(出典:Wikipedia)
こんばんは、みゅじ子です。前回に引き続き、ドイツのラッパー、キャスパー(Casper)のご紹介をしたいと思います。
・Hinterlandが個人的にはベスト。
前回お話しした通り、キャスパーには4枚のアルバムがあります。そのうちワタシが一番良いできだと思っているのは3枚目のHinterlandです。
アマゾンの森で暮らしている不思議な女性(アリエル?)の物語、というコンセプトのアルバムで、PVも物語を追っていて面白いです。
・代表的な曲。
1曲目:Im Ascherregen
「灰の雨の中で」
主人公の女性が、まだアマゾンの森林地帯みたいなところで暮らしている場面がPVに成っています。
2曲目:Hinterland
「後背地」
タイトルトラックですね。いい曲です。なぜかキャスパーが、主人公の女性と旅をして、強盗をします。
7曲目:Ariel
「アリエル」
主人公の女性の名前がアリエルなのでしょうか?ここで彼女はなぜかアメリカのニューオリンズに来ています。
10曲目:Jambalaya
ジャンバラヤ
主人公の女性がニューオリンズにやって来たことに関係ある曲のようです。
以上の4曲は素晴らしいですね。
・もちろんイマイチな曲もある。
Hinterland、世界観が大好きなんですけれども、残念ながらイマイチな曲もあります。
3曲目:Alles endet (aber nie die Musik)「すべてが終わる、でも音楽は終わらない。」
→ポップ過ぎて面白くない。
4曲目:Nach der Demo ging’s bergab.「デモはできたのにイマイチ」
→10曲目のJambalayaと同じテイストなのだけど、Jambalayaほど突き抜けてない。
9曲目:La Rue Morgue「モルグ通り」
→キャスパーを聞く人はこういう曲調は望んでいない。
・微妙な曲もある。
あと、微妙な曲もHinterlandには収録されています。
6曲目:Lux Lisbon。
→Tom Smithさんをフィーチャー。でもこの曲調は4枚目のアルバムの表題曲「Lang lebe der Tod」で完成したと言った方が良さそう。
8曲目:Ganz schön okay
→人気者のKraftklubをフィーチャーしていますが、如何にもシングルという感じの曲で、ここだけ浮いています。
・好きな曲だけMP3で手に入れるのが良いみたい。
このように名盤Hinterlandですが、アルバム丸ごと買うべきか・・・と尋ねられたらワタシは首を横に振るでしょう。
というわけで、良いと思う曲だけをAmazonなんかでMP3データとして手に入れるのが賢い選択なようです。
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Hinterlandについては、この辺で良いでしょう。
次回は、キャスパーの歌詞についても少し迫ってみたいと思います。
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
本編は続きます。
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