こんばんは、品川です。ランド躍進の期待される本年(2018年)2月26日、新たに大統領に就任したシリルラマポーザ氏(2月15日)が新閣僚を発表しました。データ的に大規模なものに成ることが予想されますので、連載の形で記事化させて頂きます。何卒、ご了承ください。
連載第1回で顔ぶれを見たラマポーザ新内閣ですが、よく見るとANCのトップ6は半分、三人しか入閣していません。今回は、入閣しなかった残り三人に焦点を合わせ、その意味するところを探ってみたいと思います。
連載第3回目です。(トップ6については、この記事をご参照ください。また、(下記トップ6の画像出典は、ANCホームページに成ります。)
1.入閣しなかったトップ6ひとり目:エイスマガシュル(Ace Magashule)。
向かって左下のひとです。
表記が「Elias Sekgobelo Magashule」と成ってますけれども、Elias Sekgobelo “Ace” Magashuleと呼ばれているようです。
この “Ace” ですが、完全にアダ名で、サッカーさせるとエースに成るので、そう呼ばれているだけだそうです(ANCの紹介文参照)。
どうでもよいですけど(よくないですけど)、ANCのホームページを見ると、マガシュルのことを「同志マガシュル(Comrade Magashule)」とか呼んでいて、ああ共産党だなあ・・・と実感します。
ANCの事務局長(Secretary General)です。58歳。
ズマの忠実な(staunch)サポーターです。だから、このひとが内閣を外れたことには大きな意味があります。
入閣経験はまだ、無いようです。
2.入閣しなかったトップ6ふたり目:ジェシーデュアルテ(Jessie Duarte)。
向かって中央下段のひとです。
紅一点ですね。
副事務局長(Deputy Secretary General)です。64歳。
ズマの忠実な(staunch)サポーターです。だから、このひとが内閣を外れたことには大きな意味があります。
「同志デュアルテ(Comrade Duarte)」に入閣経験は、まだ無いようです。
3.入閣しなかったトップ6三人目:ポールマシャティレ(Paul Mashatile)。
向かって右下のひとです。
財務委員長(Treasurer General)です。56歳。
ズマ反対を明言していたトップ6唯一のメンバーで、私の直感ですが、若いこの “同志” マシャテレが入閣しないことを引き換え条件に、ズマのサポーター2人(マガシュルとデュアルテ)を閣僚から外したのではないでしょうか。
「同志マガシュル(Comrade Magashule)」は、以前、文化教育大臣として入閣経験があります。バリバリの学生運動家でした。
このひとだけトップ6で、何か違うんですよね。
南アフリカを変えてくれそうな人に見えます。
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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