(「これから黄色固定のようです」
出典:WWE)
こんばんは、ヤマガタです。4月8日開催のレッスルマニア34まで「後34日」という何とも暑苦しい宣伝で今週のRAWは進められました。アスカ選手はどうだったのでしょうか。早速キャッチアップしてみましょう。
(以下、画像出典はWWEです。)
・アスカ選手にハラハラ vs. ナイア選手が素晴らしい。
足でロープ。
前回のRAWで、マイクを使い、アスカ選手のストーリーを広げたのはアレクサ選手でした。
特にアスカ選手とナイア選手の個人的因縁が激化したという訳でなかったので、ちょっと今回のアスカ選手とナイア選手の再戦は、唐突に思えました。
でも、何はともあれ、アスカ vs. ナイアです。
試合を見ていると分かるのですが、WWEとしてはお茶の間に「アスカの連勝記録(Asuka’s streak)が止まってしまう!」というハラハラドキドキ感をもたせ、それと同時にアスカという選手にどんどん感情移入をしてもらおう、という狙いのようです。
そのための格好の材料としてナイア選手が選ばれているわけです・・・。
が、どんどんブル中野選手を彷彿とさせるトップヒールに成長して行くナイア選手の素晴らしさは最早誰の目にも明らかであり、WWEの意図とは逆に、ナイア選手の名声の方がプロレスコミュニティーの間では広がっています。
・いままで見た中では1番の試合。
女子離れした技術。
WWEとしては、ナイア選手を(悪いけれども)踏み台にして、アスカ選手を高めて行って、最後に連勝記録を賭けてロンダラウジーと頂上決戦!というレッスルマニアメインも真っ青の大勝負を考えているのでしょう。
けれども、私に限って言えば今回のRAWを見て、アスカ選手とナイア選手のストーリーを、もっと深めて欲しいな、と思いました。たぶん、私が総合ギラいだからでしょう。
ラウジー話してないじゃん・・・。アスカ選手は怒った猫みたいな顔して手と足動かしていれば十分面白いから良いんですけど・・・。
あ、それより試合内容です。
ズバリ、地味なRAWの中の1試合でしたけれども、私がアスカ選手の試合として見た中では、1番良かったです。
最後はアスカ選手が、三角締めを、ナイア選手にポストやらリングやら方々(ほうぼう)にブツけられながらもしぶとくかけ続け、腕ひしぎに最後スイッチし、ギブアップを奪いました。
技術的には非常に高く、レスラーとしてのアスカ選手の偉大さすら感じる内容でした。
たぶん、これこそ今、女子ディビジョンを開拓しようとしているWWEが必要としている本物のワザなのでしょう。
すごいな~・・・アスカ選手。
・ナイア選手の名声は更に高まり、アンチアスカがそろそろ出て来そう。
負けて色っぽかったナイア。
ナイアジャックス選手が、ようやく目指していたキャラに到達しようとしていたとも思われた試合でした。
”女性としての魅力を残しつつ、物凄く強いヒール” が、ナイア選手が目指しているキャラなのではないでしょうか。
そしてそこに到達するのに怪物コースは絶対に通らない、というのが彼女の主義のようです。
今回のRAWで、「何度もアスカ選手に挑戦し続け、遂に負けて諦めた」というナイア選手は、実はかなり魅力的で、キャラとしての成熟度が完成に近づいていると感じました。
これでまた、プロレスコミュニティーでの名声がグッと上がるでしょう。でもそれは、単細胞な輩によるアンチアスカの感情に切り変わる危険性もあります。
アメリカにも変な奴ら居ますからね。
カイリ選手も、NXTのハウスショーでヘイトスピーチ(というかコール)を受けて対処に困ったーというか実際は神対応したーそうです。(WrestlingIncのこの記事参照。)
アスカ選手にも、そういうトランプ的な被害が、そろそろ迫っているかも知れません。
でもまあ、それは偉大な選手が最後に越えなければならない山なのでしょう。
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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