こんばんは、みゅじ子です。フランス語は結構、音的にコトバを連発できるのでロックに向いているとも思えるのですけれども、他方でロックに必要なキタナイ音が無いため、たまにズッコケます。
その点、以前紹介した kyo なんかは、よく言葉を選んで曲作りしているという印象です。
さて、今回ご紹介するMatmatahも、フランス語のロックで成功している数少ないバンドのひとつと言えるでしょう。
ボーカルのStan(Tristan Nihouarn)が大学で数学(mathématiques)を専攻していたからMatmatahなんて変な名前(失礼)かと思いましたが、チュニジアの村の名前から取られたバンド名だそうです。
さもありなん、という感じで、ワタシはこのバンドの曲からモロッコあたりをいつも連想していました。
「マトマター」と読むみたいです。トップ画像のアナウンサーさんが、そう発音していました。
・メンバー紹介。
(出典:Wikipedia)
向かって左から、
・Julien Carton(キーボード)。
・Benoît Fournier(ドラム)。
・Tristan Nihouarn(ボーカル)。
・Emmanuel Baroux(ギター)。
・Éric Digaire(ベース)。
1995年結成以来からのメンバーは、ボーカルのStan(Tristan Nihouarn)と、ベースのÉricのみ。
バンド自体は、2008年に一旦解散。2016年に電撃復活しています。
・1曲。
「Le Cerise(サクラ色)」
とにかく歌詞を追いたくなるキャッチーな曲調が彼らの音楽の魅力なのですが、初期はアメリカのハードロックみたいなこともやっていたようです。
Stan(Tristan Nihouarn)の英語が、そういう(アメリカンロックに合う)感じなんですよね。
で、1曲ということで、上掲動画を選ばせていただきました。復活後の2017年のアルバムPlates coutures (完全敗北※)からの1曲です。
(※「battre quelu’un à palates coutures」で「~(quelu’un)を完全に打ち負かす」という意味の熟語に成るのですが、そこから取っているのでしょう。)
バリバリのロックを期待しているひとには、ちょっと期待外れかも知れませんが、この歌謡曲っぽい曲調(昔流行ったザ・イエローモンキーみたいな感じ)が気に入ったなら、Matmatahを聴き続けられると思います。
日本の寿司バーの歌とかもあるので(しかも馬鹿にしているので)、後ほどご紹介できたら、とも思っています。
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それでは、今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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