こんばんは、バールドです。
AGA=AndroGenetic Alopecia(男性特有の遺伝的要因で起こる脱毛症)、世間的に「薄毛」、「はげ」と言われている疾患について、記事を書かせて頂いています。
薄毛(AGA)を気にし始めたひとが取るべき対策は、何がベストなのでしょうか。
前回、薄毛(AGA)を気にするひとが誰しも最初に手にするであろう花王のサクセスについて、その効用を説明させて頂きました。
それによると、花王のサクセスは、まだフサ髪のひとの育毛用のおクスリであって、発毛の効果は無いのでした。
では、発毛用のおクスリは存在するのでしょうか。それが、本記事での中心に成ります。
連載第2回目です。
発毛用のクスリはあるのか?
サクセスが育毛用でしかないとすると、薄毛(AGA)でお悩みのひとが、次に問うのは「発毛用のクスリはあるのか?」ということでしょう。
育毛ではなく、発毛の効果があるおクスリは存在するのでしょうか。
結論から言わせてもらえば、あるというのが回答に成ります。
発毛効果のあるおクスリとして、恐らく最も知名度があるのは大正製薬のリアップ(上記画像)でしょう。
これは国内産のおクスリとして発毛薬に認可された初めてもので、しかも2017年時点でもなお唯一のものです(下記画像参照)。
(クリックで該当ページに移動します)
まさしく独走状態のリアップ。
そのリアップの目玉は何と言っても、発毛効果のある成分ミノキシジルの含有です。
これにより、リアップは発毛効果のある薄毛(AGA)対策薬品としてのカッコたる地位を確立しました。
他に、佐藤浩市さんのCMで有名なカロヤンアポジカなどが「医薬品!」という触れ込みで宣伝されることがありますが(下記参照)、あれは「育毛剤としての医薬品」という意味です。
(出典:第一三共ヘルスケア)
「発毛剤」という意味で、カロヤンアポジカは医薬品なのではありません。
リアップは高すぎる
発毛のおクスリとして、日本では独走態勢のリアップ。
しかし、リアップは弱点があります。それは、1本8,000円ちかくし、結構高価だということです。
もちろん、AGAクリニックに通う診察費に比べれば安価に違いありません。しかし出費としては、相当痛手に成るというのが、実際のところではないでしょうか。
成分に注目する:ミノキシジル
(「ミノキシジル」出典:Wikipedia)
リアップは高すぎます。1本8,000円します。使用頻度から言って、これが毎月かかると考えて良いでしょう。
では、お金のあるひとだけが薄毛対策を始められるのでしょうか。
そうでもありません。まずは、発毛効果のある成分に注目してください。
リアップの肝は、ミノキシジル(上掲画像)です。
これを、よーく覚えて欲しいと思います。
こういう観点は普通、私達にはありません。
例えば、頭痛だったとき、頭痛に効く成分を考えるでしょうか。違いますよね。商品名、例えば「バファリン」などで考えるはずです。
しかし薄毛対策に限って言えば、「リアップ」のような商品名で対策を講じようとすると失敗してしまいます。(あくまで出費の面で、という意味です。)
薄毛対策の場合、リアップのような商品名ではなく、発毛効果を持つ成分であるミノキシジルに注目してください。
ミノキシジル、ミノキシジル、ミノキシジル・・・。
よーく覚えてください。これが毎月1本8,000円のリアップを買う費用負担、引いては高額なAGAクリニックに通うことから、薄毛のひとを救ってくれるのです。
次回は、この成分、ミノキシジルを含むおクスリを求めて、海外に目を移すことにします。
つづきます。
追記:フィナステリド、デュタステリド・・・
今回、ミノキシジルという成分が初めて登場しました。
薄毛(AGA)情報で迷うのは、カナ文字が飛び交って混乱するということです。そこで、ミノキシジルとセットで覚えておく言葉を、もう2つ、ここで押さえてしまいましょう。
ひとつは、フィナステリド。これは、抜け毛を抑止する成分で、ミノキシジルの発毛効果と、絶妙のコンビネーションを示す成分です。
しかし、このフィナステリドは、近年、デュタステリドという成分に取って代わられようとしています。この点については、この記事をお読みください。
そしてこのデュタステリドこそ、ミノキシジルとセットで覚えておくべき、もうひとつの成分なのです。
まとめます。
発毛のためには → ミノキシジル。
抜け毛予防のためには → いまは、デュタステリド。むかしは、フィナステリド。
以上です。この3つのカナ用語、ぜひ覚えてくださいね。
それでは。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
本編は、つづきます。
コメント