(出典:WWE)
こんばんは、ヤマガタです。すでに日刊スポーツさんなどでも報じられているとおり、ヒデオイタミことKENTA選手の昇格が決定したようです。NXTでは最近ハウスショーばかりでTV収録からはご無沙汰していたヒデオ選手ですが、これで再び彼の雄姿を見ることができそうです!
今回は、「昇格」先でヒデオ選手に期待されていることを、ちょっと真面目に考えてみたいと思います。
連載第2回目です。
あ、タイトルの「【吉報】」は外しました。なんかバカっぽかったんで。
・昇格ではない。
Show Me RESPECT. pic.twitter.com/m0T9IcmPuR
— Hideo Itami / 伊丹英雄 (@HideoItami) 2017年11月22日
ヒデオ選手ご本人のあっさり過ぎるツイートにも表されている通り、今回の件は「昇格」より「異動」と理解したほうが正しいでしょう。
人事”異動”とかの「異動」です。「キミ、あの部署、行ってくんない?ちょっとウチの社で弱いところで援軍必要なんだわ・・・。」といった感じです。
その「弱いところ」こそ、205Liveに他なりません。
・205Liveとは?
(「ヒデオ・・・きっついから早よ来て」
出典:WWE)
205Liveについては、トザワ選手についての記事(ごめんなさいスゴイ長いです)でくわしく論じさせていただきました。
205Liveは、クルーザーウェイトという中軽量級の選手が集まるデイヴィジョンで、WWEには昔あったんですけれども、2016年に復活しました。
正直、盛り上がっていません。
再開時からの205Liveの歴史は、こんな風にまとめられます。
① クルーザーウェイトクラシックスの選手からメンバーを集め、開始!
→ RAWなどメインブランドの視聴者・観客から「誰だコイツら?」という冷たい反応を受ける。
② ヤバいと思ったWWEが、一発逆転を狙ってネヴィル氏を投入!
→ ネヴィル氏は、素で嫌がった後、職場放棄。
③ 困ったWWEは、(実はネヴィルと抗争させたかった)えんぞ~投入!
→ 実はえんぞ~は、ビッグキャスが居ないとあんまり面白くなかった。
専門用語や、知らない登場人物の乱発でお困りかも知れませんが、ざっくり読み流してくだされば結構です。
とにかく、205Liveは、WWEの半不採算部門で、SmackdownLiveの後にひっそり始まったり、RAWの途中で突然始まって観客をドン引きさせたりしています・・・。
205Liveを初めから終わりまで見るのはキツ過ぎるので、私の場合、WWEネットワークの録画で飛ばして観てしまいます。
・ヒデオ氏は少し「イイ迷惑」と思っているかも。
(「本音が顔に出てしまったヒデオ氏」
出典:WWE)
英語圏メディアでは「Call up」という単語が使われるのですが、これが日本語に成ると「昇格」と訳されるようです。
しかし、ここまでお話しした通り、今回の「昇格」はそんな華々しいものではありません。
ヒデオ選手に課されたこと、それはもっと現実的で、205Liveの立て直しです。
「あれが今度来たやり手の課長か・・・!」といった感じです。
そのために、WWEはヒデオ選手をたっぷり、ねかせました。熟成の期間です。
最近、同じようにしばらく姿を消していたペイジ選手が、復活しました。すごい歓声でした。
それと同じような反応が、ヒデオ選手の205Live初登場時には期待されるのです(じゃあ「予告」すんなよ・・・って話なんですが)。
海外での反応をザーッと読みましたが「とりあえずえんぞ~秒殺でタイトル奪取」までのストーリーは、みんな期待しているようです。
あとは・・・マイク・・・!!
英語上手いんだから、ガンガン、リングでマイクして欲しいですね。
「Show Me Respect!」で相手にビンタは、もう卒業してもらいたい。
いろいろ大変だけど、がんばれヒデオ選手!
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