個人輸入代行業を「悪質 rogue」と呼んで規制を煽るのは止めて欲しい。(1)

こんばんは、バールドです。オオサカ堂さんを代表とするおクスリの個人輸入代行業のクレジットカード決済問題が長期化しています。

当初、私はシステム障害かと思っていたのですが(前回の記事は去年のものに成ります)、あまりにも長期化しているので、再度調べたところ、どうやらそうではないと判断しました。

レジットスクリプト(LegitScript)という私企業の活動が、関係しているようです。


・レジットスクリプト(LegitScript)とは?


設立者ジョンホートン(John Horton)

(クリックで移動します)

レジットスクリプト(LegitScript)とは、おクスリの安全性と合法性をチェックする私企業です。公的機関ではありません。非営利団体でもなさそうです。

投資の世界に「格付け機関」というものがあるのですが(本サイトの品川さんの記事が参考に成るでしょう)、それに似た性格のものだと言えます。

以下、『社会薬学』という専門学術誌に載っている同社の説明を読んでみましょう。

レジットスクリプトは、ヘルスケアの分野を中心に監視・調査を行う企業です。各国の政府機関やインターポールなどの公的機関、クレジットカード会社やインターネット会社と協力し、不正医薬品販売サイトの監視、調査活動を行っています。レジットスクリプトは、NABP(全米薬局協会)から承認を受けている唯一の会社です。世界中のレジストラに不正医薬品販売サイトの閉鎖要請を送付し、毎年 1 万件以上の閉鎖に貢献しています。2014 年からは厚生労働省の委託事業を受け、インターネット上で薬機法に違反して未承認医薬品の広告を行っているウェブサイトについて、ドメイン名レジストラに閉鎖要請を送る業務を行っています。レジットスクリプトは、ホワイトハウスで専門官として薬物規制政策を担当していた弁護士であるジョン・ホートンが、2007 年に設立しました。レジットスクリプトは私企業ですが、目指すのは、「公共の安全」であり、「インターネットを安全に、透明性のあるものにする」ことを責務としています。

岡沢宏美「アメリカなど諸外国のオンライン薬局の法規:医薬品不正販売ウェブサイトの監視と裁判事例について」、『社会薬学』Vol.35,  No.2. 日本社会薬学会。

岡沢宏美氏は、レジッスクリプトアジア政策・執行部長のようです。


・ダマされているのではない消費者が居るということを知って欲しい。


おそらく、私を初め、個人輸入代行業さんでミノキシジルやデュタステリド等を手に入れているヘビーユーザーさんたちが、仮に、レジットスクリプト(LegitScript)と議論をしても、水かけ論のイタチごっこに終わるでしょう。

「薬学の正義」を標榜する彼ら(レジットスクリプト)と、「そんなところに要点は無くて、処方だけを目的に、高いカネを払って開業医の所に行く余裕が無いんだよ」と主張する私達。

個人的には、レジットスクリプトが彼らの「正義」の旗の下、なんの事情も知らない行政に働きかけ、望まれてもいない変革を起こすのは、頼むから止めて欲しい、と思っています。

そういうのは、中学校の生徒会までの話にして欲しいです。


・結局、これがクレジットが使えない原因。


結局、このレジットスクリプトの運動が、オオサカ堂さんを代表とするおクスリの個人輸入代行業のクレジットカード決済問題の原因のようです。

実際、レジットスクリプトは、VISAなどと提携し、彼らが「悪質 rogue」と呼ぶ個人輸入代行業との取引を控えるように働きかけているのです。

私達が困っていたクレジット問題は、技術的な問題ではなくて、法的な問題だったわけです。

次回は、レジットスクリプトが個人輸入代行業を「悪質 rogue」と呼んで批判する、そのロジックを追ってみたいと思います。

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それでは、今回はここまでです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m