(画像出典:lancers, crowdworks)
ー
こんにちは、伊田です。
クラウドソーシング企業の代表である、ランサーズとクラウドワークスについて記事を書かせて頂いてます。
連載ですが各回で話がまとまっていますので、ご自由な所からお読みください。
連載第2回目です。
・クラウドソーシング企業もどきは他にもある。
(画像出典:CROWD)
前回、クラウドソーシング企業を次のように定義しました。
クラウドソーシング企業の定義:
① ある企業が、パソコンを使って電子的に提出できるような仕事をしてくれるひとをインターネット上で募集し、
② その仕事をしてくれたひとには、対価としてお金が支払われる、
この①と②の仲介をする企業のこと。
この定義が当てはまることをやっている仲介企業は、ランサーズやクラウドワークスの他にもあります。
げん玉というポイントサイトのやっているCROWD(上掲画像)、いまはCroco株式会社と関係があるShinobiライティング、Moppyというポイントサイト・・・などなど。
これらの仲介企業に話が及ぶと幾分、話が過去形に成ってしまいます。
実際、これら、げん玉のCROWD、Shinobiライティング、Moppyと仲介企業の運営するサイトのライティング案件は、2017年に至り完全に廃れています。
ライター達は皆、ランサーズとクラウドワークスに流れて行ってしまったのです。
・その他のクラウドソーシング企業が消えて行ったわけ。
(画像出典:croco株式会社)
前回、ランサーズやクラウドワークスに少し批判的なことを書いてしまいましたが、上に挙げたクラウドソーシング企業もどきに比べれば、ランサーズやクラウドワークスは、数倍優良です。
シロもシロ、どホワイトと言っても良いでしょう。
では、上に挙げたげん玉のCROWD、Shinobiライティング、Moppyなど、その他大勢のクラウドソーシング企業(もどき)は一体、何が悪かったのでしょうか。
ひと言で言えば、しょせんお小遣いサイトであったことでしょう。
お小遣いサイトをご存知でしょうか。ポイントサイトとも呼ばれるもので、なんかネットで申し込みとか口コミを書いたりして小銭を手に入れる、という子供だましみたいなこと(失礼)をさせるサイトです。
こういったサイトに熱中している方には申し訳ないですが、大のオトナがすることではありません。
・・・でも、たまにやっちゃいますよね。
そこに更に落とし穴が待っているのです。
げん玉のCROWD、Shinobiライティング、Moppyなどのクラウドソーシング企業もどきは、平気で、作業を却下するのです。
こういった却下は、口コミや簡単な説明文を書くというライティングの案件で非常に高確率で起こります。
ライティングの案件は、けっこう時間が掛かります。30分くらいを見て作業するヒトが多いでしょう。
その30分の作業を、一気に水の泡にする。それが却下です。
要するにヒトに作業させといて「お金は払いません」。これが却下です。
この却下が、げん玉のCROWD、Shinobiライティング、Moppyなどのクラウドソーシング企業もどきでは、何回も何回も起こります。
他方、たとえ承認されたとしても得られるのは、スズメの涙。
お小遣いサイトだから当然なのです。
そりゃ、ヒトが離れるわな。
・或る意味、ブラックではない。
(画像出典:lancers, crowdworks)
げん玉のCROWD、Shinobiライティング、Moppyなどのクラウドソーシング企業もどきと比べるなら、ランサーズとクラウドワークスは数段優良です。
まず案件が豊富。そして発注企業の顔が分かる。さらに(ほとんど効果が無いけれども)それなりに発注企業にクレームが付けられる。
ランサーズとクラウドワークスは、仲介企業に徹しているわけです。
それに対して、げん玉のCROWD、Shinobiライティング、Moppyなどのクラウドソーシング企業もどきは、どうしても発注企業よりで手を組んでライターを批評するような「上から目線」がありました。
まさにそこに、それらクラウドソーシング企業「もどき」が転落して行った原因があったのではないでしょうか。
彼らのサイトを訪れてみてください。いまや、閑古鳥が鳴いています。
こういった「もどき企業」とは違い、ランサーズとクラウドワークスでは、我々はプロの仕事の仲介しているんだという対応をしてくれます。
比較対象をしてみる分かるとおり、クラウドソーシングの業界内では、この2社(ランサーズとクラウドワークス)はズバ抜けて優良なのです。
では、私達は手放しで喜んでよいものなのでしょうか。
そうとも言えない、というのが本連載の趣旨でもあります。
ただ、今回はここで一旦、話を閉じさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m
本編は、つづきます。
―
コメント