トザワのWWE戴冠はなぜ話題に成らなかったか?その4

(画像出典:WWE)

こんにちは、ヤマガタです。

 

AKIRA TOZAWA戸澤陽トザワアキラアキラトザワ・・・いろいろなリングネームを持つ(けどみんな同じ)トザワ選手について連載をさせて頂いています。

 

WWEのクルーザーウェイト・チャンピオンに輝いたのに、日本ではなぜか、微妙な反応でした。

 

どうしてでしょうか。

 

実はそこには、「お荷物ディヴィジョン」205 LIVEの抱える問題が潜んでいるのです。

 

トザワ選手の成功の光に隠れた、その陰の部分を探ってみましょう。

 

連載第4回目です。

 

 


・クルーザーウェイトはKickOffショー向け。


前回の試合のつづきに入る前に、シンスケナカムラAJスタイルズジョンシナが居るWWEのメインイベントに対するクルーザーウェイトの位置づけについて、ちょっと考えてみたいと思います。

 

前回もすこし触れましたが、RAWとかSmackDownの中でクルーザーウェイトの試合を組む時、十中八九、盛り下がります。というか、そのワクだけウキます。どのくらいかというと、観ていて恥ずかしいくらいです。

 

観客や視聴者がRAWとかSmackDownデカい選手から、ちっこいクルーザーウェイトの選手に変わった時、目がついて行ってないのです。

 

なんでも、クルーザーウェイトに成ると、会場から出て行く人もいるそうです。

 

WWE側は、こういったことに既に気づいていて、レッスルマニアサマースラムなどデカい大会に成ると、クルーザーウェイトの試合を、たとえチャンピオンシップであったとしても、KickOffショーという所に持って来ます。

 

KickOffショーとは、新日本プロレスで言う第ゼロ試合で、コンサートやお笑いで言う前座です。

・・・こんな扱いに、ネヴィル選手を初めクルーザーウェイトの選手が屈辱を感じていたことは想像に難くありません。

 

 


・でもCWCは超盛り上がっていた!


(「ゲーム的な・・・」画像出典:WWE)

 

しかし、クルーザーウェイトのディヴィジョンができる前に、丁度カイリ選手が優勝したメイヤングクラシックみたいな感じで(この回参照)、クルーザーウェイトクラシック、通称CWCという大会を2016年にWWEは開催していました。

 

この大会は、その後のクルーザーウェイトディヴィジョンとは異なり、超盛り上がっていました。

 

(「CWCを堪能する群衆」出典:WWW)

でぃす・いず・おぉうさむ!!

ぱん、ぱん、ぱぱぱん!!

 

日本から出場していた選手の中には、もちろんトザワ選手やTAJIRI選手も居たのですけれども、なんといってもメインは「アイツは(危険な技のやり過ぎで)いつか対戦相手を殺すかも知れない・・・」と海外の掲示板などで囁かれていた飯伏幸太(いぶしこうた)選手でした。

 

(「ゴールデンスター」出典:WWE)

イタミ選手には悪いけど、

このひと↑には華(はな)がある。

 

飯伏選手の出場した試合は特に、超盛り上がりました。会場から「ずっとやってくれ!(Fight Forever!)」のチャントが出ていたくらいです。

 

(「い、イブーシ…!!」出典:WWE)

 

ただ、その時の会場は規模も雰囲気も、完全にNXTのそれで、会場が小さい分、選手の見栄えも良く、またクルーザーウェイトの選手しか出場しなかったために、観客の目にも違和感なく映ったはずです

 

なんでしょうね・・・プロレスって、こういうところを大切にすべきスポーツだと、最近つくづく思います。(←ずいぶん偉そうだな)

 

ああ・・・書きすぎてしまった。

 

次回は必ず、トザワ選手の試合に戻ります!

 

 


・おまけ


(画像出典:新日本プロレス)

 

イービル選手って、すこしドラゴンゲート入ってると思いませんか?(クマだけじゃん)

 

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