キャピキシルって、どうなったの? その1

(画像出典:恵那山ねっと)

こんにちは、バールドです。キャピキシルと聞いて発毛成分だと理解する人は少なくなったのではないでしょうか。一時期、ミノキシジルに取って代わる勢いで登場したのがキャピキシルだったのです。

だった」と言ってしまうのは、その後、鳴かず飛ばずですっかり話題性が薄れて行ったのも事実だからです。現在、玉座に返り咲いた(というより陥落しなかった)ミノキシジルは、続々新製品を世に送り出しています。私達のサイト「ニュースオールズ」でも、ポラリスシリーズと、その後継であるフォリックスシリーズ、そしてミノキシジルタブレットなどをご紹介させて頂きました。

キャピキシルはどうなったのでしょうか。その足跡を辿ってみたいと思います。


・そのそもキャピキシルとは?


(「赤ツメクサ」画像出典:恵那山ねっと)

キャピキシルなる成分が鳴り物入りで登場したのは2014年ごろだったと記憶しています。カナダの化粧品会社ルーカスマイヤーコスメティクス社(LUCAS MEYER COSMETICS)が開発し、商標登録しました。なので厳密には「キャピキシル™」です。ルーカスマイヤーコスメティクス社のホームページは、ここです。

キャピキシル™は、赤ツメクサ(red clover―上記画像)から抽出された、ビオカニンAという成分を豊富に含むエキスと、生体模倣シグナルペプチド(biomimetic signal peptide)を合成したものだと言われています。

生体模倣シグナルペプチドbiomimetic signal peptide」なんて言われても分からないでしょうから説明させても頂くと、それはまず、天然のありがたい生命の仕組みを模倣した(=生態模倣)アミノ酸連結構造(シグナルペプチド)とでも理解できます。

タンパク質を分解すると、アミノ酸に成るのでしたが、比較的少数のアミノ酸の結合のことをペプチドと呼ぶのでした。

タンパク質(その小規模単位としてのアミノ酸)はカラダの中で信号役を果たして大活躍するのですけれども(例えば男性ホルモンや酵素なんかもタンパク質の一種です)、シグナルペプチドは、その信号役に近い意味で「シグナル」と呼ばれているのです。

結局、この生体模倣シグナルペプチド(biomimetic signal peptide)の正体は、アセチルテトラペプチド3(Acetyl Tetrapeptide-3)だと説明されています。

ずいぶん込み入ったことを言ってしまったので、まとめさせてもらいます。①赤ツメクサ天然由来成分②人工合成成分アセチルテトラペプチド3を合体させたのが、キャピキシル™です。

①赤ツメクサの天然成分

+ ②人工タンパク質もどき

= キャピキシル™  

By  ルーカスマイヤー社、というわけです。

つづきます。