こんにちは、バールドです。
ミノキシジル内服薬であるミノタブを使うことの妥当性を考えています。
連載第2回目です。
・ミノタブのミノキ含有量:10mg
まずは、ミノタブを使うにあたって、必須と成る知識を補充しておきましょう。
上掲画像がミノタブとして最も愛好されている「ノキシジル(「ミ」を取っているだけの商品名・・・)」です。
上掲画像は、10mgの製品ですね。
ポラリスシリーズやフォリックスシリーズの様なミノキシジル外用薬に慣れたひとだと、「濃度表記」たとえばNR10だったら「ミノキシジル濃度16%」で製品の効果を測っていたでしょうから、この10mgは意表をつかれるかも知れません。
結論から言ってしまえば、10mg=1日分です。
あえてミノキシジル外用薬を体験して来た上級者向けに語っています。
上級者とは、恐らくは「ミノキシジル濃度16%」を体験して来た方達のことです。
10mgで1日分ですから、面倒くさがりのひとは、このミノタブ10mgを買って、寝る前はできるだけ避け(心臓がドキドキすることがあるからです)、好きな時間に1日1回1錠、飲むわけです。
心臓のドキドキはただの思い込みの場合が多いですが、そんな思い込みでも、特に寝ようとしているときには障害になりますので、できるだけ寝る前のミノタブは止めた方が良いでしょう。
・ミノタブのミノキ含有量:5mg
ミノタブには、いまご紹介した10mgの商品に加え、もうひとつ5mgの商品があります。商品名は同じく「ノキシジル(「ミ」が無いだけ・・・)」です。
もちろん「ノキシジル」以外のミノタブ製品はあります。アメリカ製のものが有名です。
ちなみに「ノキシジル」はタイのT.O.Chemicalsが製造しています(ホームページはこちら)。
「タイの会社だからノキシジルは止めておこう・・・」と考える必要はありません。
ノキシジルが一番普及しているミノタブ製品なのですから。
ちなみに私バールドは、こちら5mgのミノタブを使っています。
そして朝晩2回、つまり1日2錠、これを飲んでいます。
結局、10mgのミノタブを使っていようが、5mgのミノタブを使っていようが、1日に飲む総量は同じで10mgです。
この1日に飲む総量10mgを、忙しくてすぐ飲むのを忘れそうな人は10mgのミノタブを使い1日1回で済ませて下さい。
それに対し、なるべく1回で内服するミノキシジルの総量を減らしたいと思っている人は5mgのミノタブを使い1日2回飲んでください。
私はこのタイプのわけです。
・ピルカッターは特に使わない。
ミノタブを使っている方の中には、ピルカッターで5mgのミノタブを更に細かくして飲んでいるというひとも居ます。
しかし、その必要はありません。製薬会社もピルカッターの使用は推奨していません。
・怖いのは分かる。
・・・と、ここまで書いて来て、どうしても触れないで済ませることができないのは、ミノキシジル内服薬そのものの危険性です。
ミノキシジル含有薬は、もともと血圧降下剤として開発されました。
デュタステリド含有薬が元々、前立腺肥大治療薬として開発されたのと似ています。
しかし、発毛剤として使用されたミノキシジル含有薬には、恐ろしい効果も確認されて来ました。
その多くが、心臓を代表とする循環器系の疾患です。心臓がドキドキする・・・といったことにここまで何回か言及し来たのは、このためでした。
なぜ、血圧降下剤として開発されたミノキシジル含有薬が、血圧上昇(心臓ドキドキ・・・)を生じさせてしまうのでしょうか。
その原因は、ミノキシジルが、動脈のみを拡張し、静脈は拡張しないことにある、と言われています。
こういった点について、本記事執筆担当として私バールドは、あまり無責任なことは言わないことにしたいと思います。
ただ、ひとつ言えるのは、「私も初めはものすごく怖かった。しかし、ミノキシジルタブレットを使う利点の方が、その恐怖を上回った」ということです。
それを次回、お話ししたいと思います。
(つづきます。)
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