(画像出典:WWE)
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こんにちは、ヤマガタです。
シンスケナカムラ選手のWWE戴冠を、今か今かと待ち焦がれているひとたちが多い中、アキラトザワ選手がクルーザーウェイトの王者に輝いたことを知る人はそんなに多くないかと思います。
知っている人は恐らく、熱心なWWEのファンか、ドラゴンゲートのファンでしょう。
個人的には「快挙」と言って良いと思うのですが、なんか盛り上がらなかったのはなぜでしょうか。
実はそこには今や各方面で「お荷物ディヴィジョン」と囁かれている205 LIVEの問題が内包されているのです。
本連載では、トザワ選手の快挙(です!)と共に、この「お荷物ディヴィジョン」205 LIVEの抱える問題について考えてみたいと思います。
・・・たぶん、長くなると思います。読みたいところから読んで頂ければ・・・という感じです。
・まずはトザワ選手ご紹介。
(画像出典:WWE)
2016年にWWEでクルーザーウェイトクラシックという大会が行われたのですが、そこに飯伏浩太選手やTAJIRI選手と一緒に参加したのが、アキラトザワ選手です。
当時、トザワ選手は「戸澤陽」として、CIMA選手が大黒柱のドラゴンゲートで、活躍していました。
ドラゴンゲートは、メキシコっぽい、スピーディーな軽量選手=ジュニア選手たちの活躍する非常にレベルの高い団体です。(GAORAスポーツでみんな観てるぜ!)
いま「戸澤陽」と書きましたが、実はドラゴンゲートでのトザワ選手のリングネームはコロコロ変わっていたみたいで、売り出し方に相当苦戦した後がうかがわれます。
・・・ただ、きっと本人が一番触れて欲しくないのは、メタボリック・ブラザーズの頃ではないでしょうか。
(ご本人ブログより:クリックで移動します)
びっくりしたわ!・・・ほんまに。
AV男優か!(←それも分からん)
・プロレスリングゲリラでの活躍。
正直、クルーザーウェイトクラシックの話を聞いたとき「トザワ選手がどうして・・・?」と思ったのですが、どうやらトザワ選手は、ドラゴンゲートに所属していながらアメリカのPWG=プロレスリングゲリラに参戦していた時期があったみたいで、そこでアメリカでの知名度を上げていたみたいですね。だから、WWEからお呼びがかかったのだと思います。
プロレスリングゲリラは、いまでもインディー団体ですが、なんとも言えない一体感が魅力で、嘗てクリスジェリコ選手が言っていた(と思う)「プロレスはロックだ!」をうまく体現している団体です。
その雰囲気は上のYouTube動画を見て頂ければ、と思います。
こういうのに一旦ハマったら、WWEなんて絶対みられなくなるだろうな・・・という印象ですね。
WWEでもNXTブランドは、ちょっとノリがこのプロレスリングゲリラというかインディー団体に似ていて・・・う~ん、いつも言ってしまうんですが、タイデリンジャー氏はやっぱりずっとNXTに居て欲しかったなあ・・・。
(輝いてた頃のデリンジャー氏)
ああ、ぜんぜんトザワな終わり方じゃないじゃん。
でも、つづきます。
今回はシリアスな話をするつもりです・・・。
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