(出典:みんなのFX)
こんばんは、品川です。
上掲画像は、みんなのFXさんご提供のチャートです。
現在、下落していますね。
・トランプ大統領の一般教書演説はどう取られたか。
今回は、昨日お伝えしたトランプ大統領の一般教書演説に対する佐藤氏(外為オンライン)のリアクションを読んでみたいと思います。
昨日の日本時間昼前に行われたトランプ大統領の「一般教書演説」は、予想されたように、雇用や賃金など経済面での自身のこれまでの成果を誇示する一方、メキシコ国境の壁建設では譲歩することはなく、「必ず建設する」と強調し、米中通商協議については、楽観的な見方を示しながらも、予断を許さない状況であるとの認識を示しました。
トランプ氏は「私は中国の習近平国家主席に多大な敬意を抱いており、米政権は現在、中国との新たな通商合意に向けて作業をしている」とした上で、「しかし、合意には不公正な貿易慣行を終わらせ、米国の恒常的赤字を減らし、米国民の雇用を守るように、本物の構造改革が盛り込まれる必要がある」と述べました。さらに「われわれは中国に対し、米国の雇用と富を窃取する時代は終わったと明瞭に告げている」と語り、そのため中国から巨額の税を受け取っているとも述べています。(ブルームバーグ)
ドル円は演説が始まるとすぐに110円台に乗せる場面もありましたが、その後はジリジリと値を下げ、夕方には109円55銭近辺までドル安が進みました。トランプ氏が壁建設に依然として固執していることが判明し、現時点では撤回する可能性が低いことからすると、一時的に閉鎖が解除されている政府機関が来週16日以降再び閉鎖されるリスクが意識されました。ドル円が109円台半ばまで売られたのは、そういった見方が強まったことが背景かと思います。
ドルはその後再び買い戻され、ドル円は110円04銭近辺まで上昇しました。ただこのドル高円安は、ユーロドルの影響を受けた円安の側面が強かったようです。ユーロドルは1月25日以来となる1.14を割り込み、1.1361前後までユーロ安が進みました。
靖国神社参拝もそうですが、少しズレた所に政治家のかたがたは威厳を求める場面があるように思われることがあります。
壁建設、どうなるんですかね。
たしかに建設業関係で雇用くらいは生まれそうですが・・・・。
失業率、問題になっていませんからね。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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