アスカを叩いてはいけない。その5

(「今回はエマの話だけど・・・」
出典:WWE)
 

こんばんは、ヤマガタです。日本のマット界では「華名(カナ)」、WWEでは「ASUKA」で活躍しているアスカ選手が、ついにNXTから昇格し、2017年10月22日、RAWブランドのTLC(テーブルラダーチェアー)大会でデヴューしました。

 

実のところ、アスカ選手は結構小柄で、身長160cmしかありません(体重は非公開←よけいなこと言わんでいい)。

 

平均的な日本女性に比べたら、アスカ選手の160cmは、じゅうぶん身長高い部類に入るのですけれども(ちなみにカイリセイン選手は155cm)、なんといっても外人選手の中に紛れると、ちっちゃく見えてしまいます。

 

では、アスカ選手の見栄えをよくするために、ちっちゃい選手を相手にすれば良いのか、というとそうでもなくて・・・その、あの・・・す、スタイルが良い選手を相手にするのが最も良いと考えられています。

 

・・・すみません・・・これ以上は、とても私の口からは・・・いや、なんか分からないですけど、急に震えが止まらなく成って来ました・・・。

 

(小休止)

 

WWEでは、アスカ選手に似た感じの選手として、エンバームーン(Ember Moon)というかなりカッコイイ選手がいます(↓下記画像)。

 

(「アサシンなムーン選手」

出典:WWE)

 

ただ、エンバームーン選手、かっこいいのですけれども、体形が、かなりアスカ選手に似ていて・・・その・・・(また手の震えが止まらなくなってきた・・・)。

 

要するに、ブロードウェイばりの見栄えのよさを追求するWWEとしては、とにかくアスカ選手のデヴューを、最高にかっこいい形にしたかったわけです。

 

そこで白羽の矢が立てられたのが、アスカ選手とほとんど身長が同じエマ(Emma)選手でした。

 

しかし、呪いか何かをかけられたように、エマ選手は、アスカ選手のデヴュー戦直後にWWEを解雇に成ってしまいました。

 

今回は、そんなお話しです。

 

連載第5回目です。

 

 


・エマ(Emma)選手とは?


(「たぶんもう消されてる」出典:WWE)

 

日本語版のWWEのホームページにある、エマ選手の説明文は、こんな感じです。

 

NXTでデビューを飾ったエマは、その陽気な性格と個性的なダンスでファンの心のみならずサンティーノ・マレラのハートもつかんだ。
やがて彼女はNXT女子王座戦線に参入、NXT特番「アライバル」でのペイジとの王座戦はいまも名勝負に数えられている。
しかし、その後のエマはそれまでの自分のキャリアを否定するかのように、ギラついた雰囲気へとイメージを一新、WWEに活躍の場を移した。
エマは女子部門の頂点に立つまで前進を止めないだろう。

 

サンティーノ・マレラ!!

 

うっわ、なつかしー!!・・・覚えてますか?

 

(「サンティーノマレラ氏」

特大バージョン

出典:Wikipedia)

 

あの毒ヘビのポーズでスタスタ行って攻撃する選手ですよね!

 

で、すぐ負けるんですよね!!

 

え?盛り上がってるのオレだけ?

 

 


・個性的なダンス・・・。


(「個性的なダンス」出典:WWE)

 

ただ、エマ選手と言って思い出されるのは、この(上掲画像↑)ダンスです。

 

ああ、確かにサンティーノマレラ入っていると言えば、入ってるわ・・・。

 

上掲画像みたいに、エマ選手、登場当初は、ベイリー的なノリのベビーフェイスでした。

 

 

(参考「ベイリー選手」:WWE)

 

 

エマ選手は、サンティーノマレラ風のヘビみたいにした手を突き出すダンスで、来場中の皆さんを、すみずみまでムカつかせていた楽しませていたのです。

 

エマ選手の入場曲は「♪ぷ~ぷっぷ、ぷっぷぷっぷ・・・」というムカつくコミカルな出だしが最後まであったのですけれども、それは、以上のような初登場時の経緯があったんですね。

 

 


・でも、ヒールターン。


(「(曲に合わせて)イ″ヤ″ッ!!

出典:WWE)

 

その後、エマ選手は、あっさりとヒールターンします。で、この(上掲画像↑)登場シーンみたいに「おっしゃー!!」と登場するように成りました。

 

登場シーンでAJスタイルズよろしくわけのわからんこといろいろしゃべる芸風も身につけました。

 

そんなに悪くなかったと思います。悪くはなかった。ただ・・・

 

 

(「20代です」出典:WWE)

 

 

・・・ヒール仕様のメイクだと、老け顔になっちゃうんですよね。

 

だったら、たむけんみたいなグラサン、ゴーグルにして試合中ずっとしてれば良かったのに。

 

 


・エマリーナで失敗。


(「クラブのレギュラークラス」

出典:WWE)

 

WWEの上層部も、このこと、つまりエマ選手のヒールターンが彼女の良いところを台無しにしていることに、しっかり気づいていて、彼女に再びベビーフェイスに戻るように勧めました。

 

それが、たった1回の登場しかなかったと業界を騒然とさせたエマリーナ(上掲画像)です。

 

・・・確かに、ぜんぜん良いですね。銀座の会員制クラブ抜擢ですね。

 

でも、エマ選手、このエマリーナ役を演じ切れない、とWWEの上層部に判断されたみたいです。何せ、ブロードウェイ並みの水準を要求する団体ですから、認められないものは認められないんです。

 

それが、エマ選手の突然の解雇の原因だったみたいです。

 

・・・

 

う~ん、確かにこんな団体、居たらストレス溜まるわな。

 

「一時期だけWWEに所属し、そのキャリアを利用して他団体でのびのび活動する」というトレンドが、WWEに最近、広がって来ているように見えます。

 

近因には、いま新日本プロレスにも盛んに参戦しているコーディ選手の脱退が記憶に新しいです。

 

でも遠因には、やはりCMパンクだと言いたい私は、ミーハーでしょうか。

 

ツイッターで必死に自己ブランドのプロテインを宣伝しているライバック選手も、見逃せません。

 

みんないろいろ大変だ・・・。

 

とりあえず、今回はここまでにしましょう。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。m(_ _)m

 

本編は続きます。

 

タイトルとURLをコピーしました