ポラリスNR11の後継商品は、フォリックスFR12 !! 

こんばんは。バールドです。

 

ポラリスNR11が最近、購入できなくなったという話を最近、よく耳にするように成りました。

 

どうやら、その話は本当のようで、ポラリスNR11の後継商品としてフォリックスFR12という製品が登場するようです。

 

本記事では、このNR11からFR12への世代交代について、すこしお話ししたいと思います。

 

 


・個人輸入代行ではNR11を止める方針らしい。


 

 

ポラリスシリーズは、ミノキシジル外用薬として一時期、飛ぶ鳥を落とす勢いがありました。いまでもそのことにほぼ変わりはありません。初期製品であるNR7までもが、リバイバルされ根強いファンに支えられています。

 

そのポラリスシリーズの頂点に立つのが、NR11でした。いろいろ特徴がありますが、その最大の長所は使用感で、ミノキシジル外用薬独特のベタツキ、パリパリ感を最小限にまで押さえたところにあります。

 

いまでも愛好者は多く、続けて使いたい!というひとは、かなり多く居られると思います。しかし、ポラリスシリーズを手に入れる唯一のチャンネルであった個人輸入代行業者さんは、或る時から次のようなコメントを、NR11のページに出すように成ったのです。

 


ポラリスNR11は今後、安定した供給が難しくなった事情から、取り扱いを中止させていただくことに成りました。今後は、改良品にあたる新商品FR12の入荷を、10月上旬頃から予定しております。ご迷惑をお掛けして、大変申し訳ありません。(文章一部改変済み)

 

手っ取り早く言ってしまえば、NR11さん、サヨウナラ、ということです…。

 

 


・新たなヒーローFR12



 

こうして、NR11を調達する道が閉ざされたわけですが、それはあまり悲観することではありません生産会社のほうがNR11より良い商品の製造に舵(かじ)を切ったということで、消費者として私達は、その舵取りについて行けば良いだけだと思います。

 

では、その切られた舵の先に何があるのかというと、それがフォリックスFR12(上記画像)なる商品なのです。

 

 


・FR12は、容器がスゴイ。


 

パッと見、目につくのは、ポラリスシリーズと比べて容器の形態が変わった、ということです。従来のポラリスシリーズは、上記画像のように安物のスプレーみたいなものを容器の上に付けて、スプレーもどきとして使用する製品でした。

 

多くのポラリス利用者は、この安っぽさに不満を抱いていました。でも、リアップみたいな日本製のミノキシジル製品に比べて安価だからいいか、というところで納得してたのです。

 

しかし、ポラリスの後継製品フォリックスFR12は違います。ボトルとスプレーが自然に一体化しているのです。

 

 


・中身はどうなのか?



では、肝心の中身はどうなのでしょうか。ポラリスNR11とフォリックスFR12を比べてみたいと思います。

 

 


① ミノキシジル。


まずは、ともあれコレだと思います。発毛製品としてのポラリスシリーズは、これを武器に売り上げて来たのです。

 

ポラリスNR11の場合、ミノキシジル硫酸塩12%でした。濃度自体は先行商品ポラリスNR10の16%に劣りますが、硫酸塩という新しいタイプのミノキシジルを投入したところに新しみがあったのです。

 

この硫酸塩はミノキシジルの効果をサポートする役割を果たしていた、と言われています(「頭頂部の頭皮毛包の成長を助け、毛包サイズを拡大する」-ポラリスリサーチ社ホームページより)。

 

これに対し、フォリックスFR12はというとミノキシジル硫酸塩 12%…同じです。

 

 


②…じゃあ、何が違うの?


正直、ポラリスシリーズを購入する諸氏のほとんどが、ミノキシジルの濃度にしか目を向けてないと思います。

 

ほかの成分ではぐらかされるのは日本製の育毛製品で散々な目にあわされているからです。

 

その肝心のミノキシジル成分で、フォリックスFR12とポラリスNR11は、まったく変わりませんじゃあ、何が違うの(怒)?

 

成分的に対照して行くと、フォリックスFR12に新たに配合されているのは、アデノシンFollicusan®(フォリックサン)という成分です。

 

それぞれ説明を読んでみましょう。

 


③ アデノシンの説明。



アデノシンは、血行を促進することで抜け毛を予防し、発毛促進因子を産生することで発毛を促す成分です。髪の退行期への移行が遅延され、成長期が延長されることで、発毛効果が期待できます。(個人輸入代行業者ホームページより。文章一部改変済。)

 

でも、アデノシンって普通、高校生物とかで出て来るATP(アデノシン三リン酸)とかADP(アデノシン二リン酸)の一部ですよね。

 

要は、アデニンにリボースがくっついたものなんですけれども…。あんまり髪には関係ないような……。

 

 


④  Follicusan®(フォリックサン)の説明。


なぜ、こんな面白い表記しているのかというと、CLR というドイツの会社が商標登録をしているクスリだからだそうです。

 

®はトレードマークの意味です。肝心の効用ですが、こんな風に説明されています。

 


毛乳頭細胞を刺激することで毛包を活性化し、脱毛を抑制する成分です。髪の毛の密度と厚さを改善する効果が期待できます。(個人輸入代行業者ホームページより。文章一部改変済。)

 

…ただ、どうしても批判的に成ってしまうのは、この手の説明は本当に何度も見て来たからでしょう。

 

やはり、コアにあるのはミノキシジルです。これをどう変えるのか、それしかフォリックスFR12に望むところは無いのです。

 

 


・暫定的結論。


以上、見て来たことから暫定的(ざんていてき)ですが結論させてもらうと、新製品フォリックスFR12ポラリスNR11は、基本的に変わりありません。

 

会社組織の再編成とか、商品のリニューアル願望だとか、そういう外部要因でポラリスNR11の生産が取りやめになり、フォリックスFR12が新たに登場する、というのが実情でしょう。

 

実際、フォリックスFR12は、従来ポラリスシリーズを生産して来たポラリスリサーチ社から、サファイアヘルス社(Sapphire Healthcare)という会社に生産元が変わっています。

 

サファイアヘルス社(Sapphire Healthcare)とは何者か…?

 

この問いも大切ですが、私達消費者としては、発毛の効果を、ミノキシジル成分の変化とともに厳しい目で使用・評価して行くべきでしょう。

 

何はともあれ、フォリックスシリーズに期待します。そしてポラリスNR11、ご苦労様でした。

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