インターネット上の著作権問題。その1

 

初めまして、伊田(いだ:仮名)と申します。このたび、ニュースオールズでIT(インフォメーションテクノロジー)全般についての記事を担当することに成りました。

 

何卒、ご愛好よろしくお願いいたします。

 

さて、ITといえども非常に広範な分野を含むものですが、初めに私が扱いたいのは、インターネット上での情報や娯楽のやり取りが活発化するにつれて問題として急浮上して来ている著作権の問題です。

 


・何が問題に成っているの?


(画像出典:Free Download Web)

 

インターネットの普及に伴い浮上して来た著作権上の問題とは、単純に言ってしまえばコピペの問題です。

 

例えば、みなさんがブログを書いていたとしますよね。その時、情報が欲しいと思ったら当然、ネット上を検索します。すると或るサイトに合の良い解説が見つかったりします。

 

その時、どうしますか?そのサイトの紹介をして、リンクを貼る?・・・違いますよね、ほとんどのひとが、それをコピペしてしまうんです。

 

あるいは、ブログに適当な画像が欲しい場合、わざわざ自分でイチから画像を作る人など居ません。ネット上から画像を引っ張って来るのです。これも慣れればコピペで一発です。

 

ネット上の著作権問題として問題に成っているのは、こういったコピペ行為に他なりません。

 


・法律はカバーし切れていない。


(画像出典:freedesignfile.com)

 

このネット上の著作権問題についてですが、現行の法律(※)ではカバーし切れていない、というのが私の印象です。

 

(※本記事では、慣用表現として「法律」と「」という言葉を使います。)

 

あるいは、言い過ぎを承知で言えば、法律自体が実に曖昧な所を含んでいるため、一般人には理解できないところを含んでいる、という欠点も指摘できます。

 

理解できない」というのは少し語弊があります。「理解できないようになっている」と言った方が的を得ていると言えるでしょう。

 

その結果、私達の生活に関わる法、社会正義と言われるものを形成する法は、弁護士、裁判官、検察官といった限られた人々による内輪的な「理解」に独占される形になってしまっているのです。

 

インターネットの著作権問題を調べれば調べるほど、そういった既得権益的な仕組み、(これも言い過ぎですが)非民主主義的なあり方が浮き彫りに成って来るのも確かです。

 

本連載で、インターネット上の著作権の問題を扱うことにより、そういった社会認識も皆さんと共有出来たら、と思う次第です。

 

別に反動派の扇動記事ではないので、そこは何卒、誤解なさらないでください。

 

では、本編は続きます。

 

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