G1 クライマックス 27 決勝 その1

内藤哲也
画像出典:NJPW

 

 

こんにちは、ヤマガタです!

 

さる2017年8月13日、新日本プロレス真夏の祭典、G1クライマックス決勝戦が両国国技館で行われました。8月11日(金)、8月12日(土)、8月13日(日)、3日間両国国技館満員だったみたいで、プロレス人気の高さがうかがえます。

 

決勝戦は、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(スペイン語: Los Ingobernables de Japón)のカリスマ内藤哲也選手と、クリナーことバレット倶楽部のトップケニーオメガ選手とで、熱い戦い繰り広げられました。

 

海外でも高い評価

レスリングオブザーバーの
デイブメルツァー
画像出典:NJPW

 

 

結果は、ご存知の通り、内藤哲也選手2度目のG1制覇!ということで、来年1.4の東京ドーム大会のメインへの期待がぐんと高まる締め括りでした。

 

レスリングオブザーバーという格闘技系のサイトがアメリカにあり、非常にこの類のマスコミとして有名なんですけれども(上掲画像)、そこでもこのオメガVS内藤戦は、満点5点を超え更に4分の3まで加点される超高評価を得ました。

 

もっと高評価の試合がある

 

画像出典:NJPW

 

しかし、レスリングオブザーバーの主筆で評価担当者でもあるデイブメルツァー氏は、これより高評価の試合を、しかも同じ新日本プロレスリングの試合につけていて、それは、2017年のオカダカズチカ選手とケニーオメガ選手のIWGPヘビー級選手権の試合でした。

 

結果は、1回目が1.4東京ドームでオカダカズチカ選手の勝利、2回目が6.11大阪城ホールで60分時間切れドロー(引き分け)、でした。

 

前者1.4東京ドームの試合に対するレスリングオブザーバーの評価は当時最高の6(満点5プラス+1)でした。

 

しかし後者6.11大阪城ホールの試合に対するレスリングオブザーバーの評価は、更にそれを上回る6と4分の1(満点5プラス1と4分の1)だったのです。

 

 

危険性は?

 

柴田勝頼
出典:NJPW

 

私の見る限り、内藤VSオメガ戦は、オカダVSオメガ戦に劣るものではありませんでした。

 

むしろNumber誌の人気投票で1位を獲得した内藤哲也選手のオーラを考え入れるなら、内藤VSオメガ戦のほうが興奮したというのが本音です。

 

しかし、レスリングオブザーバーは、内藤VSオメガ戦は、オカダVSオメガ戦に劣る評価をつけた理由を、危険だったからと説明しています。

 

確かに、日本のプロレスは、WWEのような海外のプロレスに比べハードヒットをすることで知られています。レスリングオブザーバーも、その真剣さにおいて、日本のプロレスを高く評価しているフシがありました。

 

それでも、今回、あえて危険だったから、とレスリングオブザーバーが警告を発したのは、やはり今問題に成っている新日本プロレスを中心にした重大なケガへの懸念もあったからではないでしょうか。

 

最近では、柴田勝頼選手の硬膜下血腫が、関係者のみならずファンに、プロレスの持つ危険性を意識させずにはいられない出来事でした。

 

本記事では、この点について、G1クライマックス27決勝をレビューしてみたいと思います。

 

(その2につづく)

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