むちゃくちゃですよね↑
(出典:ANNnewsCH)
こんにちは、品川です。
恒大集団ショックで、世界をデフォルト(国債ではなく社債)リスクに陥れた恒大集団・・・
参考:恒大集団ショック
衝撃の本業=不動産業から、電気自動車への思いつき移行を口にし、世界の投資家を腰砕けにしました・・・
経営危機の恒大集団 電気自動車へ事業転換を表明(2021年10月23日)
・
経営危機に陥っている中国不動産王手「恒大集団」のトップが「不動産業から電気自動車への事業転換を図る」と明らかにしました。
ただ、事業の見通しははっきりしていません。
中国メディアによりますと、33兆円の巨額債務を抱える恒大集団のトップの許家印氏は22日、幹部らを集めた会議で危機を乗り越えるために建設中のマンションなどの工事や販売の再開が何よりも重要だと強調しました。
そのうえで、去年12兆円以上あった不動産業の売り上げを今後は3.5兆円程度に縮小し、「10年以内に不動産から新エネルギー自動車への事業転換を図る」と明らかにしました。
ただ、恒大集団の子会社が開発を進めている電気自動車はまだ量産化できておらず事業の転換には困難も予想されています。
トヨタが、10年以内にTVゲーム産業を中心に事業転換しまっす!とか言い出したような感じです。
・最重要判定の南アフリカランド政策金利
真っ赤なのが最重要
黄色は重要度中
(出典:外為どっとコム)
中国がダメだと南アフリカもダメ・・・
よく言われることですが、中国が南アフリカの製品(鉄鋼や金ってところでしょうが)を買い取っている、というより、中国が南アフリカに投資している、というのが実際のところではないでしょうか。つまり、中国は南アフリカに経済支援を行っているかたちになる(もちろん、投資なので慈善事業ではない)。
いずれにせよ、こういった事情から、パトロンの中国が不調となれば、南アフリカも苦境に立たされます。
金の値段は上昇し続けているとおもうのですが・・・
全般的によろしくない。
あいかわらず7ランド/円台で、ずっとコロナを引きずっているような感じ。
今日(2021/11/18)、南アフリカランドの政策金利発表なのですが・・・まあ、こんな感じなので、現状維持でしょうね。
・絶好調なメキシコペソ
ツッコミどころ満載の
トルコリラは
その2で扱います。
高金利通貨三兄弟(ランド、リラ、ペソ)で頭一つ抜けた感があるのが、メキシコペソです。
南アフリカが中国に依存している、とすれば・・・
メキシコはアメリカに依存しています。
絶好調のアメリカ(なんですよ)。
なので、メキシコは順調に経済をコロナ禍から脱却し、政策金利をバシバシ上げています(上掲画像)。
しかもロット当たりの値段が、高金利通貨三兄弟のなかで、一番安い。
じつは、現在FXで一番取引されているのは、メキシコペソなんじゃないか、ってくらい人気があります。
・・・・・・
とりあえず、こんな感じです。
つぎの記事に続きます。