(「この娘カワイイ」:出典WWE)
こんばんは、ヤマガタです。めでたくIWGPを戴冠し、世界のプロレス市場でも頭ひとつ抜けた感のあるケニーオメガ(Kenny Omega)選手ですが、いよいよ、WWEがじわじわと本格的に獲得に動き出したように見えます。
・キーパーソンはゼイビアウッズだったりする。
(「向かって一番左」出典:Wikipedia)
結構長い(2014年からですか!)WWEのユニットとして、ニューデイ(The New Day)というのがあります。
ラッパ吹いたり、Who?Who?と言ったり、パンケーキ食ったり投げたりします。
上掲画像の3人組なんですが、向かって左から、
ゼイビアウッズ(Xavier Woods)
コーフィキングストン(Kofi Kingston)
ビッグE(Big E)
です。
コーフィは、ひと時代前のWWEではバリバリの中心選手でした(代名詞だったジャンプしてのコークスクリューキックは今トザワ選手が使ってますよね)。
ビッグEも、NXT時代は「無敵の怪物キャラ」でした。
そんな中でゼイビアウッズは、名前の読みにくさ位しか印象の無いイマイチな脇役なのですが、今回、WWEとオメガ選手の接点の役割を果たそうとしているのが、何を隠そう、このゼイビア選手なのです。
・E3というeスポーツの大会で、オメガvs.ゼイビア!!
思い切りハイプするWWE。
しかしこの娘カワイイな・・・。
eスポーツが既に相当な規模になっているということは随所で耳にしますが、その大会のひとつとして、E3というイベントがあります。
Electroric Entertaiment Expoの略で、車のモーターショーみたいな、ゲーム関係の新作展示会だと理解すれば良いでしょう(HPはこちら)。
そのE3で今回、ストリートファイターVを使い、オメガvs.ゼイビアが行われるのです。
それだけではありません。
事態は3on3(スリーオンスリー)の様相を呈してきて、ゼイビア側はもちろんニューデイ、そしてオメガ側はあのヤングバックスを巻き込んで、ストV対決が行われるのです。
注目すべきなのは、これを機にオメガとヤングバックスとのパイプが出来ることに注目したWWE陣営の動向です。
WWEは上掲画像でハイプ(恰も自分たちのイベントであるかのように喧伝)。
「IWGP」の言葉もちゃっかり入れ、オメガ選手を自陣営に取り入れる気まんまんなのです。
・因縁の発端はCEO2016だった。
ガチでマイコントローラー持参のオメガ。
オメガvs.ゼイビアの因縁は、実を言うと今回のE3が初めてではなく、遡ること2016年のCEOという格闘技ゲーム大会での対決が発端になっています(上掲画像)。
CEOというのはトリプルHのことではなくて、Community Effort Orlandoというアメリカのフロリダ州オーランドで開催される格闘技ゲームの大会のことです(HPはこちら)。
そのオメガvs.ゼイビア初対決の動画が上掲画像です。
見てみれば分かりますが、相当いい試合をしていて、笑えます。
・ゲーム対決はどうでもよいのだけれど・・・。
今回E3の対戦に向けて会見する両者。
ほんと、ようやるわ。
もちろんプロレス愛好家としての私たちとしては、E3もCEOも実はどうでも良くて、問題は今回のゲーム対決に上手くWWEが絡んで来たということでしょう。
AJスタイルズの41歳という年齢を考えると、トップ戦線は今後、そんなに長くは任せられないことは明白です。
かと言って、日本人のナカムラ選手がトップになるのは恐らく人種的な問題で不可能でしょう(武藤選手によればWWEで非欧米人がトップになるのはヒールのみとのこと)。
このためWWEが次世代のトップとしてオメガ選手、しかもあのIWGPを獲りオーラも申し分なく、脂がのり切り、イケ面で、もう大変・・・なオメガ選手を獲得しようとするのは明白なのです。
ビンス(マクマホン=WWE社長)を初め、ここがビジネスチャンス!とばかりに動き出しているのは容易に予想できます。
その一端が初めて出たのが、今回のWWEによる、全然関係ないeスポーツ大会へのハイプだと思われるわけでした。
オメガ選手の運命や、いかに!?
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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