試合が後半にさしかかるころ、
ザックセイバーJr.による
右足への低空ドロップキックで、
ガラリと内藤の雰囲気が変わる。
(出典:NJPW)
こんにちは、ヤマガタです。
新日本プロレスが以下のように発表しました。
2021.9.21
【お詫びとお知らせ】内藤哲也選手が、左膝内側側副靭帯損傷・半月板損傷で負傷欠場。『G1 CLIMAX 31』は全戦欠場となります。
・内藤哲也の爆弾は右前十字靱帯
今回、内藤が負傷したのは、
この四角で囲まれている
内側側副靭帯(ただし左足)。
あと半月板
(この図の中央にある関節隙間部分のレコード状の骨)。
爆弾は、前十字靱帯(右足)。
ともに膝関節の
結合組織(筋肉ではない)。
(出典:関節ライフ)
内藤哲也・・・膝にサポーターぐるぐる巻きですよね。
爆弾は、右前十字靭帯で、以下の歴史があるみたいです(Wikipedia日本語:内藤哲也)。
2002年 高校3年の夏に最後の大会を終えてサッカー部を引退した後、2000年9月にアニマル浜口トレーニングジムに通い始める。プロレスラー志望者のためのプロコースを選択してトレーニングを開始し、高校卒業後もアルバイトをしながらジムに通い続け、スパーリング技術を身につけていった。「そろそろ新日本の入門テストを受けよう」と思い始めた矢先、2002年にジムでのスパーリング中に右膝前十字靭帯断裂、全治9か月の重傷を負い、同年の入門テスト受験を断念する。
・
2012年 8月7日、仙台サンプラザホール大会にてG1公式リーグ戦のルーシュ戦でジャーマン・スープレックスを着地した際に古傷の右膝靭帯を痛めてしまい、試合に敗れた内藤は担架で運ばれた。
・
2012年 右膝を負傷してからも試合には出場し続けたが本調子には程遠く、10月8日、KING OF PRO-WRESTLINGにて対戦した高橋(=裕二郎)にレフェリーストップ負けを喫すると、試合後に高橋(=裕二郎)から右膝を椅子で殴打され戦線離脱し長期欠場となった。
ルーシュと、スープレックスの着地、ってのが鮮烈ですね。
有名な、裕二郎からの裏切りは、離脱のためのアングルだったんですね。
日刊スポーツには、こんな風に書かれています↓
内藤哲也、手術で21日の大会欠場
[2012年10月9日19時59分]・
新日本は9日、内藤哲也(30)が右前十字靱帯(じんたい)断裂の手術により、21日に東京・後楽園大会で開幕の次期シリーズ・ロード・ツー・パワーストラッグルを欠場すると発表した。復帰は未定。
きっちり、裕二郎(裕次郎ともに可)仕事しました、ってことか。
・ザックセイバーJr.のせい?
ただ、まあ、膝で関節じゃないですか・・・
G1 Climaxで対戦した、ザックセイバーJr.のせいじゃないか、ってのが少なからず疑惑としてのこっています。
ただ・・・
✔ 古傷爆弾の右ヒザではなく、左ヒザ。
・
✔ ザックの左ヒザ攻撃は、靭帯(ならびに半月板)損傷させるようなものだったか?
この二点から、ザック戦、みてみましょう。
・ザックのせいだが、そういう選手なので・・・
この返しのデスティーノのところの着地
で左足ヒザを痛めたもよう。
試合をみてみるとわかりますが↓こんな感じです。
① 半分ザックセイバーJr.が悪いのは否めない。
↓
② トップ画像の低空ドロップキックから、内藤は古傷の右ヒザを気にし始めるのだが、それに対するザックセイバーJr.の攻撃が情け容赦なさすぎる(右ヒザをジャンプして両足で踏みつけたりしている)。
↓
③ 右ヒザをかばうあまり、内藤は、ディスティーノの着地で左足を負傷してしまった(上掲画像)。
↓
④ ただ、①~③はプロレスの試合として想定内といえば、そこまで。結局、内藤は最後、ザックセイバーJr.のサブミッションにしっかり”協力”して手足を預けている。
・・・・という次第でした。
試合は、ザックセイバーJr.がサブミッションで、内藤哲也からタップアウトを奪っています。
試合そのものは、2021/9/18, G1climax31初日に行われました。
27分ほどの長期戦で、のこり3分しかありませんでした。
・・・・・・
それでは、今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m