(出典:sportskeeda)
こんばんは、伊田です。ヤマガタ君のサポートのために「スポーツキーダ(Sportskeeda)について調べて欲しい」と依頼され、本記事を書いています。もっとも最近、彼(ヤマガタ君)の寄稿が中心と成って来ましたので、私達としてもチームワークを大切にしなければなりません。サイト全体としても、何かしら方向性を出せたら、と考えています。
本サイト(ニュースオールズ)の寄稿方針などは近いうちに別記事で公表されるそうです。ただ、サイト管理上の技術的な問題で、いまはそれどころではないようですが・・・。
・スポーツキーダ(Sportskeeda)
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スポーツキーダ、最近でもヤマガタ君の記事で、ヒデオイタミ選手について論じたGary Cassidy氏の記事が引用されていました。
Gary Cassidy氏はイギリス国籍のようですが、媒体としてのスポーツキーダは、インドのメディアです。
スポーツキーダ。それは、当時まだ27歳だった、インドの経営大学院生Porush Jain氏のアイデアによって立ち上げられました(上掲画像)。
2009年、インドのバンガロールにある、シンビオシスビジネススクール(経営大学院=MBAなどが取れる大学院のこと※)に通っていたPorush Jain氏は「インドにはスポーツファンが集うコミュニティーサイトが無い!」ということに気づきます。
そこで友人のSrinivas Cuddapah氏を誘って、スポーツキーダを立ち上げたのです。
「スポーツキーダ(sportskeeda)」とは、ヒンディー語を交え「スポーツの虫」を意味するそうです。
(※Symbiosis Institute of Business Management, Bengaluru。通称「SIBM」。)
・秘密主義。
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27歳のPorush Jain氏が立ち上げたスポーツコミュニティーサイト、スポーツキーダは、あっという間に全インドに広がり、さらに英語サイトということもあり海外からの流入も激しく、大成長を遂げました。
いまや毎月150万人ほどのユニークユーザーが訪れているようです。
4000人ものライターにより、日々100以上の記事が量産されているようです。
この圧倒的なパワーを背景にスポーツキーダは「法人なり」をし、Absolute Sports Private Limitedという会社により運営されるように成りました。
・・・しかし、です。
Absolute Sports Private Limitedという会社はホームページを持たず、かろうじて上掲画像の会社情報が、ブルームバーグなどにより提供されているだけです。
スポーツキーダは基本的に秘密主義で、売上などの情報はまったく非公表のようです。
しかも、記事投稿は善意のスポーツマニアによって支えられており、ほんの5から10パーセントのトップコントリビューターにしか報酬は与えられていないようです(※)。
(※ただ、この点についてはスポーツキーダのサイト画面上部に「WRITE&EARN」という項目があるので、事情は変わって来ているのかも知れません。)
このように謎に包まれたスポーツキーダ。
しかしその勢いはスポーツイラストレイテッドやレスリングオブザーバーにも迫るものがあるということは、Google検索をすれば明らかなことでしょう。
・ネット時代の情報の重みづけは難しい。
パッと見、スポーツキーダは、ケージサイドシーツやレスリングオブザーバーのようなプロライターによるサイトと見分けがつきません。
フェイクサイトもそうですが、ネット時代では、どのサイトの情報が有効で、どのサイトの情報が素人の書きなぐりか、見分けるのが非常に難しく成って来ています。(私の書いたクラウドソーシング企業についての記事も参考にしていただければ幸いです。)
特に英語サイトでは、私たちは自分たちの居るサイトの位置づけを、しっかり認識しなければなりませんね。
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それでは。
私の記事はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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