トルコのインフレ:その4(FX 2019/3/10 日)

こんばんは、品川です。

相変わらずトルコのインフレと通貨値下がり(ドル高リラ安)について考えています。

むずかしいですね。

誰も本当の原因、分かってないかも知れません。

ヘッジファンドが仕掛けたんだよ、という匙投げはしないことにしたいと思います。


・一般特恵関税制度


あくまで一部製品が無税だっただけ。

(出典:TRT)

前回、トルコのインフレ(ドル高リラ安)は、トランプの関税引き上げが原因だ・・・というところまで考えを進めました。

しかし最近、トランプ大統領が、トルコを一般特恵関税から外す、つまりトルコに再び厳しい関税を掛ける、と決定したことが話題になっています。

ここから「元からトルコには関税なんて掛かっていなかったんじゃないの?」

だから「トランプの関税引き上げ政策が、トルコリラ安の原因なんて言えないんじゃないの?」

つまり、私の前回の話は全面的に間違いだったんじゃないのか、と考えるひともおられるでしょう。

しかし特恵関税制度は一部製品です。

以前から関税を掛けられていたトルコ製品はあったわけです。

だからこの点で前回の推論は間違いではないでしょう。

この点に限ってだけは・・・


・なんか順序がおかしい。


リラ安→関税引き上げ、の順。

(出典:毎日新聞)

しかし、前回の私の推論(リラ安=インフレの原因は、トランプの関税引き上げによる)が誤っていると思わされる理由が、上掲記事にあります。

リラ安は円安をイメージしてもらえば分かる通り、輸出に有利に働きます。

前回の私の推論では、その輸出をトルコにできなくさせたのがトランプ関税だ、ということでした。

が、上掲の毎日新聞の報じる所では順序が逆です。

上掲の毎日新聞の記事によれば、リラ安が起こったから、トランプはトルコへの関税を引き上げた、と報じられています。

つまり・・・

× トランプ関税 → リラ安(前回の記事

〇 リラ安 → トランプ関税

だったわけです。

じゃあ、リラ安はどこからやって来たの?というわけで議論は振り出しに戻りました。

・・・一緒に考えましょう。

私も明日までに考えます。


・TRT


米中貿易摩擦がトルコにプラスになる

とか言っている。

(Fitchのレポートを部分解釈しただけ)

ところで、トルコのファンダメンタルズについて調べている間に面白いサイトを見つけました。

TRTという恐らくはトルコのNHKです。

びっくりするくらい愛国主義的です。

去年(2018年)8月のリラショックの辺りでも、まったくそれに触れず”トルコ経済絶好調”みたいなことを繰り返していて、北朝鮮かと思いました(イランの通貨安に触れただけ)。

それはそれで、読んでて面白かった、というそれだけなんですが・・・。

・・・・・

とにかく、謎の国、トルコへの興味は尽きません。

それに照らし出されたトランプの貿易戦争の悪影響を見るのも楽しいと思っています。

・・・・・

それでは、今回はここまでです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m