機ですね。
結局、そう考えればリーマンショックも同じです。
・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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