今回(2018/3/28)の利下げとSARB:その1。

(出典:Wikipedia)

こんばんは、品川です。SARB(The South African Reserve Bank 南アフリカ準備銀行)が、(2018年)3月28日、0.25ポイントの利下げを敢行しました。

本記事では、その背景と成ったファンダメンタルズを、中銀総裁の声明を中心に、追ってみたいと思います。


・6.75 → 6.50。


(出典:外為どっとコム)

今回の利下げは、0.25ポイント。政策金利は、6.5%と成りました。

南アランドの政策金利の推移を視覚的に辿ると、上掲画像のように成ります。簡単にポイントをまとめると、以下のように成るでしょう。

① 2016年3月に、政策金利を(6.75%から)0.25上げ、7%にする。

② 2017年7月に、政策金利を(7%から)0.25下げ、6.75%にする。

③ 今回、2018年3月に、政策金利を(6.75%から)0.25下げ、6.5%にする。

南アランドの高金利通貨としての特徴は、この連載でもまとめていますので、ご参照ください。


・レセチャハニャホ(Lesetja Kganyago)総裁。


レセチャ・ハニャホSARB総裁。

ご本人ツイッターより。

(クリックで移動します)

結果としては、0.25の利下げでしたが、肝心なのは、その背後で南アフリカ経済に対して、どのような洞察があったのか、ということです。

本連載では、今回の利下げをきっかけに、アメリカ中銀総裁ほどスポットライトを浴びない、SARB総裁の頭の中をのぞいてみよう、というのが目的に成ります。

よって、主役は、現SARB総裁レセチャハニャホ(Lesetja Kganyago)氏です。

ハニャホ総裁についての簡潔な紹介には、次の文章が良いでしょう。

(2014年10月)6日、ズマ大統領は記者会見し、ジル・マーカス中銀総裁の後任としてレセチャ・ハニャホ(Mr. Lesetja Kganyago)同銀行副総裁を指名した。マーカス総裁は2014年11月8日に退任し、ハニャホ副総裁は11月9日より新総裁に就任する。ハニャホ氏は、2011年に南ア中銀副総裁として指名されており、既にチームの一部としての活動歴があるため、任務の円滑な移行が可能になる。

新総裁は、以前、財務省の事務次官として活躍していた際には、G20 首脳会議及び G20 財務大臣・中銀総裁会議等さまざまな会合において南アのテクニカルチームを率いたことがある。

『南ア月報』2014年10月、在南アフリカ日本国大使館。

次回は、このハニャホ総裁の利下げについての声明文を辿ってゆきたいと思います。

・・・・・

それでは、今回はここまでです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m