こんばんは、伊田です。仮想通貨について、記事を書かせて頂いています。
仮想通貨取引において、まず外せない、というか基本なのがビットコインです。そこで、まずはこの基本的な仮想通貨について、幾つかの点を押さえておきたいと思います。
・ビットコインとは何か。
あまりウンチクを語る場ではないので、ビットコインとは何かについては、サッと目を通しておくだけにしましょう。
いろいろ読み漁りましたが、DMMBitcoinさんの説明が分かりやすいです。
ビットコインは2008年にSatoshi Nakamoto名義で発表された論文(Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System)が発表され、2009年にビットコインネットワークがスタートし現在に至ります。暗号技術や分散システムの研究の集大成ともいえ、最初の仮想通貨(暗号通貨)ともいわれています。仮想通貨=ビットコインといえるほど、最もポピュラーな通貨で取引量・時価総額ともにトップとなっています(2017年12月現在)。
通貨の発行上限が2,100万枚と決められており、将来的に通貨がインフレーションを起こすことがないよう、設計されているのも大きな特徴です。
・頂点255万円。
さて、肝心なのは、この基本仮想通貨ビットコインが、どのような値動きをして来たのか、ということです。
(出典:Zaif)
暴落の日である12月22日が、
「12月18日(の週)」として
チャート底辺横軸に灰色で記されています。
ZaifさんのBTC/JPY(ビットコインを買う時の日本円の値段)の推移です。
ローソク足は週足で、2014年4月から始まっています。これは、Zaifさん創業の年のようです。(ちなみに「登録」に関して言えば、金融庁によると、現行の仮想通貨業者が登録を済ませたのは軒並み平成29年、つまり2017年です。)
さて、上掲チャートで、BTC/JPY最高値をつけている所(1番とんがっている所)は、日足で見ると、2017年12月8日(上掲画像チャート底辺に灰色で記されています)です。
値段は、2,549,990円、およそ255万円です。これがビットコイン(BTC/JPY)の最高値に成りました。
・12月22日の大暴落。
12月8日を頂点として、BTC/JPYは暴落を始めます。
「暴落」という名前がネット上で躍るのは、2017年12月22日です。すこし日足でも見てみましょう。
(出典:Zaif)
暴落の日である12月22日は、
チャート底辺横軸に灰色で記されています。
この「12月22日」は上掲週足チャートでは「12月18日(の週)」として灰色でチェックされています。
このとき(12月22日=12月18日の週)、何が起こったのでしょうか?
この件で調べてみて驚くのは、出て来る説明がほとんど皆、素人ブロガーのもので、日経を代表とするような経済誌のほとんどが、手を付けていないということです。もちろん、記事にはしているのですが、「バブルがはじけた」程度の表現を使うだけで、そのファンダメンタルズ、例えば「ビットコインに対する規制が為された」といったことについての調査はまったく為されていないようです。
ひとつ、日経の記事を読んでみましょう。
価格急落の背景にあるのが、米国などで広がっていた値上がりを狙った投機だ。米国ではネット検索上位に「クレジットカードでビットコイン購入」という言葉が急上昇。借り入れでビットコインを購入している人が増えていることを示す。個人の投機マネーは価格が下落し始めると損失を防ぐ売りを急ぎ、価格の下落に拍車をかけやすい。
2017/12/23 22:00 (2017/12/24 0:00更新)
う~ん、歯切れが悪いですね。
本件について、もう少し調べてみたいと思っています。
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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