やめときゃいいのにトリプレマニア(Triplemanía XXVI)その1:AAAとCMLL。

(出典:AAA

こんばんは、ヤマガタです。WWEもサマースラムが終わり、その前にレッスルマニアも終わったので、これからは各レスラーについて重箱の墨をつつくようなことしかネタがありません。

これを機に、すこし新しいことをやってみたいと思います。

メキシコのプロレスです。

TNA(ImpactWrestling)やROHもありますけど、それはいつでもできるので、やる気があるうちに、まったく知識のなかったメキシコのプロレスについて書いてみたいと思います。

メキシコのプロレスと言えば、つい先日(2018年)8月25日、Triplemanía XXVIというイベントがメキシコで行われました。

「トリプレマニア」と読みます(英語解説だと当然「トリプルマニア」)。

当然、WWEのレッスルマニアを意識した大会ですが、マネしているだけあって非常に大きな大会です。

開催団体はメキシコのAAA(トリプレア)という団体です。

そこから見て行きたいと思います。


・AAA(トリプレア)ってなに?


アントニオペーニャ

(Antonio Peña 1951-2006

出典:Wikipedia)

トリプレア(AAA)の歴史を調べると必ず出てくるのが、上掲画像のアントニオペーニャ(Antonio Peña)という人物です。

こんなたとえするとファンに殴られそうですけれども、全日本プロレスからNOAHを作った三沢光春選手のような人物です。

全日本プロレスにあたるのは、CMLL(Consejo Mundial de Lucha Libre)。世界ルチャリブレ協会・・・というよりも団体です。

ルチャリブレ(Lucha Libre)は、スペイン語でプロレスのことです。字義どおりに訳すと「Free Fight」。まあ「メキシコではプロレスをこう(ルチャリブレと)呼ぶ」とだけ覚えてもらえばよいと思います。

プロレスラーは、このためメキシコでは、ルチャドール(Luchador)と言います。

CMLLは、そのメキシコのルチャリブレ(プロレス)最古の団体で、なんと創設は1933年。

アントニオペーニャ(Antonio Peña)は、そのCMLLで、1974年から1986年までルチャドール(レスラー)として活躍しました。

でも同時に、ブッカーとしての仕事も始め、キャリア後半、おのずと仕事の比重は、そちらにシフトして行きました。


・ロスインゴベルナブレス(デハポン)はCMLL繋がり。


アンドラーデ “シエン” アルマス

(Andrade “Cien” Almas

出典:Wikipedia)

メキシコの話となれば、ロスインゴベルナブレスデハポンなんですけど、私達が無責任に「なんかメキシコっぽいな~」と内藤選手たちを応援している背景には、内藤選手たちとCMLLとのつながりがあります。

内藤哲也選手を、CMLL遠征時期(2015年5月)、ロスインゴベルナブレスに勧誘したのが、いまWWEで昇格し活躍しているアンドラーデ “シエン” アルマス(Andrade “Cien” Almas)です。

・・・ああ、このひと、こう説明されて、やっと興味出て来たわ・・・というのは、私だけではないでしょう。

ガルガノの顔を四角くしただけかと思ってました。


・Juan Herreraとの確執。


Juan Herrera(出典:LuchaWiki)

アントニオペーニャ(Antonio Peña)に話を戻しましょう。

ペーニャはCMLLのキャリア後半、ブッカー(マッチメイクなどを考える人)だったわけですが、その仕事で、上掲写真のJuan Herrera(スペイン語で読み方分かりません)と対立してしまいます。

Juan HerreraはCMLLにおける、もう一人の重要ブッカーでした。

どうやら(上掲写真の灰色感からも分かる通り)Juan Herreraは保守派でCMLLの伝統を守るオールドスタイルのマッチメイクを目指していたみたいですけれども、ペーニャは改革派でもっと若いルチャドールからなる刺激的なマッチメイクをしたかったみたいです。

こうして、まさしくNOAHの箱舟のごとく、ペーニャは王道CMLLを離れ、自分の団体AAA(トリプレア)を旗揚げします。1992年のことだったそうです。


・そんなAAA最大の祭典がトリプレマニア!!


やっと見れる!

(出典:AAA)

・・・と歴史の授業のような話してしまいましたが、以上が、これから一緒に見てもらうトリプレマニア、とくにその主催団体AAAの概要です。

今年のトリプレマニアは、メキシコシティーアリーナ(Mexico City Arena)というキャパ22,300人のところで行われた模様です。

レッスルキングダムを下回りますが(WKは40,000人くらい、WWEのレッスルマニアが80,000人)、上掲画像を見ればわかるとおり、まずまずの観客の入りですね。

ほとんどがメキシコ人のようです。

・・・・・

では、次回から試合を見てみましょう!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m