(「歯が赤いのはマウスピースのせい」
出典:WWE)
こんにちは、ヤマガタです。2017年もそろそろ終わりですね。そんな師走に相応しい企画として、シンスケナカムラ選手の2017年を追っています。恐らくWWEの当初の計画では、2017年中にブレイク=大プッシュが予定されていたナカムラ選手ですが、株主らの果てなき金銭欲が、WWEをして新興国インドに目を向けさせたのでした。こうして、プッシュは変更され、その白羽の矢が立ったのが、ジンダーマハル(Jinder Mahal)選手だったのです。
・Backlash!!
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2017年のWWE最大の事件と言えば、ジ・アーティストことナカムラ選手の昇格だったんではないでしょうか。
・・・・。
しかし、ドルフジグラー vs ナカムラ が大盛り上がりの内に終わった後、メインイベントでランディーオートンを下し、WWE初戴冠という快挙をなし遂げ、目立ちまくったのは実は、ジンダーマハル選手のほうでした。
・とつぜん戴冠!
(「興奮でベルトが逆」
出典:WWE)
バックラッシュのメインイベント。
シンブラザーズの介入をオートン選手がDDTで鎮めた直後、事件は起こりました。
背後からオートン選手に近づいたマハル選手は、カラスをブチ決め、初のWWE戴冠をなし遂げてしまったのです!!
(「素で落ち込む観客(特に右下)」
出典:WWE)
それからというもの、マハル選手は出世街道まっしぐら。
まったく付いてこない観客をよそ眼に、ビッグマーケットのインド侵略という欲望で一丸と成ったWWE上層部の大プッシュのもと、実に2度のWWE戴冠をなし遂げています。
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そして2017年12月9日のインドツアーでは、なんとお偉方のトリプルHと直に肌を合せる(←表現変えろよ)出世ぶり。
ナカムライヤーのはずが、気づいたらマハルイヤーだった・・・そんなWWEの2017年だったと思います。
・実は、出戻り。
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そんなジンダーマハル選手ですが、彼について最近、ギミック上の祖国(※)であるインドでも記事が載りました(上掲画像)。
(※マハル選手は、あんまり大きな声では言えないですけど、実はカナダ出身・・・。そういえばルセフ選手のロシアギミックって、いつ停止になったんですか?)
記事が載ったのは、タイムズオブインディア(Times of India)というインドの新聞です。世界的にすんごい発行部数を誇っているみたいです。
それはされておき、マハル選手の記事ですが、それはなぜかケイン選手が語る形に成っています。これは、実のところ元の記事が、マハル選手というより、ケイン選手へのインタビューをメインにしていたからなんですね。
そのケイン選手ですが、マハル選手についてこんな風に語ったと報じられています。
(2017年11月24日のインタビュー時点では王座はAJスタイルズに移動しているので)前WWE王者で長期政権を築いたジンダーマハルに話が及ぶと、ケイン氏は、そのキャリアを偉大だと評す一方で、他の選手も彼のやり方を見習うべきだと語った。ケイン氏は言う。
「マハルのキャリアは偉大だね。彼は数年前WWEに居たけど解雇されてしまった。でもそれから、レスリング技術も肉体も、本気で改造してカムバックしたんだ。で、WWE王座に輝いたのさ。思うに彼みたいなヤツこそ、WWEの選手全員が手本にしなきゃならないスーパースターなのさ。」
Talking about the former WWE Champion Jinder Mahal, who had a lengthy run, Kane said that Jinder’s is a great story and the way he has clawed back is something others superstars should follow. “His is a great story. He was in the WWE years ago, then left company. And then really improved both in his wrestling and his body and came back and became a world champion. I think a guy like Jinder Mahal is really what every WWE superstar should strive to become,” the Big Red Machine observed.
ケイン氏いわく。「数年前WWEに居たけど解雇されてしまった。でもそれから、レスリング技術も肉体も、本気で改造してカムバックしたんだ。」・・・そう、マハル選手は出戻りなんです。苦労人なんです。
次回は、そんなマハル選手の泣かせる一面をクローズアップすると見せかけて、叩き落してみたいと思います。(←敵つくっても知らんぞ)
それでは。
今回は、ここまでです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
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