(「ヒデオ選手は後ろで勝利に酔いしれる」
出典:WWE)
こんにちは、ヤマガタです。12月25日のRAWで対戦したブライアンケンドリック(Brian Kendrick)選手が、ヒデオ(Hideo Itami)選手のGo-To-Sleepを喰らい鼻ならびに眼窩壁の骨折の負傷をしてしまった・・・というニュースを第1回目お伝えしました。この事故についての反響は海外でも非常に大きく、多くのプロレス系サイトで取り上げられています。(ケンドリック選手については、205Live出演選手をまとめたこちらをご覧になってください。)
当初、ケンドリック選手の復帰の時期は未定とされていましたが、レスリングオブザーバーの報じる所によると、手術の必要も無いということで2カ月ほどで復帰の目途が立っているとのことです。実際、12月26日の205Liveでアナウンサーのナイジェルマクギネス(Nigel McGuinness)氏がそう述べていたそうですが、私は聞き逃してしまいました。(マクギネス氏についてはこちら。)
・ヒデオ氏も少しナーバスに成っている様子。
(ヒデオ氏ツイッターより
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ヒデオ選手も、ケンドリック選手の事故発生当初は相方のギャラハー選手に強気のツイートをしていましたが(連載第1回目参照)、あとになって、やっぱりケンドリック選手に同情し、こんな風にツイートしています。
Get well soon. (お大事に。)
上掲ツイッター下の段
これだけのツイート(↑)なんですが、これが出ただけで1記事書いたぼったくりみたいなサイトが4つ5つ現れました。”ヒデオ、ケンドリックを心配する!”みたいな記事ですね。あ、英文のサイトの話です。
ただ、Get well soonのツイートがまんざらバカにできないのは、205Live登場時からヒデオ選手がRespect Me!!を連呼しているんで、「あれ?まだヒデオはヒールなの?」という疑惑が各メディアに広がっていたんですよ。
で、このGet well soonのツイートが出たんで「あ、やっぱりヒデオはベビーに戻っているのかな・・・?」という反応が再び各メディアに広がりました。
そんなこと本人に聞けよ、とツッコミ入れたいところですが、こういった予想・妄想がプロレスメディアの楽しいところなわけで・・・(北の国から風)。
・GTSを禁止するな!
(「誰が”スタイルズクラッシュ禁止”
なんてホラ吹きやがった!?」
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もしかしたらWWEの上層部が、GTSについて審議中なのでしょうか?先のヒデオ選手のツイートでは、こんなふうにも言われています。
I BELIEVE in myself. (おれは自分を信じるだけだ。)
上掲ヒデオ氏ツイッター上段
実際、ヒデオ氏にはあんまりナーバスにならずにそう考えていて欲しいものです。
この前(12月26日)の205Liveもヒデオ選手のセグメント(出演時間帯)は結構いい雰囲気が出ていて、ぽつりぽつりとヒデオコールも出始めていました。もうちょっとなんですよね。
また海外のメディアでも、今回のケンドリック選手負傷の件で、ヒデオ氏を擁護する意見も散見されます。
例えば、アスカ選手のところでも触れたブリ―チャーレポート(bleacherreport)では、「ヒデオからGTSを奪うべきではない!」という論説を載せています。
以下抜粋。
AJスタイルズの「スタイルズクラッシュ」は禁止されないで、ヒデオのGTSだけ禁止するなんて理不尽だ。そんなことしたらWWEはただの偽善団体に成り下がってしまう。スタイルズクラッシュを見ろ。あんな危ないポジションに相手の頭を持って来て、数々のレスラーを病院送りにしているじゃないか・・・(ヨシタツ氏含む)。
If WWE removes the GTS while allowing AJ Styles to deliver the Styles Clash, it’s being hypocritical. The WWE champ’s finisher puts opponents in a precarious position with their head uncomfortably close to the canvas. The move has injured several wrestlers, leaving some with broken necks.
またしても、意訳なんですが、そうなんですよね。今回のヒデオ選手の件には、AJスタイルズ選手の件(ヨシタツ選手がスタイルズクラッシュを受け損ねて大怪我した等)が重なるんですよね。
で、その時、今回のヒデオ選手のGTS禁止みたいに「スタイルズクラッシュ禁止!」のウワサが広まったんですよ。で、ブチ切れたAJスタイルズ選手が出したツイートが上掲画像のわけです。
・つづきます。
この話、大分広がっていますね。
メディア方面では格好のネタかもしれませんが、中には悪意あるもの(前回扱ったザ・サンの記事など)もありますので、ヒデオ選手には、そういうのを読んでモチベーションダウンして欲しくないと思います。
・・・てか、だからあの謎の技はなに?(上掲ヒデオ氏ツイートの写真の技のことです。前回参照。)
日刊スポーツさんが「羽折式脇固め」って言ってたんで、お~と思ったんですけど、記事読んでみたらリングス・オブ・サターンでした。
ヒデオ氏が「Tribute to Neville」とかツイートすれば最高なんですけど。
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では。
何か、まだいろいろ出て来そうなんで、本連載は続けさせていただきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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