ヒデオイタミ、205Liveへ!!その2

(出典:WWE)

 

こんばんは、ヤマガタです。すでに日刊スポーツさんなどでも報じられているとおり、ヒデオイタミことKENTA選手の昇格が決定したようです。NXTでは最近ハウスショーばかりでTV収録からはご無沙汰していたヒデオ選手ですが、これで再び彼の雄姿を見ることができそうです!

 

今回は、「昇格」先でヒデオ選手に期待されていることを、ちょっと真面目に考えてみたいと思います。

 

連載第2回目です。

 

あ、タイトルの「【吉報】」は外しました。なんかバカっぽかったんで。

 

 


・昇格ではない。


 

 

 

ヒデオ選手ご本人のあっさり過ぎるツイートにも表されている通り、今回の件は「昇格」より「異動」と理解したほうが正しいでしょう。

 

人事”異動”とかの「異動」です。「キミ、あの部署、行ってくんない?ちょっとウチの社で弱いところで援軍必要なんだわ・・・。」といった感じです。

 

その「弱いところ」こそ、205Liveに他なりません。

 

 


・205Liveとは?


(「ヒデオ・・・きっついから早よ来て」

出典:WWE)

 

 

205Liveについては、トザワ選手についての記事(ごめんなさいスゴイ長いです)でくわしく論じさせていただきました。

 

205Liveは、クルーザーウェイトという中軽量級の選手が集まるデイヴィジョンで、WWEには昔あったんですけれども、2016年に復活しました。

 

正直、盛り上がっていません。

 

再開時からの205Liveの歴史は、こんな風にまとめられます。

 

① クルーザーウェイトクラシックスの選手からメンバーを集め、開始!

→ RAWなどメインブランドの視聴者・観客から「誰だコイツら?」という冷たい反応を受ける。

 

② ヤバいと思ったWWEが、一発逆転を狙ってネヴィル氏を投入!

→ ネヴィル氏は、素で嫌がった後、職場放棄。

 

③ 困ったWWEは、(実はネヴィルと抗争させたかった)えんぞ~投入!

→ 実はえんぞ~は、ビッグキャスが居ないとあんまり面白くなかった。

 

 

専門用語や、知らない登場人物の乱発でお困りかも知れませんが、ざっくり読み流してくだされば結構です。

 

とにかく、205Liveは、WWEの半不採算部門で、SmackdownLiveの後にひっそり始まったり、RAWの途中で突然始まって観客をドン引きさせたりしています・・・。

 

205Liveを初めから終わりまで見るのはキツ過ぎるので、私の場合、WWEネットワークの録画で飛ばして観てしまいます。

 

 


・ヒデオ氏は少し「イイ迷惑」と思っているかも。


(「本音が顔に出てしまったヒデオ氏」

出典:WWE)

 

 

英語圏メディアでは「Call up」という単語が使われるのですが、これが日本語に成ると「昇格」と訳されるようです。

 

しかし、ここまでお話しした通り、今回の「昇格」はそんな華々しいものではありません。

 

ヒデオ選手に課されたこと、それはもっと現実的で、205Liveの立て直しです。

 

「あれが今度来たやり手の課長か・・・!」といった感じです。

 

そのために、WWEはヒデオ選手をたっぷり、ねかせました。熟成の期間です。

 

最近、同じようにしばらく姿を消していたペイジ選手が、復活しました。すごい歓声でした。

 

それと同じような反応が、ヒデオ選手の205Live初登場時には期待されるのです(じゃあ「予告」すんなよ・・・って話なんですが)。

 

海外での反応をザーッと読みましたが「とりあえずえんぞ~秒殺でタイトル奪取」までのストーリーは、みんな期待しているようです。

 

あとは・・・マイク・・・!!

 

英語上手いんだから、ガンガン、リングでマイクして欲しいですね。

 

「Show Me Respect!」で相手にビンタは、もう卒業してもらいたい。

 

いろいろ大変だけど、がんばれヒデオ選手!

 

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