カイリセインとシェイナバズラーの抗争に対する評価(WarGames直前)

(出典:WWE)

 

 

こんばんは、ヤマガタです。

 

現地時間(2018年)11月17日、NXT TakeOver: WarGamesが開催されます。

 

WarGamesは去年復活したイベントで、高い評価を受けました。

 

WarGamesマッチは、

 

The Undisputed Era (Adam Cole, Bobby Fish, Kyle O’Reilly, Roderick Strong)

vs.

Pete Dunne, Ricochet, War Raiders (Hanson & Rowe)

 

という豪華なメンツで、これも★×5は確実だと思われるのですが(レスリングオブザーバーの評価ね)、カイリセインvs.シェイナバズラーのフュード(抗争)も佳境に入ったと言われています。

 

ただ、実際、この抗争(カイリセインvs.シェイナバズラー)、アメリカの人達にどう思われているのでしょうかね・・・。

 

レスリングオブザーバーの MIKE DELLACAMERA氏が興味深い論考を書いていたので、ちょと読んでみたいと思います。

 

(以下、画像出典はWWEです。)

 

 

 


・バズラーはやはり高評価。


ギミックはずっと変わっていない。

基本ヒール。

The 4 Horsewomenの1人。

 

 

まず、シェイナバズラー/ベイズラー(Shayna Baszler)

 

2017年メイヤングクラシック決勝のカイリ選手の対戦相手で(カイリ選手が勝って優勝)、その後、サイレントキルでカイリ選手との抗争再開。

 

直近では、エボリューションでカイリ選手からベルトを奪い返し、本当に長いフュード(抗争)をカイリ選手と続けることになりました。

 

或る意味、日本のカイリファンは、この選手(シェイナバズラー)に相当感謝しなければならないかも知れません。

 

さて、そのシェイナバズラーについて、レスリングオブザーバーの MIKE DELLACAMERAは、こんな風に書いています。

 

 

シェイナバズラーとカイリセインのフュード(抗争)がこんなに長く続くなんて誰が予想しただろうか。

2017年夏からだ。

アングルは多面的に語られ、最早NXTでも十分にストーリーが語られることの証拠にすらなっている。

中でもバズラーだ。

彼女のパフォーマンスは素晴らしい。

育成ブランドと呼ばれたNXTが、最早その次元を超えつつあることの良い例となっている。

 

Who says WWE can’t tell long term stories? This story started during the summer of 2017 and will, in theory, end a good year later. They have told the story in so many ways, which is a huge credit to the performers. Baszler has come so far in such a short time it’s incredible, and a true testament to the quality of the developmental system.

 

 

個人的にも賛成です。

 

かつてナカムラ選手が背負っていたような役割を、いまバズラーはしていると思います。

 

 

 


・カイリセインに対する評価。


これをアメリカのプロレス通は、

どう思っているのか?

 

 

問題は、カイリセイン(Kairi Sane)選手です。

 

日本のこっちでも、見ていて冷や冷やするくらいの”カイリ推し”で、まったくキャラを変えるつもりがありません。

 

或る意味、秋葉原キャラがどこまでアメリカでウケているのか・・・それが心配です。

 

レスリングオブザーバーの MIKE DELLACAMERAは、こんな風に書いています。

 

 

カイリセインは、よくギミックをこなしている。

彼女のパイレーツギミックは、或る意味、いままで一度も目にしたことのなかったものだ。

誰があんな格好でリングにあがる選手を予期しただろうか。

彼女は臆することなく、ピーターパン症候群を演じている。

それ自体、信じられないことである。

 

Sane deserves credit for her part in the story as well. Her gimmick is, in a vacuum, outrageous even for wrestling standards. She is a yachting enthusiast, who is also a pirate, who is also a princess, who comes to the ring with the wheel of a ship. In what world does that ever work? It’s like when you ask a 4-year-old what they want to be when they grow up and they say a pilot, a firefighter, a baseball player, and a strawberry. It doesn’t make any sense, but it makes all the sense in the world.

 

 

要するに

 

「カイリセインは開き直っている。」

「スパーンと、ひとつ突き抜けた感じが出て来た。」

 

と言っているわけです。

 

・・・同感です。

 

オンナの強みを見た感じすらします。

 

 

 


・ベルトはカイリに移動するという予想。


前回の感動が再来するか?

 

 

 

以上のように述べた後、レスリングオブザーバーの MIKE DELLACAMERAは、こう締めくくります。

 

 

長期に渡るカイリvs.バズラーも、今回の三本勝負で、もう十分だろう。

WWEは新たなストーリーに進まなければならない。

とすると、バズラーがベルトを落とす、というのが最もありそうな結末だ。

そしてバズラーは昇格し、ラウジーのいるThe 4 Horse Womenに向かう。

予想は、カイリセインの再戴冠。

NXTでバズラーの代わりにヒールを務めるのは、カイリとも一時期抗争した、レイシ―エバンスあたりが妥当だろう。

 

All of their history means there is so much for them to draw on and call back to.  It makes all the sense in the world for Shayna to lose the belt and move on to something involving Ronda Rousey and the Horsewomen, so let’s say Kairi takes this one. The next group of NXT women seem to be heels like Lacey Evans – who might be the new Liv Morgan of this column because she just doesn’t do it for me, and Bianca Belair who is a star waiting to happen. Let them come at the royal pirate and see what happens.

 

 

というわけで、カイリ選手勝利!が予想となっています。

 

私もそう予想しますね。

 

エボリューションでバズラー、カイリ選手にリマッチで再度敗け、昇格決定かと思いましたが(実際は逆だった)、たぶん、ここ(WarGames)でカードを充実させるために延期させたのでしょう。

 

そういうわけで、今回こそ、バズラーの負け。

 

カイリ選手がNXT再戴冠。

 

バズラーは、ロンダラウジーの所へ昇格。

 

ってことは、バズラー、RAW(ラウジーがいる)に昇格すんの?

 

大出世だなあ・・・。

 

なんて風に思いました。

 

いずれにせよ、明日の結果、待ちましょう。

 

・・・・・

 

それでは、今回はここまでです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m

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